
剪定は、風通しや日当たりを改善し、庭木を元気に育てるために重要な作業です。しかし、「剪定のやり方がよくわからない……」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの記事では、庭木の中でも柚子の剪定の方法や剪定に適した時期についてご紹介していきます。また、剪定業者に依頼するときのポイントや、元気に育てるためのコツについてもご紹介するので、柚子を育てている方は、ぜひ参考にしてみてください。
柚子の剪定をおこなう時期
剪定は、庭木によっておこなうのに適した時期が決まっています。そこで、まずは柚子の剪定をおこなう時期をご紹介していきます。
柚子は、植えてから4年目までは剪定をおこなう必要はありません。4年目までは、柚子の木を育てて実をつきやすくするための期間だからです。
そのため、柚子の剪定は樹形が生長した5年目からおこないましょう。具体的には、実の収穫が終わった3月におこないます。4月になると新芽が出てくるので、誤って切ってしまわないためにも3月中には終わらせておくとよいでしょう。
柚子の剪定をおこなう方法
では、柚子の剪定方法をご紹介します。まずは剪定に必要な道具を揃えましょう。必要な道具はおもに以下の3つです。
・剪定ばさみ
・剪定用のノコギリ
・脚立
剪定をおこなう際は虫が発生したり、枝が身体に向かって落ちてきたりすることもあります。そのため、皮膚を守るために軍手や長袖の上着を着用するとよいでしょう。
それでは、具体的な剪定方法について紹介していきます。ゆずの剪定は間違った方法でおこなうと柚子の生長を妨げてしまうおそれがあるので、以下の内容を理解してから剪定をおこないましょう。
柚子の剪定は、徒長枝(勢いよく上に伸びている枝)の剪定を中心におこないます。徒長枝を放置してしまうと、結果的に枝が混みあってうまく成長することができないおそれがあるからです。
徒長枝によって枝が混みあうと、日が当たらない部分が生まれます。日が当たらない部分は十分に光合成をおこなうことができず、生長しづらくなるのです。
また、樹高が高くなりすぎるおそれもあるので、手入れを楽にするためにも徒長枝を切り落とすことは重要です。柚子の徒長枝は、根元から切るとよいでしょう。
次に、混みあっている枝や内側に向かって伸びている枝も切り落とします。これらの枝もほかの枝に日光が当たることを遮ってしまい、生長を妨げてしまうのです。そのため、混みあった枝や内側に伸びる枝を根元から切り落とし、樹形全体に日光が当たるようにしましょう。
業者に剪定を頼むことも可能
柚子の剪定は、自分でおこなう方法のほかにも、剪定業者に依頼する方法もあります。そこで、ここでは、業者に依頼するメリットや、よりよい業者を選ぶためのコツをご紹介していきます。
「柚子の剪定を自分でおこなえる自信がない」「剪定をおこなう時間がない」という方は、以下の内容を参考にしてみてください。
業者に剪定を依頼するメリット
業者に剪定を依頼する一番のメリットは、正しい方法でおこなってもらうことができることです。
剪定を知識のない素人がおこなうと、切るべきでない枝を切ってしまうなどして、逆に柚子の生長を妨げてしまうことがあります。その点、業者に依頼すれば正しい方法で剪定をしてもらうことができるので、剪定による本来の効果を期待できるのです。
また、業者に依頼することで自分が剪定をする手間を省くこともできます。剪定を自分でおこなうとなると、必要な道具を用意して、手順を確認しながらおこなう必要があります。しかし、業者に依頼すれば、そういった手間をかけずに剪定をしてもらうことが可能です。
よりよい業者を選ぶためのコツ
よりよい業者を選ぶためには、「実績が多いか」「相談がしやすいか」「見積りが無料」といった点に着目するのがおすすめです。
実績が多い業者は、その分多くの剪定を経験しているということなので、技術力が高いといえます。また、実績が多いということは、多くの人から選ばれているということなので、信頼できる業者であるともいえるでしょう。実績の多さは、業者のホームページに記載されていることが多いので、ぜひ確認してみてください。
また、相談しやすい業者を選ぶことで、作業内容や費用に対して抱えている不安や疑問を相談して解決することができます。とくに、はじめて剪定業者を利用する方は、わからないことも多いでしょう。そのため、疑問点や不安を解消して納得したうえで作業をおこなってもらうためにも、相談しやすい業者を選ぶとよいでしょう。
相談しやすい業者を選ぶためには、現地に見積りに来たスタッフに質問をしてみることが有効です。現地スタッフにいくつか質問をし、丁寧に説明してくれる業者を選ぶとよいでしょう。
さらに、費用面に納得して業者を決めるためにも、見積り無料の業者を選ぶことをおすすめします。見積り無料の業者を選ぶことで、費用を気にすることなく多くの業者に見積りを依頼することができます。そのため、多くの業者の中から、自分の予算に合った業者を見つけやすくなるのです。
ここまで、業者に剪定を依頼するメリットや、業者選びのコツをお伝えしてきました。自分に合った業者を見つけるためにも、これらのことを考慮して業者を探してみてください。
柚子を元気に育てるための豆知識
柚子は剪定だけではなく、日頃のお手入れも正しくおこなうことで、元気に育てることができます。ここでは、主なお手入れである水やりや肥料についてご紹介していきます。
水やり
柚子は水を好むので、定期的に水やりをおこなうことが重要です。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底の穴から水が出てくる程度に与えてください。
庭植えの場合は、夏には水を多めに与えましょう。夏は土が乾燥しやすく、柚子が生長する時期だからです。
肥料
肥料は3月、6月、10月の年3回与えるとよいでしょう。春に肥料を与えることで、休眠の後の生長を促すことができます。また、夏や秋は肥料をよく吸収するため、ほかの時期に比べて効果が高まるのです。
柚子に与える肥料は、ゆっくりと効果が現れる緩効性の有機肥料、すぐに効果が現れる即効性の化成肥料がよいです。
まとめ
柚子の剪定は、5年目以降の3月におこないましょう。剪定は、徒長枝や混みあった枝、内側に伸びた枝を根元から切り落とすようにしてください。すると、庭木全体の日当たりが改善され、柚子が元気に育つことができます。
また、柚子を元気に育てるためには、日頃のお手入れを欠かさないことも重要ですので、水やりや施肥も忘れずにおこないましょう。
もし、「自分で剪定をおこなうのが難しそう」「剪定をおこなえる自信がない」という方は、剪定業者に柚子を剪定してもらうのがおすすめです。
業者に依頼することで、経験のあるスタッフが正しい方法で剪定をおこなってもらうことができます。そのため、手間を省くことができ、剪定による高い効果を期待することができます。自分での剪定が難しいようであれば、剪定業者への依頼も検討してみてください。
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