
コニファーは針葉樹の総称であり、日本にもさまざまな種類の木が生息しています。しかし、種類によっては、育て方を間違えるとすぐに枯れてしまうおそれがあります。そのため、急に枯れてきてしまったという方も少なくありません。
枯れたところはすぐにとってしまいたい気持ちはありますが、間違った方法をとると取り返しがつかないこともあります。そのため、しっかりと事前にコニファーが枯れる原因を知っておくことが重要なのです。
目次
コニファーが枯れる原因と対処方法とは
コニファーが枯れるのには、さまざまな原因があります。なにが理由で枯れてしまうのか原因を特定できれば、事前に対処していくことが可能になるのではないでしょうか。
コニファーが置かれている環境
コニファーには湿気に弱い品種があり、通気性が悪いとカビが発生しやすくなります。そうなると木の内側から枯れてしまうことも少なくありません。
また、コニファーの品種によっては室内で育てられるものもあります。しかし、室内で育てるときはエアコンの風に注意が必要です。エアコンなどの風は、コニファーが枯れる原因となってしまいます。
水やりの頻度
コニファーの根は非常に弱く、鉢植えで育てているとき受け皿に残っている水分で枯れることあります。水がたまっていると、鉢植えの中の湿気が抜けず蒸れてしまうので、早めに捨てるようにしましょう。
また、コニファーは基本的に乾燥に強い植物ですが、乾燥をさせすぎるのも枯れる原因になってしまいます。例えば、夏は日差しが強く乾燥しやすい日中の前後、冬は凍結を防ぐために午前中におこなうなど、水やりのタイミングに注意しましょう。
病害虫
コニファーを育てるうえで、ハダニやアブラムシに注意しなければなりません。ハダニは繁殖力が高いため、数があっという間にふえてしまいます。葉の栄養を吸収するため、枯れてしまう原因となるのです。
また、アブラムシはすす病をおこしてしまう害虫です。すす病とは、アブラムシからでる排泄物が原因となり、葉にすすみたいなものがつき光合成ができなくなる病気です。
病害虫の被害にあわないようにするためには、コニファーの通気性をよくしておくことが大切です。葉が密集していると病害虫の発生率が格段にあがってしまうので、定期的に剪定しておくとよいでしょう。
根づまりや植え替えのとき
狭い鉢植えで育てていると根でいっぱいになってしまうこともあります。この状態のことを根づまりといい、放っておくと成長を妨げることになるかもしれません。
根づまりがおきそうになってきたら、広い場所に移してあげてください。植え替える際は、根を傷つけてしまうと次第に枯れることがあるので、慎重におこないましょう。
枯れてしまった部分はお手入れしよう!剪定方法とは
コニファーの枯れる原因となっているのは、枝や葉が密集してしまっていることがあげられます。枝や葉が密集していると、風通しが悪くなってしまいコニファーの内部が枯れてしまう恐れがあります。そのため、枯れこんでしまうまえに剪定をすることが大切です。
コニファーの剪定は、枝や葉を手で摘むことがポイントです。コニファーは、金属製のものが触れただけでも、変色したり枯れてしまうおそれがあります。そのため、金属製のものを使用するのは避けた方がよいでしょう。
また、枝についている葉が残るように剪定していくことも大切です。枝に葉が残らない形で剪定してしまうと、今後葉が伸びてこなくなってしまうおそれがあります。そうならないためにも、枝に葉が残しながら剪定していくと、みばえもよくなりすっきりするのではないでしょうか。
コニファーを枯らさないように正しく育てよう!その育て方を解説
コニファーは、湿気や暑さに弱い品種もあるため、梅雨がある日本にはあわないことが多いのです。また、日本の夏は暑く、台風も多い気候が苦手なため、枯れやすい植物です。しかし、正しい方法で育てれば、コニファーが枯れるリスクを減らすことができるかもしれません。
コニファーは、日当たりのよい場所だけでなく、日陰でも育てることが可能です。注意しないといけないのが、直射日光です。直射日光を長時間浴びると、葉の色が変化したり枯れてしまったりするので、場所選びは注意が必要です。
使用する土は、水はけがよいものが適しているでしょう。先述したとおり、コニファーは湿気が苦手なので、水分がずっと残ってしまうようなことのないようにすることが大切です。
コニファーは、枝や葉が密集してしまうことが多いです。そのため、適度な剪定は大変重要になります。しかし、切りすぎてしまうと枯れてしまうということもあるので気をつけましょう。
まとめ
コニファーを育てているうちに枯れてきたら、原因をつきとめることが重要です。コニファーが枯れる原因は、さまざまです。原因となる問題をしっかりと解決させていけば、枯れるリスクを減らすことができるかもしれません。
しかし、コニファーは剪定するときにも注意しないと枯れてしまうおそれがあります。コニファーを長く楽しむためには業者に依頼することもひとつの方法です。業者だと、知識と経験があるため、コニファーの状況で適切な対応をしてくれるのではないでしょうか。
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