イチイの剪定は円錐形をイメージするのがコツ!綺麗な樹形にするには

2021.4.30

イチイの剪定は円錐形をイメージするのがコツ!綺麗な樹形にするには

「イチイ」という植物をご存知でしょうか。庭木として育てられている木で、南は九州から、北は北海道までと日本でも幅広く愛されています。北海道や青森、宮城などでは「オンコ」とも呼ばれます。

育てやすく、初めて庭木を植えるという方にもおすすめの木であるイチイ。今回はそんなイチイの剪定方法をはじめ、育て方についてご紹介しています。ぜひご覧ください。

イチイの特徴

イチイとは日本(北海道~九州)、東アジアなどに広く分布する常緑針葉樹です。生長スピードがゆっくりであることが特徴で、寿命も長く、盆栽に適しているといわれています。

大きくなると樹高は20mにまで達します。日陰に良く耐え、寒さにも強く、積雪にも折れにくいので、寒冷地を中心に庭木や垣根として広く利用されています。

葉の付き方は長さ1cm~2cmほどの細長い葉っぱが枝を挟んで交互に密につき、行儀よく二列に並びます。葉表は濃緑色でツヤがあり、中心あたりに中肋と呼ばれる2本の筋が縦に走ります。

雄の木と雌の木があり、3月~4月になると葉の付け根あたりから花を咲かせます。雄花は小さな球状で、小花がまとまってつきます。雌花は細長く表面はうろこ状で、先端から透明な蜜のようなものを出します。

雌花は受粉すると、種子を包む「仮種皮」と呼ばれる部分がふくらんで多肉質になります。秋に赤く熟したものは甘さがあって食べられますが、それ以外の部分(種子、葉、枝など)には毒があります。

このように特徴がわかったところで、次はイチイの剪定についてです。
イチイの特徴

イチイの剪定時期と方法について

植物の剪定には種類に応じて「適した時期」というものがありますが、イチイには「この時期でなければいけない」という時期がありません。大変丈夫な木なので、イチイは剪定の時期を厳密に決める必要がないのです。

強いて挙げるなら、若木や種木の剪定は新芽の動く前の2月~3月がいいという程度です。剪定をすればすぐに腋芽が動き出すほど芽吹きがいいので、不要枝や徒長枝は早めに剪定をするとよいでしょう。

芽摘みや追い込み剪定をしないでいると、枝が間延びしたり、下枝や懐枝が枯れたりするなど、幹と枝のバランスを崩してしまうので剪定や芽摘みは欠かせない作業です。完成樹や老樹になれば芽吹く力は若木ほど強くありませんが、不要枝や徒長枝は当然出てきますので定期的な手入れは必要です。

伸ばしたい小枝はそのまま伸ばしていいですが、各枝が不等辺三角形か扇型になるように切り戻し、樹形を維持します。

イチイの育て方

では、イチイの剪定以外の育て方はどのようにしたらよいのでしょうか。

・植える場所
日当たり~半日蔭でよく育ちます。耐寒性が強いため、北海道などの寒冷地でもよく植えられます。その一方で暑さに対してもある程度耐性があるので、九州などでも問題なく育てることができます。

・植える時期
植え付けの適期は春か秋です。適度な湿り気のある肥沃な土壌が適しています。植え付ける場所には堆肥を多めに混ぜ込んでおくとよいでしょう。

根が粗くて細根があまり多くないため、大きくなってからの移植はやりにくいです。移植をする際は事前に根回しして、十分に細根を出してから行うとよいでしょう。
イチイの育て方

イチイを増やす3つの方法

イチイは剪定によって簡単に枝葉を増やすことができますが、枝葉だけではなく、イチイの株も増やすことが可能です。それには3つの方法があります。

挿し木

挿し木の適期は3月下旬から4月上旬ごろです。
手順として、

1.昨年伸びた各枝の先端から15cmほどの穂木をとる
2.穂木の下半分の葉を取る
3.切り口をカッターナイフなどで斜めに切り整えて2時間程度水あげをする
4.鉢に入れた清潔な用土にさす
5.さし木後は乾燥しないよう直射日光と風当たりを避けた明るい場所で管理する

といった流れです。

取り木

『取り木』とは樹皮を剥き、その箇所から強制的に根を生やす繁殖方法です。
枝が地表近くに出ている場合、

1.2月から3月に枝の一部を地面に埋める
2.U字形針金で固定し、発根するのを待つ(埋めた枝の一部に切れ込みを入れておくと発根しやすくなる)
3.発根後枝から切り離し苗木を得る

という手順で行われます。

種まき

1.9月から10月、種皮が赤く熟したころ種が落ちる前に採取する
2.仮種皮を水で洗い流してすぐにまく(とりまき)か、乾燥させないように湿らせた砂と混ぜ、ビニール袋に密閉して冷蔵庫で保存する
3.翌年3月に取り出し、もう一度水でよく種を洗ってまく(春まき)

という手順です。作業中もタネが乾かないよう注意しましょう。また、発芽には2~3年かかることもあるので気長に待ちましょう。

まとめ

イチイは剪定の必要が他の植物に比べて少々ありますが、性質としては育てやすく、庭木にとても向いています。
イチイに興味を持たれた方、興味は出たけど迷っている方は、一度業者などに問い合わせてみるとよいかもしれません。当サイトでしたら、そんな業者が簡単に見つかります。

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