サツキの剪定はコツさえつかめば素人でも簡単にできる!

2023.11.20

サツキの剪定はコツさえつかめば素人でも簡単にできる!


サツキは庭の花としても人気で、見た目がツツジによく似た花です。春に鮮やかなピンクの花を咲かせるので、鉢にうえて盆栽にしても生垣にしても楽しめる植物です。

しかし、うまく育てるにはサツキを剪定する必要があります。剪定をせずに放置していると花が咲かなくなったり、木が枯れたりするかもしれません。正しい剪定方法を知り、毎年花が咲くように整えていきましょう。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

サツキの花が咲かないときは害虫のせいかも。害虫の種類を知ろう

サツキは弱ってくると、花を咲かせないことや枯れてしまうことがあります。サツキが弱ってしまう原因のひとつに害虫があります。害虫は、サツキの葉や茎を食べて傷つけるおそれがあるのです。そのため、早期発見し、サツキの剪定をする際に害虫がいないかを確認することが大切です。

ツツジグンバイ

サツキの葉の裏が黒く汚れていたら、ツツジグンバイが寄生している可能性があります。この虫が葉の汁を吸うと、サツキに負担がかかって花が咲かないことがあります。

ハマキムシ

ハマキムシはガの幼虫です。ハマキムシの幼虫は、サツキの葉や芽などを食害するので、木が弱る原因にもなるのです。

アブラムシ

アブラムシは幅広い種類の植物に寄生し、植物の液を吸い上げてしまう虫です。大群で寄生して食害するので、木を弱らせてしまうことがあります。

ベニアオリンガ

ベニアオリンガもガの幼虫です。サツキの花になるはずの芽をエサにするので、花が咲かなくなってしまうおそれがあります。

サツキの剪定は切る枝が大事!

不要な枝を剪定することは害虫を防ぐ以外にも、日当たりをよくして花や葉を元気に育てたり、サツキ全体の見た目を整えたりするメリットもあります。では、サツキの剪定で不要とされる枝は、どんなものがあるのでしょうか。

徒長枝(とちょうし)

横にのびる枝から生え、上向きに真っすぐのびてしまった太い枝のことです。徒長枝は見栄えが悪いだけでなく、害虫がつきやすい枝でもあります。

サツキの剪定は切る枝が大事!

細すぎる枝

株の足元や幹から生える細い枝は、剪定する必要があるとされています。この細い枝が栄養を奪ってしまうので、ほかの枝が育ちにくくなるかもしれません。

内向き枝

太い幹に向かって、反り返ってしまった枝のことです。あまりに内側へ反り返っているものは、ほかの枝にあたるはずの日光をさえぎってしまうことがあります。

絡み枝

ほかの枝に、絡まってしまったものをさします。細い枝が絡まったものが多く、ほかの枝が成長するうえで邪魔になるかもしれません。

枯れ枝

枯れ枝は放置しておくとカビの原因になり、まわりの木まで腐らせてしまう可能性があります。枯れ枝はもう花がつくことはないので、剪定するのがおすすめです。

サツキの剪定のコツとは

不要な枝を中途半端な長さで切り落とすと不格好な形になったり、木に負担がかかったりするかもしれません。そのため、不要な枝を切るときには枝のつけ根から切り落とすのが大切なのです。

また、サツキの剪定には枝の先端を切る方法もあります。枝の先端を切ると切り口から新しい芽がでてくるので、花つきがよくなるでしょう。先端から若い葉も生えてボリュームがでるので、生垣や盆栽などを丸いフォルムに仕上げるときなどに使われます。

サツキは4月から5月あたりで花を咲かせ、6月あたりには花がほとんどです。7月からは翌年の開花に向けて花の芽が枝につきはじめるので、6月前後に剪定するのがよいでしょう。

生垣のサツキを剪定するときは注意

生垣の内側は表面に比べて風通しが悪い傾向にあるので、内側の剪定をおこたると湿気を好む病気にかかりやすくなります。サツキが病気にかかると、木が衰弱していき最後には枯れてしまうおそれもあるのです。サツキがかかりやすいとされる病気には、以下の2種類があります。

褐斑病

葉に褐色の斑点がつき、徐々に広がっていく病気です。落ち葉や風から伝染し、放置しておくと木を枯らしてしまいます。高温多湿を好み、通気性の悪い場所では感染力も強まるのです。

うどん粉病

葉に白い粉のようなものがつき、光合成を阻害する病気です。さらに葉の養分を奪ってしまうので、花が咲かなくなったり、木が枯れてしまったりします。うどん粉病も褐斑病と同じく、通気性の悪い場所で発生することが多いのです。

自分で剪定できないときは

サツキは枝や葉が細かいので、剪定の難易度は高い傾向にあります。とくに、サツキの生垣は剪定する範囲がかなり広いので、剪定をするのにも時間がかかるでしょう。さらに、サツキの生垣は表面が葉に覆われているものが多く、内側の枝が見えにくいのです。

そのため、自力で剪定できるか不安になる人もいるかもしれません。そんなときは、業者にサツキの剪定を依頼してみるのもひとつの方法です。業者に依頼をすることで、サツキが長く楽しむことができるのではないでしょうか。

まとめ

春の花としてもよく知られているサツキは、盆栽や生垣など鑑賞用の植物としても人気です。しかし、放置していると邪魔な枝が生えたり、害虫がついてしまったりして、花が咲かなくなるかもしれません。

そうならないために、サツキには剪定が必要なのです。剪定をするときには、不要な枝をつけ根から切ることを意識してみましょう。さらに、サツキの木は内側まで風が通るよう剪定することで、病気の予防にもつながります。

しかし、枝の細かいサツキをひとりで剪定するのは大変です。そんなときは、業者に依頼してみるという方法もあります。自分でやるよりも見落としが少なくなり、きれいに仕上げてもらえるかもしれません。

剪定を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「剪定」をご覧ください。


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