アロニアという植物を、聞いたことはありますか?アロニアについて、知らない方や名前自体初めて聞く方も多いでしょう。アロニアは、北米原産のベリー系の植物です。また、アロニアは健康食品として注目を集めている植物でもあり、美容や健康維持に効果的な成分が含まれているといわれています。
今回の記事では、美容や健康によいといわれているベリー系の植物、アロニアの育て方をご紹介します。比較的簡単に栽培することが可能なようなので、この記事の内容を参考に育てて収穫してみてください。
目次
アロニアの育て方は手間が少ない
アロニアは北米原産ですが、日本の環境下でも栽培することが可能です。見た目は同じベリー系統のブルーベリーそっくりで、青色や赤色のまん丸の実をたくさん実らせます。アロニアの実には、アントシアニンやポリフェノールといった健康によい成分がふんだんに含まれています。
アロニアの育て方が簡単だといわれるポイントは、いくつかあります。たとえば、アロニアを地植えで育てる場合、根がしっかり張れば水やりは不要です。水をあげなくても自然の雨や雪などから得られる水分で育ってくれるので、管理がしやすいのです。
また、病虫害により枯れてしまう心配もほとんどありません。虫や植物特有の病気にも強く頑丈なので、ガーデニング初心者の方でも比較的簡単に栽培することができます。
さらに、栄養状態が悪い土でも育つという高い生命力をもっています。そのため、アロニアを植える際に基本的に肥料は必要ありません。もちろん土の栄養状態が悪ければ、肥料をあげてもよいでしょう。
アロニアを育てる際の注意点
プランターや鉢などで育てることも可能です。成長してきたら一度取り出し、一回り大きなサイズの鉢などに植え替えるとよいでしょう。植え替えをしないと根を十分に張ることができず、枯れてしまうこともあるようです。
アロニアは強いから育てやすい
アロニアは、厳しい環境下でも育てることができる植物です。日本の自然環境であれば、基本的にどこでも栽培できます。場所を選ばずに育てられるので、ガーデニング初心者にもおすすめです。
寒さに強い
アロニアは、寒い環境の中でもすくすくと成長できる植物です。もともと北米原産の植物であり、寒さには非常に強いです。北海道や東北などの寒冷地で、栽培がおこなわれているのもうなずけます。
暑さにもある程度耐えられる
アロニアが強いのは寒さだけではありません。暑さにも、ある程度は耐えることが可能です。日本の気象条件であれば、基本的にどこでも育てることができます。ただし、強風や乾燥している場所には少し弱いので、育てる際の場所選びは慎重におこないましょう。
害虫に強く、生命力が強い
また、アロニアは害虫にも強いです。虫がついて木を枯らしてしまうことが少ないため、ガーデニング初心者にも扱いやすいです。アロニアは育て方が簡単だということができるでしょう。さらにアロニアは生命力が強く、たくさんの実をつけることができます。
自家受粉のみで実をつけることができるので、基本的に人工的に受粉する必要はありません。手軽に栽培を楽しみたいとお考えの方にもおすすめです。
アロニアの樹形が乱れてきたら剪定して整えよう
アロニアは成長速度が遅い植物です。そのため、樹形があまり乱れることもありません。アロニアの育て方が初心者向けの理由のひとつとして、頻繁に剪定する必要がないことがあげられます。しかし、何もしないでいると枝が密集してしまい、日光が均一に当たらなくなってしまうことがあります。そのような場合は、剪定をして葉の数を減らすとよいでしょう。
剪定は冬頃におこないましょう。春になると発芽するため、新しい芽を切り落としてしまうことになるのでご注意ください。アロニアは家の庭に植えるシンボルツリーとしても人気のため、あまり樹高を伸ばしたくない場合は、枝の先端を切ることで高さを抑えることができます。
また、伸びきった枝を放置しておくと、栄養が実にいきわたらなくなってしまうこともあります。枝の乱れ具合は実のつき方も左右しますので、冬になったら剪定を検討してみることをおすすめします。
アロニアを育てたら美味しく食べよう
アロニアには、観賞用と食用の2種類の品種があります。観賞用のアロニアも、食用のアロニアも育て方は同じです。
観賞用
観賞用のアロニアは赤い実をつけます。深紅の実が実っているさまはとても美しく、鑑賞するに値します。赤い実をつけるアロニアは、Aronia arbutifolia(アロニア・アルブティフォリア)という品種名がついています。
食用
黒い実をつけるアロニアは食べることが可能です。黒い実をつけるアロニアには、Aronia melanocarpa(アロニア・メラノカルパ)という品種名がついています。
アロニアの栄養素
アロニアには、食物繊維やベータカロテン、アントシアニン、ポリフェノールといった成分が含まれています。そのため、健康食品として注目を集めているようです。
アロニアの食べ方
健康食品として注目が集まっているアロニアですが、非常に苦いためそのまま食べることはできないようです。苦みを緩和するために砂糖などで煮詰めてジャムにしたり、果実酒に加工したりするのが一般的です。ほかにもアロニアは、パンやケーキ、ジュースなどに加工して食べることも人気だそうです。
まとめ
アロニアは生命力が強く、手間があまりかかりません。そして、アロニアは育て方が難しくないため、植物の栽培になれていない、ガーデニング初心者でも気軽に育てることができます。観賞用として育ててもいいですし、実の収穫目的で育ててみてもよいでしょう。食用の実は、黒色でジャムや洋菓子などに加工して食べることができます。
シンボルツリーとしても人気のアロニアですが、大きなものでは2メートル以上の高さに成長することもあります。さらに剪定は実の付き方にも影響を与えるため、ご自身で剪定するのが難しいなと思ったら、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
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