サンシュユの剪定や育て方を覚えて、キレイな花を咲かせてみよう!

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サンシュユの剪定や育て方を覚えて、キレイな花を咲かせてみよう!

サンシュユは春に小さい黄色い花を咲かせ、満開時には庭を鮮やかにしてくれます。秋を迎えると赤い果実を付け、秋らしい景観にもなります。しかし、「花を咲かせるには、どのように剪定をおこなえばいいのか」と悩む方も多くいるでしょう。せっかく育てるのであれば、美しい花を咲かせて欲しいものですよね。

そこで、サンシュユの剪定の仕方や注意したいポイントなどをまとめました。剪定のほかにも、植え方のコツやサンシュユの増やしかたなどもご紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

サンシュユ剪定の基本は伸びすぎた枝を切ること

サンシュユの剪定で特に念入りにおこなうべき作業は、伸びすぎた枝を切ることです。サンシュユの花は、短い枝に付くため、長い枝のままでは花付きが悪くなってしまいます。そのため、長い枝は適度に切断して、形を整えていくとキレイな形状を保つことができるでしょう。

しかし、「長い枝だから全部切った方がいい」というわけではありません。枝分かれしていてなおかつ短い枝がある場合は、根元から切ってしまうと花が付きにくくなってしまうので注意が必要です。枝を切る時期は、芽吹き始めるまえの1~3月か開花し終えた5月に作業をおこないましょう。

すかし剪定や古枝の剪定が必要になることもある

すかし剪定は、枝が多く幹に日光が当たらないときにする剪定方法で、枝を少量にすることによって木の全体に日の光が当たり、成長を促すことができます。

古枝がたくさんあることで風通しが悪くなり、害虫などが紛れ込んで木にダメージを与えてしまうことがある場合には、古枝の剪定で害虫からの被害も防ぐことが可能です。

剪定は形も整えることもできるので作業をして損はありません。サンシュユを剪定して、健やかに育てていきましょう。

すかし剪定のやり方

すかし剪定は、開花後の7~8月の期間におこないましょう。細すぎる枝や、すぐに折れてしまいそうな枝、枯れ木は剪定する対象になります。これらの枝を処理することで、日光を浴びやすくなり、成長しやすい環境を作ることができます。成長しやすい環境であれば、花付きがよくなり次の開花時にはキレイな姿を見せてくれるでしょう。

古枝の剪定のやり方

対象は、花付きが悪くなった枝です。花が付きにくくなってしまった枝は、根元から切る必要があります。根元から切ることで、新しい枝が生えてきて、また美しい花を咲かせてくれるでしょう。枝を切る際は、外側に芽吹いている枝の上を剪定するようにしてください。この剪定方法をすることで、成長している間はキレイに外側に幅を広げ、見栄えのいい形状に整っていくでしょう。

サンシュユの木の枝は、横に伸びていくため、放置してしまうと不格好な形になってしまうことがあります。数年に1回のペースで剪定をおこなうといいでしょう。

剪定以外の育て方のポイントもチェックしておこう

サンシュユは剪定も大切ですが、水や肥料、環境など、それ以外の育て方にも気をつけると、より健やかに木が育ってくれるでしょう。

栽培に向く環境

サンシュユにあった環境を作ることが大切です。土台が整っていなければ、育つものも育たなくなってしまいます。サンシュユの用土は、水はけがよいものがおすすめです。これといった指定の土はないので、一般的に使用されている土であれば健やかに育ってくれるでしょう。

水や肥料のやり方

育てるために必要なのは、栄養です。根付いたものであれば水分を与えなくても問題ないでしょう。しかし、鉢植えで育てているのであれば、生育期や土が乾いたときに水を多く与えてあげましょう。

肥料は1~2月に有機肥料や緩効性肥料を撒きましょう。元気よく成長してほしい気持ちで肥料を与えすぎると、枝の先まで栄養がいき届かなくなってしまうので、与えすぎには注意してください。

病害虫への対策

サンシュユは、病害虫はめったに付くことがないといわれていますが、まれに付いてしまうことがあります。そのようなときには、消毒を散布しておきましょう。病害虫の対策は、すかし剪定や古枝の剪定が有効的です。

植えて2年ほどは、害虫の心配はしなくても問題ないでしょう。数年すると葉に斑状の痕が表われますが、この症状は放置しても成長に支障がでることはありません。

植えつけ・植え替えのやり方

「植え付け」や「植え替え」は、水はけがいいところでおこなうようにしましょう。水がはけにくい場所は、新しく土を変える必要があります。サンシュユを育てるには、排水がよくされる土での生育が重要なので、植え付けをおこなう際に土の確認をするといいでしょう。
植え付けや植え替えする時期は、12~3月がベストです。

サンシュユの剪定や育て方を覚えて、キレイな花を咲かせてみよう!

サンシュユは自分で増やすことができる

サンシュユの木は、増やすこともできます。増やす方法は、「挿し木」や「種まき」とあります。以下の方法を参考にしてみてください。

挿し木で増やす方法

挿し木で増やしたい場合は、種から育てた木を土台にして挿し木をおこないます。枝を切って、挿し木に使用する土台に枝を挿しましょう。適した期間は6~7月で、土台の木は、2~3年ほど経ったものが適しています。

挿し木をすることにより、種から育てる手間がなく栽培が可能です。しかし、成長するのがおそく、発芽をして成長しても、花が付くまでに2~3年ほどかかります。開花までの期間も、お手入れがかかせないため、初心者の方には難しい方法といえます。

種まきで増やす方法

サンシュユは、秋を迎えると果実をつけます。種まきは、その果実を摘んで、種を取り出す作業から始まります。種を取り出したら、よく洗い流してください。芽がでるまで期間が長く、数年かかりますが、焦らず気長に成長してくれるのを待ちましょう。

種を取り出したあとは、種を乾燥させないよう湿った土に埋めておきましょう。春を迎えたら、種を取りだして種まきをしてください。

増やし方はこのように2つの方法があります。健やかに育ち、木が大きくなったあともサンシュユの剪定を丁寧におこなうようにしましょう。

まとめ

サンシュユの木を健やかに成長させるには、剪定や植え付けをおこなう環境や栄養の与え方が大切です。病害虫は付きにくいといわれる木ですが、病害虫対策をすることで、より安全に育てることができるでしょう。

「剪定や、環境作りなどに不安がある」という方は、業者に相談することをおすすめします。業者であれば、専門の知識を持って希望に沿った作業をおこなってくれますよ。サンシュユを剪定して、育つための環境を整えてキレイな花を咲かせましょう。

剪定を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「剪定」をご覧ください。



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