シキミ剪定【いつどうする】まとめ|弱点をカバーする育て方のコツ!

2023.11.20

シキミ剪定【いつどうする】まとめ|弱点をカバーする育て方のコツ!

シキミは、自然に樹形が整うため、こまめな剪定は必要ありません。ただし、定期的な剪定はおこなう必要があります。なぜなら、放置しておくと枝が混み合ってきて、風通しや日当たりが悪くなってしまうからです。その結果、植物に害虫が発生しやすくなったり光合成を十分におこなえなくなったりして、弱ってしまうのです。

ただし、シキミを育てている方の中には、剪定方法がわからないという方も多いでしょう。そこで、このコラムでは、シキミの剪定方法について詳しくご紹介します。ほかにも、シキミの育て方や弱点についてもご説明します。このコラムを読んで、正しい剪定方法や育て方を理解し、シキミを上手に育てましょう。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

シキミの剪定【時期・方法】

シキミは剪定をせずとも樹形は整いやすい木ですが、込み合った部分を剪定したいのであれば、枝がしっかり固まってからがよいといわれています。具体的には、6月以降が適しているといえるでしょう。

シキミの剪定は、「透かし剪定」という方法でおこないましょう。透かし剪定とは、混み合った枝や伸びすぎた枝などの枝を間引く方法です。

透かし剪定を終えたら、必ず枝の処分もおこないましょう。シキミには毒があるからです。シキミの毒について、詳しくは以下からご説明します。

【有毒】シキミの剪定枝は放っておかないで!

シキミには花・葉・茎・根・実・種のすべてに毒があります。誤ってシキミを口にしてしまうと、毒によって嘔吐・下痢・痙攣・意識障害といった症状に襲われるリスクもあるのです。そして、場合によっては死に至ることもあるといわれています。

シキミによる健康被害を避けるためにも、剪定した枝はできるだけ早く処分したほうがよいでしょう。とくに、小さなお子さまやペットを飼っているご家庭では要注意です。小さなお子さまやペットは、口に含んでしまうリスクが高いためです。大切なお子さまやペットを守るためにも、剪定した枝は早めに処分してください。

ここまで、シキミの剪定方法をお伝えしてきました。しかし、「剪定方法がよくわからない」「剪定をおこなう時間がない」といった方もいらっしゃるかもしれません。

自分での剪定が大変な方は、剪定業者に依頼するのがおすすめです。業者は剪定についての知識が豊富で、作業にも慣れているからです。業者に依頼すれば、自分でおこなうよりもスムーズに剪定を終えることができます。

また、剪定業者の中には、剪定した枝の処分をおこなってくれるところもあります。剪定した枝の処分とあわせて、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

生活110番では、シキミの剪定をおこなう業者をご紹介します。料金面が心配な方のために、無料で見積りもおこなっております。もちろん、正式な見積り後からの追加料金もかかりません。剪定でお悩みの方は、ぜひ生活110番までご連絡ください。

シキミ剪定【いつどうする】まとめ|弱点をカバーする育て方のコツ!

シキミの育て方と弱点を知って栽培に生かそう!

ここからは、シキミの育て方についてご紹介します。シキミをより上手に育てるためにも、参考にしてみてください。

水やりは、鉢植えの場合は土が乾いたらおこないましょう。しかし、水を与えすぎると根が腐って枯れてしまうことがあります。そのため、土が乾いたことを確認して与えましょう。

地植えの場合は、雨で十分なので、基本的にはおこなわなくてもよいでしょう。ただし、真夏に乾燥が続くときには水やりをしてください。

また、肥料は冬~春(2月~3月ごろ)に油かすや堆肥などの有機肥料(植物性や動物性の有機物を含む肥料)を与えてください。花後(6月ごろ)にも追加で与えるとよいでしょう。

ここまで、シキミの育て方についてご紹介してきました。より上手に育てるためにはシキミの弱点を知ることも大切です。そこで、以下にシキミの弱点をまとめました。

【弱点1】西日に弱い

シキミは西日に弱く、西日が当たりすぎると株が弱ってしまうといわれています。そのため、西日の当たらない場所で育てるとよいでしょう。

また、シキミを置く場所は直射日光が当たらないかどうかも確認しておきましょう。シキミは乾燥に弱く、強い直射日光も苦手なのです。

もし、直射日光が当たる場所で育てる際は、すだれなどで直射日光をシキミに当てないようにするとよいでしょう。

シキミ剪定【いつどうする】まとめ|弱点をカバーする育て方のコツ!

【弱点2】寒冷地には不向き

シキミは、寒さに弱いという弱点もあります。霜に当たるくらいでは枯れないといわれていますが、地面が凍ってしまう場所では育てることができないようです。そのため、シキミは、寒さの強い場所で育てるのは避けたほうがよいでしょう。

こんな病気・害虫も弱点のひとつ……

シキミは、病気や害虫の被害にあうこともあります。シキミで気をつけたい病気や害虫は、以下のとおりです。

【病気】

・すす病
・こうやく病

【害虫】

・カイガラムシ
・シキミグンバイ

シキミが病気・害虫の被害にあうと、景観が悪くなったりシキミが弱って枯れてしまったりする原因となります。シキミを元気に育てるためには、病気や害虫の被害にあう前に対策をおこなうとよいでしょう。

上記でご説明したような病気・害虫は、風通しが悪い場所に発生することが多いです。そのため、シキミで病気・害虫を予防するためには、剪定で風通しをよくすることが有効です。

ただし、剪定は間違った方法でおこなうと風通しを改善できないおそれがあります。もし、自分での剪定に自信がない方は、業者に依頼して代わりに剪定をおこなってもらうとよいでしょう。

生活110番では、剪定をおこなう業者をご紹介します。シキミの剪定にお悩みの方は、ぜひ生活110番までお問合せください。

おまけ:シキミの不思議な言い伝え

シキミは古来より「死者を悪霊から守る」といわれてきました。その言い伝えは、シキミの特性が理由だといわれています。

従来の日本では、遺体を土に埋める土葬をしていましたが、野生動物に掘り返されてしまうこともありました。しかし、独特の匂いや毒性を持つシキミを植えることで、野生動物に荒らされてしまうこともなくなったようです。シキミは仏事で使われることも多い植物ですが、こうした背景が理由だといえるでしょう。

シキミ剪定【いつどうする】まとめ|弱点をカバーする育て方のコツ!

まとめ

シキミの剪定は、6月以降に「透かし剪定」をおこないましょう。シキミを剪定した後は、剪定枝はできるだけ早く処分してください。

また、シキミを上手に育てるためには、シキミの弱点を知ることも大切です。シキミは西日や寒さ、乾燥に弱いので、置き場所には注意してください。また、乾燥しないよう水やりも適切におこないましょう。

もし、シキミが上手く育たないという方がいれば、とくに重要な剪定作業だけでも業者に依頼することをおすすめします。剪定業者に依頼すれば、知識や経験のあるスタッフが作業してくれるので、剪定の効果がより発揮されるでしょう。

生活110番では、剪定業者をご紹介します。24時間365日お電話に対応しているので、いつでもご相談いただけます。シキミの剪定にお悩みの方は、ぜひ生活110番までご連絡ください。

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