千両の剪定は枝の年齢によって変えよう!実をつける育てかたもご紹介

2021.4.30

千両の剪定は枝の年齢によって変えよう!実をつける育てかたもご紹介

毎年秋から冬にかけて赤く美しい実をつける千両は、お正月の縁起木として人気の高い植物です。また千両は、細めな剪定が必要なく病害虫にも強いため初心者でも育てやすいところがうれしいですよね。

しかしこの記事を読んでいる方のなかには、なかなか赤い実をつけてくれないとお悩みの方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、千両の剪定方法や千両を育てるとき気をつけておきたいポイントをご紹介します。この記事を読めばきっと、赤い実をつけてもらうために必要なことがわかるでしょう。

千両の剪定時期は枝の年齢で変わってくる

千両の最大の魅力は、なんといっても真っ赤な実を実らせてくれるところではないでしょうか。この赤い実は、10月~12月ごろに実り「幸運のシンボル」ともいわれています。また、千両の花言葉は「利益・祝福・財産」などです。秋になるとこの幸運のシンボルである赤い実をたくさん実らせてくれる姿は、まさに花言葉とおりですよね。

このように赤くて見た目もかわいい縁起木の千両ですが、たくさんの実を実らせるためには正しく剪定することが大切です。そこでここでは、「千両の剪定の時期」に的を絞ってお伝えします。

千両は、ほかの植物に比べてまとまりがよいため細めな剪定は必要ありません。樹形が乱れてきたなと感じたら剪定するようにしましょう。しかし、ここでひとつ注意点があります。それは、樹形が乱れているからといって「いつでも」剪定していいわけではないということです。

また、枝の年齢によって剪定時期を変える必要があります。その理由は、一度に全部の枝を剪定してしまうと株自体が弱ってしまうからです。そのため、枝の年齢が3年以下のものと3年以上のものとで剪定時期を変えるようにしましょう。

枝に葉がついていないほうが作業しやすいので、植物の休眠期にあたる冬に剪定することがおすすめです。具体的には、枝の年齢が3年以下のものは1月~2月、枝の年齢が3年以上のものは3月に剪定するようにしましょう。

枝の年齢が3年以上の枝を3月に剪定する理由は、古い枝には花がつかないので3月ごろに枝の根元から剪定して新しい枝を伸ばすようにするためです。

千両は枝の状態に応じて剪定しよう

上記では千両の剪定の時期についてお伝えしました。植物の剪定の時期は、休眠期にあたる冬におこなうことが基本で、千両も例外ではありません。しかし「枝の状態」によっては、時期に関係なく早めに剪定をおこなったほうがいい場合があるのです。いったい、枝がどんな状態だと早めに対処したほうがよいのでしょうか。それは枝が増えすぎている場合です。

枝が増えすぎてしまうと、風通しが悪くなってしまいます。風通しが悪いまま放っておくとカビが発生して、茎や花、つぼみなどを腐らせてしまうおそれがあるのです。

一度腐らせてしまうと回復させることがむずかしく、最悪の場合は枯死してしまうおそれまであるのです。せっかくの縁起木が枯れてしまったらとても残念ですよね。そのため、枝が増えすぎていないかどうかには気をつかってあげてください。枝の量が多くなっている場合は、剪定して風通しがよい状態を保つように気をつけましょう。

千両が実をつけないときに考えられる原因2つ

千両の剪定は適切な方法でおこなうことによって、赤くキレイな実をつけてくれる可能性が高まります。しかし、なかなか実を実らせてくれないとお悩みの方もいるのではないでしょうか。そこで、千両が実をつけないときに考えられる原因2つとその対策方法をお伝えしていきます。

日差しが強い

千両が実をつけない場合にまず確認しておきたいことは、直射日光があたっているかどうかです。千両は直射日光が非常に苦手なため、半日陰の場所で育てることが適しています。千両に直射日光や西日などの強い日差しをあて続けると、葉の生育が衰えて枝自体が枯れてしまい実をつけなくなってしまうのです。

庭植えの場合は周りの庭木を剪定して千両にあたる日光の量を調節したり、鉢植えの場合は半日陰の場所に千両を移動させたりと直射日光があたらないように気をつけましょう。

しかしこのとき注意しておきたいことは、日光を完全には遮断しないことです。植物の生育には日光が欠かせません。日が強すぎても弱すぎても生育に影響をあたえるため調節がむずかしいですが、千両は半日陰の場所で育てるように気をつけましょう。

受粉時期に雨が多い

花粉が雨で流れ落ちてしまうことも、千両の実が実らない原因のひとつです。千両が受粉する時期は6月なのですが、この時期は梅雨と重なります。花粉が雨で流れ落ちてしまうと受粉できないため、秋までまっても実がつかないのです。

そのため受粉時期は花粉が流されないように、千両を軒下やほかの植物の下に移動させて雨が直撃しないようにしましょう。

千両が実をつけないときに考えられる原因2つ

千両を育てるときのポイントをチェック

千両の剪定や半日陰の場所で育てることなどを実施したうえで、さらに気をつけておきたいポイントをお伝えします。少し大変ですが、ここまで実行することできっと大切な千両はすくすくと育ってくれるでしょう。

・水やり
千両は根の浅い植物で、土中から水を吸い上げる力が弱いため土壌を湿らせておくことが大切です。植えつけてから根づくまでのしばらくの間は、土の表面が乾いてきたら水やりをして湿らせた状態にしておきましょう。

しっかりと地中に根づいたあとは基本的に水やりをする必要がなくなり、降雨だけでも十分です。しかし、乾燥しやすい冬だけは2~3週間に1度、水をあげるようにしましょう。

・肥料
千両には、肥料があまり必要ないといわれています。肥料を与えすぎると葉が大きくなりすぎて、赤い実とのバランスが悪くなってしまうからです。しかし、すこしでも早く成長させたい場合は施肥することもあるそうです。冬の時期に肥料を株の周りにまくようにしましょう。

・病気
千両は、病気にも害虫にも強く育てやすい植物です。そのため、病気にかかることは滅多にありません。しかし、まれに「立枯病」という病気にかかってしまうことがあります。この病気を治療せずに放っておくと根や茎が褐色になり、最終的には枯死してしまうおそれがあるので注意が必要です。

立枯病はカビが原因のため、水はけの悪い粘土質の土では育てないようにしたり剪定に気をつけて風通しをよくしたりと、しっかりと予防しておきましょう。

まとめ

千両は秋になると、赤くきれいな実をたくさん実らせてくれます。この赤い実は「幸運のシンボル」ともいわれていて、風水としても人気があるのです。また千両は、細めな剪定が必要なかったり、病害虫にも強いため初心者でも育てやすいことが特徴です。

しかし、いくら育てやすい植物といっても気をつけたいポイントがあります。それは千両の剪定をするときに、すべての枝を一度に切り落としてしまわないことです。すべての枝を一度に切り落としてしまうと、株自体が弱ってしまうおそれがあるため、枝の年齢が3年以下のものと3年以上のものとで剪定時期を変えるようにしましょう。

植物の栽培になれている方であれば、枝の年齢を見分けることができるかもしれませんが、初心者の方にとっては、簡単な作業ではありませんよね。毎年秋に、たくさんの赤い実をつけてもらうためにも、剪定にあまり自信がない方は、一度業者に相談してみることをおすすめします。

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