グレビレアはオーストラリア原産。多湿に注意してきれいに咲かせよう

2023.11.20

グレビレアはオーストラリア原産。多湿に注意してきれいに咲かせよう

グレビレアには、日本の植物にはない独特な華やかさがあります。鮮やかな色の花を咲かせたり、鋭く細かい葉が枝に無数についています。

グレビレアを見て、魅力的に感じるかたもいることでしょう。しかし、「南国の花のようだけど、日本でも育つのだろうか」と不安に思っているかもしれません。そこで今回は、グレビレアの特徴や育て方について解説していきます。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

グレビレアの特徴

グレビレアは、オーストラリアの植物ですが、発育が旺盛なので外来種の中では日本でも栽培しやすい品種です。オーストラリア産の植物を育てる環境は温暖であることがのぞましいのですが、グレビレアは寒さに耐えられる強い品種となっています。冬に冷えこみすぎる地域でないかぎり、庭で育てることもできるのです。

グレビレアが花を咲かせるのは春で、それ以外の季節も青々とした葉を茂らせ続けるため、1年中楽しめる植物でしょう。また、花の色は赤、オレンジ、黄色、ピンク、白などがあり、し好に合ったものを選べます。

グレビレアの大きさもさまざまで、鉢植えサイズのものからおよそ10mの高さまで生長するものまであります。ご自身の育てたい場所や用途に応じて、大きさも選んでみましょう。

グレビレアの育て方

グレビレアの育て方

グレビレアは種類を選ぶことができますが、育て方に注意しないと花が咲かなくなったりします。そのため、育てるさいの注意点をしっかり把握しておくことも大切です。

①日光にたくさんあてること

グレビレアは、春になっても花が咲かないことがあるので注意してください。日光の少ない日陰などで育ててしまうことが原因です。庭植えでも鉢植えでも、たくさん日光にあてると春に鮮やかな花を咲かせてくれます。

②水をあげすぎないこと

グレビレアはもともと乾燥した地域の植物なので、水をさほど欲しがりません。水をあげすぎると、根が腐って枯れてしまうおそれがあります。庭植えの場合、排水性のよい場所に植えるとよいでしょう。鉢植えの場合、完全に水を吸収し終えていることを確認してから、あらたに水やりをしてください。

③冬の霜から守ること

グレビレアはオーストラリアの植物の中では寒さに強いのですが、霜だけは避けてあげましょう。霜があたると葉がいたんで、最悪の場合は枯れることもあるので、鉢植えの場合は冬は室内に入れてあげましょう。庭植えの場合は、生えぎわの土を覆い霜よけしてください。

グレビレアの育て方

グレビレアは強めに剪定しても大丈夫

グレビレアは低木の仲間なので、2m程度の大きさにしかなりません。そのため、剪定をしないからといってどんどん大きくなってしまい困ることは少ないでしょう。

しかし、剪定をしないことで、枝が混みあって日あたりや風通しが悪くなると、成長の妨げになったり、病害虫の被害にあうリスクが出てきたりすることもあります。また、グレビレアの場合は独特な花を咲かせるその美しさから、観葉植物や生垣にも活用されることがあります。そのため、剪定をして樹形を整えておくことをおすすめします。

グレビレアを剪定するときは、花をつけない古い枝や枯れた枝を根元からしっかり切っておきましょう。また、枝が密集しているところは日あたりが悪くなりやすいので、細い枝や不要な枝を間引くことも大切です。

グレビレアは多少強めに剪定しても、枯れてしまう心配はありません。剪定をすることで、新しい芽を出そうとするので、古い枝を更新することにもつながります。花が咲き終わった後に、のびすぎた枝を切るところからチャレンジしてみましょう。

グレビレアは強めに剪定しても大丈夫

グレビレアは挿し木で増やそう

剪定で切った枝を使って挿し木(さしき)をすれば、グレビレアを増やすことができます。
挿し木とは、育てている植物の枝などを切りとって、土に挿すことで発根させ、繁殖する方法です。

グレビレアの数が増えれば、独特の存在感をさらにきわだたせることができるはずです。また、もし育てているグレビレアに何かあったときのためにも、予備として挿し木で増やしておけば安心できます。

挿し木の方法は簡単です。まず、グレビレアの枝を10cm程度カットし、挿し穂を作ります。挿し穂の根元に枝や葉がついている場合は、挿しやすいようにすっきりさせてから用土に植えましょう。

グレビレアの挿し木からは根が出にくいという難点があるので、成功させたい場合には発根を促進する薬剤を使うのもよさそうです。また、挿し木の時期は春か秋が適しています。

挿し木の作業自体は簡単ですが、グレビレアの場合は1割程度しか発根しないともいわれています。なかなか根付かせにくいグレビレアですが、枯れてしまったときの予備や庭を華やかにしたいときには試してみるとよいでしょう。

グレビレアは挿し木で増やそう

まとめ

グレビレアは、発育がよく育ちやすいので初心者でも栽培できます。また、品種が多いところも魅力の一つといえます。色や大きさなど、ご自宅でどのように楽しみたいかによって、グレビレアを選びましょう。育てる際に気をつけることはおもに3つで、日光にたくさんあてること、水をあげすぎないこと、冬の霜から守ることです。

まとめ

グレビレアは、発育が盛んなので年に1度は剪定が必要です。鉢植えの場合は剪定のタイミングで植え替えもおこなうとよいでしょう。剪定したグレビレアの枝を使って、挿し木をすれば増やすことができます。もし剪定をご自身でおこなうことが不安な場合は、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

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