シラカシの剪定方法・時期|高さを抑えて病害虫からも守る育て方

2021.9.30

シラカシの剪定方法・時期|高さを抑えて病害虫からも守る育て方

シラカシは1年中青々とした緑の映える、樫の木の一種です。その黒みがかった幹の色から、別名くろかしとも呼ばれています。公園や街中でも見かけることが多いため、私たちにとってもポピュラーな樹木といえるでしょう。

そんなシラカシを自分で育てようと思った場合、どうしても悩んでしまうことのひとつは『剪定』作業です。剪定をうまくおこなわなければ樹木全体の外観を損なってしまうばかりか、樹木の健康状態にまで影響が出ることも。

この記事では、シラカシの剪定についてはもちろん、育て方や生育のコツまで詳しく解説していきます。正しい剪定の方法を知って、雄大なシラカシの木を作り上げましょう。

正しいシラカシの剪定時期とは

シラカシに限らず、植物や樹木の剪定をする際もっとも重要となる要素に『時期』があります。ここでは、シラカシの剪定に適した時期についてご紹介していきます。

シカラシの剪定は1年に1~2回。初夏、秋ごろにおこないましょう。
シラカシは基本、こまめに剪定をしていかなければなりません。しかし、大がかりなシラカシの剪定は基本的に1年に1~2回ほどのペースで取り掛かればよいでしょう。

シラカシは成長力が強い樹木のため、本来はあまり剪定には向いていない真夏や冬に剪定しても比較的影響が少ないとされています。それでも、シラカシを健康に大きく育てたいのであれば、剪定に適した時期を守った方が得策です。

シラカシ剪定の時期は、主に5月~6月の初夏または10月~11月の秋ごろがよいとされています。それぞれ時期によって剪定のテーマが変わるため、簡単に解説しましょう。

5月~7月―強剪定で木全体の骨組みを整える

前者の5月~7月の時期には、比較的大がかりな剪定、『強剪定』をしていきます。

この時期に強剪定をする理由には、「強剪定は樹木へのダメージが大きいため、回復の早い暖かい時期におこなう」というものがあります。同様の理由で、この強剪定はまだ木が整っていない若木のうちはあまりおこなわない方がよいでしょう。

夏前の剪定では、太い枝・細い枝問わず、大がかりに剪定していきます。自由に剪定し、木全体の骨組みを整えていきましょう。

10月~11月―弱った枝を取り除いて樹形を整える

この時期の剪定では太い枝は基本落とさず、枝先や弱った枝、枝が混雑してしまった部分を整理していきましょう。これから寒くなっていく時期、このタイミングで強剪定をしてしまうと、樹勢を弱めてしまうおそれがあります。

あまり深くは切らず、形を整える程度にしておくと有効です。樹木の形は大きく変えず、余分な枝や枯れた枝を排除していく剪定といえますね。

この弱剪定は10月~11月の時期に限らず、真冬や真夏のような極端な時期でなければどの時期にしても大丈夫です。こまめにシラカシの状態をチェックし、必要に応じて弱剪定をしていきましょう。

シラカシの育て方
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正しいシラカシの剪定方法

シラカシの大がかりな剪定は、主に5~7月辺りの暖かい時期におこないます。この大がかりな剪定、いわゆる強剪定は、どのようにすればうまくいくのでしょうか。

シラカシ剪定のポイント

間引き・透かし

シラカシの剪定ではまず、木を広く見るところからはじめましょう。その中で、弱っている枝や無駄にのびてしまっている枝、枯れた枝、のびる方向がおかしい枝を見つけ、根元から切り落としていきます。

切り戻し

切り戻しは、枝を途中で切る剪定です。骨格となる枝や、弱った枝に対して使うことの多い方法ですが、少々難易度が高いという特徴があります。

その理由は、シラカシが切り戻した部分から無数に細い枝をのばしてしまうことがあるためです。そうなってしまうと逆に木のシルエットを崩してしまうため、切り戻しをおこなう際は慎重に取り掛かるようにしましょう。

枝ごとの剪定

ある程度不要な枝を間引いたら、今度は枝ごとの剪定をしていきましょう。
シラカシは幹から枝がのび、さらにその枝からも新たな枝がのびます。1本の枝からのびる枝が多すぎるものがあれば、その中でも弱い枝を3本ほど残して、残った枝を切り落としましょう。


上記のような作業を繰り返して、木全体を透くようにしていきます。樹形をこまめに確認しながら、剪定を続けていきましょう。この際、樹勢の強い木上部をより重点的に剪定するとより効果的です。

