ノリウツギは花の変化が楽しい!ノリウツギの品種や育て方を紹介!

2023.11.20

ノリウツギは花の変化が楽しい!ノリウツギの品種や育て方を紹介!

梅雨の時期になると、アジサイはきれいな花を咲かせます。そんなアジサイの仲間には、ノリウツギという人気の草花があります。アジサイよりも少し遅れて花を咲かせるノリウツギは、丈夫で育てやすくきれいな白い花を咲かせるようです。

この記事では、ノリウツギの品種や育て方、剪定方法、増やし方まで詳しくご紹介していきます。ノリウツギを上手に育ててきれいな花を咲かせたら、フラワーアレンジメントしてみるのもよいでしょう。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

ノリウツギにはいろんな品種がある

もともとは山に自生していたノリウツギには、異なる色の花を咲かせるいろんな品種があります。ノリウツギの品種を知ることで、どんな花を咲かせたいか考えてみる参考にしてみてください。

ノリウツギの特徴

ノリウツギにはいろんな品種がありますが、それぞれの特徴に大きな違いはありません。きれいな花を咲かせるためにも、基本的なノリウツギの特徴を知っておきましょう。ノリウツギはアジサイの仲間になりますが、花を咲かせるのは7~9月ごとになるようです。

日当たりを好み、水はけのよい土壌だとよく育ちます。また、花の色は品種によって変わりますが、土壌の酸度であるph値には左右されないようです。そのため、目的の色があるようなら、選ぶ品種には注意しましょう。

ノリウツギの品種

ノリウツギにはいろんな品種があり、それぞれで異なる色の花を咲かせます。ほんの一部になりますが、ノリウツギの品種と咲かせる花の色をご紹介するので、選ぶ参考にしてみてください。

ファイヤーライト……白から濃いピンク赤色の花を咲かせる品種
リトルホイップ……白く咲く花が特徴的な品種
バニラストロベリー……名前の通り白からピンクの花を咲かせる品種
ライムライト……薄い緑がかった色の花を咲かせる品種、人気の1種
サンデーフレーズ……白とピンク薄い緑の花が交りあって咲く品種
ダイアモンドルージュ……鮮やかな赤が特徴的な品種、女性からの人気が高い
メガミンディ……はじめは白で徐々に薄ピンクピンクへと変化を楽しめる品種

ノリウツギは水をたっぷり与えて育てよう

自然の中で自生したノリウツギは、よほど適さない土壌でなければ簡単に育てることができます。しかし、鉢植えで若い株のときは乾燥に弱く、水やりには注意が必要です。夏場のような乾燥しやすい時期は、水をたっぷり与えるようにしましょう。成長したノリウツギであれば、乾燥しない程度に水やりをおこなえば問題ないようです。

ただ、逆に秋から冬の間は、水の与えすぎに注意しなければなりません。寒い時期は成長が止まり土壌も乾きにくいため、しっかりと乾燥してから水を与えるようにしてください。乾く前に水を与えてしまうと、水が腐り枯れてしまう原因になります。

また、順調に育てるためには、水やりだけでなく肥料を与えるタイミングと回数も大切です。1月に寒肥として有機肥料を与え、2~3月にもう一度肥料を与えることで、春先からの成長を促す効果があります。その後、7月に化学肥料を与えることで、よりきれいなノリウツギの花を楽しむことができるでしょう。

ノリウツギは剪定で花の咲かせ方を選べる

丈夫なノリウツギは、剪定をしなくても枝が生い茂るだけで、それほど問題はありません。しかし、せっかくきれいな花を見るために育てているのなら、剪定によって形を整えておくのがおすすめです。
ノリウツギは剪定で花の咲かせ方を選べる
選定をおこなうことで見た目を整えるだけでなく、翌年の状態を調整しておくこともできます。また、ノリウツギはほとんど病気にならないとされていますが、もしもを考えて剪定をしておくことで予防効果にもなるのです。

ノリウツギを剪定するのに適した時期は、開花後の7月から成長し始める3月ごろまでになります。活発に成長し始める前に徒長枝や交差枝、からみ枝などを剪定することで、元気な枝葉に栄養を送ることができます。見た目を整える効果もあるため、きれいな花を咲かせるためにも剪定をおこないましょう。

開花後の7月ごろからは、間引き選定をおこなってください。見た目を悪くしている枝葉を剪定することで、きれいな状態を維持できます。このとき、花の咲いていない枝は剪定しないようにしてください。花の咲いていない枝葉は、翌年に咲く花の芽がつきます。これを剪定をしてしまうと、翌年に花が咲かなくなってしまうので注意してください。

ノリウツギは挿し木で増やせる

ノリウツギは、挿し木という手法で数を増やすことができます。ここではノリウツギの増やし方について詳しくご紹介します。

挿し木とは、花木の一部を切り取り、それを土に戻すことで発根させて増やす手法のことです。挿し木のやり方は、挿し木にする茎を選んで15~20cmくらいの長さに切り取ります。なるべく元気な枝を選ぶと、発根させやすく挿し木の成功率も高くなるようです。
ノリウツギは挿し木で増やせる
切り取って挿し木に使うものを、「挿し穂」といいます。挿し穂にする部分を切り取ったら、先端に数枚の葉を残すように整えてください。そうすることで、葉から水分が蒸発するのを防ぎ、ノリウツギが発芽しやすくなるようです。

カットした挿し穂は、1~2時間ほど水につけた後、土に戻します。土に戻したら水をたっぷりあげてください。挿し木した後は直射日光の当たらない、日当たりのいい場所で育てるようにしましょう。

まとめ

アジサイの仲間であるノリウツギは、品種によってさまざまな色の花を咲かせます。植えたい場所のイメージにあわせて、色や形を選ぶことができる人気の草花です。アジサイの仲間なので、水やりはたっぷりあげるようにしてください。

ノリウツギは挿し木で数を増やすこともできます。ある程度ノリウツギを育てるのに慣れたら、挿し木にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

ノリウツギをきれいに咲かせるには、剪定は欠かすことができません。ノリウツギは育ててみたいけど、剪定は難しそうと感じる方は、一度業者に相談してみてはいはがでしょうか。業者に相談することで、きれいなノリウツギを育てることができるかもしれません。


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