ウメモドキの赤い実を育てよう!栽培・剪定方法を紹介します!

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生活・ウメモドキの赤い実を育てよう!栽培・剪定方法を紹介します!

ウメモドキは、秋ごろになると赤い実をつけます。鮮やかな赤い実は、みているだけでとても癒されますよね。また、野生でも生えているけど、家で栽培するのはむずかしいのではないかと思っていませんか。実は、ウメモドキはとても丈夫で育てやすい植物です。

このコラムでは、ウメモドキの特徴や育て方や剪定のコツも紹介してきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

ウメモドキは鮮やかな赤い実が特徴

鮮やかな赤い実をみていると、とてもきれいで癒されるでしょう。ウメモドキは、赤い実のなる植物が多い「モチノキ科」のひとつです。もともと、本州から九州のあたたかい地域に生息していました。葉や幹の形などが梅の木に似ているため、ウメモドキという名前がつけられたそうです。

ウメモドキの葉は、外側がギザギザしており、表面はうすい毛におおわれています。5~7月になると、うすいピンクや赤色の花を咲かせます。花のサイズは、2~3mmほどで、とても小さいです。

また、赤い実は9月ごろからつきはじめて、11月下旬から枯れた葉を落としていきます。12月ごろには、枝に赤い実だけのこり全体的にスッキリします。そのため、1年通して楽しませてくれる植物といえるでしょう。

また、ウメモドキには、様々な種類があり、なかでも「大納言」という品種が人気です。大納言は、ほかのウメモドキに比べて、実が大きく迫力があります。また、「シロウメモドキ」という品種もあり、花と実の色が白いことが特徴です。

ウメモドキは枯れにくいので育てやすい

ウメモドキは、寒さや暑さどちらにも強いため枯れにくく丈夫です。そのため、育てやすく、手間のかからない植物といわれています。それでは、ウメモドキの詳しい育て方をみていきましょう。

ウメモドキは雌雄異株

ウメモドキには、雄株と雌株があります。雄株の花には、雄しべがあり花粉もついています。また、赤い実をつけるのは雌株だけです。一般的に雌雄異株の植物は、受粉をしないと実がならないそうです。

そのため、ウメモドキは雄株と雌株の両方があると、実がつきやすくなるでしょう。しかし、雌株1本だけでも実がつくものもあるので、栽培するときは確認をおこない購入しましょう。

植え付け・植える場所

ウメモドキは、やや日のあたる日陰を好みます。日があたらないと、実が育たないおそれがあるので注意しましょう。また、ウメモドキは成長すると3mほどになります。そのため、庭などのひろい場所があれば、地植えをおすすめします。

植え付けは、成長が終わった11月ごろまたは、葉が落ちたあとの3月ごろにしましょう。また、時期をあやまってしまうと、成長しにくくなってしまうので注意してください。

水と肥料のあたえ方

根が雨水などから水分を吸い上げるので、水はあげなくても問題ありません。しかし、夏場など暑い時期は土が乾燥するおそれがあるので、様子をみながら水をあげてください。また、肥料はあたえなくても成長していきます。しかし、成長が遅い場合は、花が咲くまえの2月中旬に固形の油カスや骨粉をあたえてもよいでしょう。

油カスや骨粉には、花や実を成長させる養分が含まれています。そのため、肥料をあたえることで、開花や実をつける手助けをしてくれるでしょう。しかし、固形の肥料は株に近づけておくと、栄養を吸収しすぎて植物を枯らせてしまうおそれがあります。そのため、根から離してあたえるようにしましょう。

害虫に注意

ウメモドキは、生命力のある植物です。そのため、病気などにはかかりにくいといわれています。しかし、「カイガラムシ」という害虫には注意しましょう。カイガラムシは、白い3mmほどの害虫です。葉や実の栄養を吸収して植物の生育をさまたげます。また、放置していると、植物を枯らしてしまうおそれがあります。

もしみつけた場合は、ブラシなどをつかってとっていきましょう。また、カイガラムシは湿っている場所を好みます。そのため、風通しのよい場所に植えるなどの対策をしましょう。

ウメモドキは盆栽や生け花でも楽しめる

ウメモドキは赤い実がとても美しく、盆栽や生け花としても楽しむことができます。盆栽にする際は、挿し木をおこない新しく育ててもよいです。挿し木は、実がつくまえの6月ごろにおこないます。

剪定も1年に1回おこない、手入れをすると長くきれいに育ちます。また、外に飾るときはウメモドキの実を、小鳥がついばんでしまうおそれがあるので、注意してみておきましょう。

ウメモドキの生け花は、赤い実をメインに生けていくので、秋の生ける花の中でとても重宝されています。枝も丈夫なので、とても見応えのある生け花になります。ただ、生けるとき実が落ちやすいのでご注意ください。剪定をするときに、切った枝などを廃棄せずに、生け花に使用するのもよいでしょう。

ウメモドキは盆栽や生け花でも楽しめる

ウメモドキを強く剪定するにはコツが必要

バランスよく育っていくので、ウメモドキは剪定の必要はありません。しかし、成長のスピードがはやいため、枝が重なり日差しがあたりにくくなるケースがあります。その場合は、剪定をしていきましょう。

剪定は、成長が終わったあとの12月~3月までにおこなうとよいです。花芽がついたあとに剪定してしまうと、翌年の咲く花の量がへってしまうのでご注意ください。もし、大きくなったウメモドキを小さくしたいときは、強剪定をおこないましょう。強剪定は、重なっている枝を思いっきり切ることで、大きくなりすぎた木を小さくする方法です。

しかし、ウメモドキはあまり深く切ってしまうと、そこから硬く伸び切った枝が生えてしまいます。栄養が伸び切った枝にいきやすくなるので、実のつき方が悪くなってしまうことがあります。そのため、大きくなるまえに伸びて邪魔になる枝先から4~5mm程度切っていくといいでしょう。

まとめ

ウメモドキは、あたたかい地域に生息するモチノキ科のひとつです。ウメモドキは、秋になると赤い実をつけます。鮮やかな赤い実は、とても美しく迫力があります。また、ウメモドキには、様々な種類があり「大納言」と「シロウメモドキ」が人気です。

ウメモドキは、育てやすく手間もかかりません。植えつけする場所は、一日中日があたる場所は避け、適度に日陰になる場所がおすすめです。カイガラムシという害虫がつきやすいので、もしみつけたらブラシなどでとってあげましょう。

また赤い実を観賞用として、盆栽や生け花などでも楽しむことができます。大きくなりすぎた木を小さくしたいときは、強剪定をしましょう。しかし、実のつき方が悪くなってしまうおそれがあるので注意してください。

もし、強剪定を自分自身でおこなうことに不安や抵抗があるときは、業者に相談・依頼してみるのもよいのではないでしょうか。

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