また、同様に木は放っておくとどんどん上へのびてしまいます。木の高さを調整するには、木の幹を切って短くするようにしていきましょう。

シラカシの育て方・特徴

ここまではシラカシの剪定について詳しく解説してきました。しかし、そもそもシラカシが健康に成長していなければ剪定をしてもきれいな樹形にはならないでしょう。ここでは、シラカシの特徴や正しい生育方法についてご紹介していきます。

シラカシのサイズ

シラカシは、最大で約20mまで成長することもある大型の樹木です。家庭用のシラカシであればそこまでは大きくなりませんが、それでも3mは超えるものが多いでしょう。

シラカシを植える場所

シラカシは非常に丈夫な木のため、基本的にはどのような環境でも育ってくれます。日陰でも育ちますが、もちろん日向の風通しのいい場所が生育には一番いいでしょう。

しかし、一度植えてしまうともうその場所以外に移植することが困難となってしまうため、植える場所は慎重に決めるようにしてください。

シラカシを植える時期

シラカシは、主に5月ごろに植え付けをします。植え付けの時期は極力、極端な時期を避けるようにしましょう。

シラカシの肥料・水やり

シラカシに対して、肥料を頻繁に与える必要はありません。冬(2月ごろ)に一度、腐葉土などの肥料を根から少し離れた場所に埋めましょう。また、9月ごろに追加で化成肥料を与えるとより効果的です。基本はこの2回で十分です。

また、水やりもそれほどこまめにしなくとも大丈夫です。成長力が高いため、自然に降る雨の水分だけでもしっかり成長します。自分で水やりしても問題はないため、土が乾いていたら水をかけてあげましょう。

シラカシを育てるうえで注意する点

シラカシを育てていく際、注意しておかなければならない点はいくつかあります。注意点もしっかり知って、シラカシの健康を守りましょう。

害虫

シラカシ自体は日当たりや風通しが悪くても成長しますが、そのような環境だと害虫が発生しやすくなってしまいます。シラカシによくつく害虫は、以下のような種類です。

・アブラムシ(クリオオアブラムシ)
・カイガラムシ
・毛虫

など

もしシラカシに害虫が発生してしまった場合は、殺虫剤や熱湯などですぐに駆除をするようにしましょう。

病気

害虫同様、生育環境が悪いと、シラカシが病気になってしまうこともあります。

・すす病
・うどん粉病(紫かび病)

など

すす病は、葉などに黒ずんだ斑点が浮き上がる病気です。またうどん粉病は、葉全体がうっすらと白みがかるという特徴があります。この病気にかかってしまうと生育不良の原因にもなってしまうため、早めの対処を心がけましょう。

これらの症状が出た場合は、まず被害にあった葉を取り除き破棄します。それでも改善しない場合は、それぞれに適した薬剤を散布しましょう。

害虫や病気は、シラカシの剪定やこまめなチェックによって防止できることもあります。定期的にシラカシの木を点検して、長く元気でいてもらいましょう。

シラカシを育てるうえで注意する点
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シラカシの剪定が難しいならプロに頼もう

シラカシは、多少悪い環境にさらされてもよく成長してくれる、頑丈で生命力のある木です。その特徴から育てやすく、枯れにくいことは間違いなくメリットなのですが、そのメリットが逆にデメリットになってしまう場面もあります。

その場面は、“剪定”です。シラカシはすぐに成長するため、比較的剪定の手間も多くなってきます。また、家庭用でも3~5mほどの大きさに成長するため、上部の剪定などにはどうしても危険がともなうでしょう。

家庭でも育てやすい分、シラカシは剪定が大変かつ少々危険というデメリットもあります。「シラカシは育ててみたいけど、剪定や手入れが難しそう……」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

不安のある方には、『剪定を業者に任せる』という選択肢もあります。安全に質のいい作業を求めるのであれば、やはりプロの技術は必須です。

不安がなくなれば、安心してシラカシの生育を楽しむことができるでしょう。剪定の業者は即日対応してくれるところも多いため、まずは一度、相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

シラカシの剪定は基本、年2回おこないます。それぞれ目的が少々異なるため、注意して取り掛かりましょう。また、シラカシは成長が早いため、剪定の時期以外にも軽く樹形を整える程度の作業はしておいた方がいいですね。

しかしこの剪定は、少々難易度が高いものです。また、慣れていない方がすれば時間もかかってしまうでしょう。「安全に剪定がしたい!」「できるだけ早く剪定をしたい!」などの要望は、業者に依頼すれば解決できます。

まずは相談してみるところからはじめてみましょう。その後、依頼を決意した際には『業者の比較』が大切です。複数業者から見積もりを取り、費用を比較できればよりお得に剪定をしてもらえるでしょう。

剪定を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「剪定」をご覧ください。

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