ブラックベリーの剪定・育て方|上手に育てて美味しく食べよう!

2023.11.20

ブラックベリーの剪定・育て方|上手に育てて美味しく食べよう!

ブラックベリーは、6月に実をつけ、7月~8月にかけて熟していきます。一度実をつけたブラックベリーは枯れてしまいますが、翌年に株元から生えてきた枝に実をつけます。ブラックベリーの剪定では、このサイクルを知ることがとても重要です。

ここでは、ブラックベリーの剪定方法を詳しくご説明していきます。ほかにも、美味しいブラックベリーを育てる秘訣や、収穫するときのポイントについてご紹介します。美味しい実を楽しむためにも、この記事で正しい剪定方法を理解してください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

ブラックベリーの剪定【2つの作業】を解説

ブラックベリーの剪定には、「枯れた枝の剪定」と「ひこばえの剪定」の2つの作業があります。ここからは、それぞれの作業について詳しくご説明していきます。

ブラックベリーの剪定・育て方|上手に育てて美味しく食べよう!

【1】枯れた枝の剪定

ブラックベリーの剪定では、枯れた枝を切り落とします。ブラックベリーは、夏から秋にかけて実をつけます。実がついた枝は今後再び実をつけることがなく、枯れてしまうのです。

枯れた枝は、放置すると見栄えも悪くなりますし、日当たりや風通しを悪くする原因となります。日当たりや風通しが悪くなると、光合成が十分にできなくなったり害虫が発生したりして、株が弱って枯れてしまうこともあります。

ブラックベリーを元気に育てるためにも、枯れた枝は根元から切り落としてしまいましょう。なお、枯れた枝の剪定は、落葉時期の12月~2月におこなうとよいでしょう。

【2】ひこばえの剪定

次に、ひこばえの剪定をおこないましょう。ひこばえの剪定では、ひこばえの整理と摘心をおこなう必要があるので、それぞれ分けてご説明します。

ひこばえの整理

ブラックベリーの剪定では、ひこばえも切り落としてしまいましょう。ひこばえとは、株元や地面から生えてくる枝のことです。

ひこばえは翌年に実を実らせる枝ですが、密集しているとひこばえ同士で生長を阻害させてしまいます。そのため、ひこばえを適度に間引くのです。だいたい1株につき、ひこばえを15本程度残すくらいまで切り落としてください。

ひこばえの摘心

ひこばえを整理したら、摘心をおこないましょう。摘心とは、枝の先端を切り落とすことです。摘心をおこなうことで、翌年に収穫する実を増やす効果があるのです。

摘心で実を増やせるのは、摘心をおこなうことで今ある枝のほかに「脇芽(枝の側面に生える小さな枝のこと)」が出るからです。脇芽が出れば、実が実るための枝が増えるので、たくさんの実がなる可能性が高くなるのです。

剪定した枝は癒合剤でケアを!

剪定した枝は、市販されている癒合剤を塗っておきましょう。癒合剤とは、枝の切り口をコーティングするための塗り薬のことです。

癒合剤を塗ることで、傷口から水分・栄養が出ていくことや、雨水や雑菌が入ってくることを防ぐことができます。その結果、植物を健康に育てることができるのです。ちなみに、癒合剤はヘラを使えばムラなく塗りやすくなるため、ぜひ試してみてください。

ここまで、ブラックベリーの剪定方法をご紹介してきましたが、難しそう・大変そうと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

自分での剪定に自信がない方は、剪定業者に依頼するのがおすすめです。剪定業者に依頼すれば、手間をかけずに剪定をおこなってもらうことができます。さらに、経験や知識のあるスタッフが丁寧に作業をおこなってくれるため、剪定の効果を発揮しやすくなるでしょう。

生活110番では、剪定業者をご紹介します。わからないことがあれば、加盟店スタッフが丁寧にご説明いたします。そのため、「初めて業者に依頼するからわからないことだらけ」という方でも、安心してご相談いただけます。ブラックベリーの剪定にお悩みの方は、ぜひ弊社までご連絡ください。

美味しいブラックベリーを育てる秘訣

美味しいブラックベリーを育てるには、育てる環境や育て方も重要です。そこで、ここではブラックベリーを育てる環境や育て方についてご説明していきます。

育てる場所

ブラックベリーは日当たりのよい場所を好みます。そのため、ブラックベリーは、日当たりのよい場所で育てるようにしてください。

ブラックベリーの剪定・育て方|上手に育てて美味しく食べよう!

水やり

地植えの場合は、根付いてからは水やりはしなくてよいでしょう。ただ、真夏で日照りが続くような場合、乾燥しすぎるようであれば、水を与えてください。鉢植えの場合は、土が乾いたら鉢底から水が溢れるまで与えるとよいでしょう。

施肥

鉢植えのブラックベリーは、2月・5月下旬・9月に「有機肥料」を与えてください。有機肥料とは、植物性や動物性の有機物を使った肥料のことで、油かすや魚粉などが当てはまります。肥料を与えることで、新芽や花芽が出やすくなる・実が実りやすくなるなどの効果があります。

地植えの場合は、肥料がなくてもたくさんの実を実らせるため、施肥をおこなう必要はないでしょう。

ブラックベリーを収穫しよう!

収穫するブラックベリーは、黒くて柔らかい実がよいでしょう。ここからは、ブラックベリーを収穫するときのポイントについて、より詳しくご説明します。美味しいブラックベリーを楽しむためにも、以下の内容を参考にしてみてください。

収穫のタイミングは?

ブラックベリーは赤い実が黒く柔らかくなったら熟しているため、収穫することができます。収穫時期の目安は、だいたい7月~8月ごろです。

ちなみにブラックベリーがしっかり熟している場合は手で引っ張るまでもなく、ただ軽く触れるだけで実が落ち、収穫することができます。これが、収穫に適した時期の目安です。はさみを使ってもよいですが、わざわざはさみを使わなければ取れないような場合は、まだ収穫に適した時期ではないといえるでしょう。

ブラックベリーの保存方法

「ブラックベリーは収穫したらすぐに洗う」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ブラックベリーは収穫後は洗わずに冷蔵庫で保存するのがおすすめです。ベリー系の実は洗うと傷みやすく、カビが生えてしまうおそれがあるからです。ただし、ブラックベリーは傷みやすいので、冷蔵庫で保存したとしても収穫してから2日以内に食べるようにしたほうがよいでしょう。

おすすめの味わい方は?

ブラックベリーは、以下のような方法で味わうことができます。

・生のまま
・ジャムにする
・ソースにする
・ジュースにする
・ヨーグルトに入れる

このように、ブラックベリーにはさまざまな楽しみ方があります。美味しいブラックベリーを楽しむためにも、ぜひ試してみてください。

ブラックベリーの剪定・育て方|上手に育てて美味しく食べよう!

まとめ

ブラックベリーの剪定は、枯れた枝を切り、ひこばえの整理と摘心をおこなってください。さらに、枝を切った部分に癒合剤を塗っておきましょう。

ブラックベリーが好む日当たりがよい場所で育ててください。水やりは、鉢植えの場合は土が乾いたらおこない、地植えの場合は真夏以外はしなくてもかまいません。

また、剪定をおこなう自信がない方は、業者に依頼するのもよいでしょう。業者に依頼すれば、失敗するリスクがないため、美味しい実が実る可能性が高いのです。

生活110番では剪定をおこなう業者をご紹介しています。全国に加盟店があるため、都心部以外の方もご利用いただけます。見積りも無料でおこなっているため、まずは料金だけ知りたいという方も、お気軽にご連絡ください。

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