フェイジョアの剪定方法・時期|枯れるのを防ぎ果実を実らせる育て方

2021.9.30

フェイジョアの剪定方法・時期|枯れるのを防ぎ果実を実らせる育て方

フェイジョアは、秋ごろ実の収穫ができるだけでなく、冬でも葉をつけたままの常緑樹であるため、年間を通してその姿を楽しむことができるでしょう。花を咲かせたあとにおこなう実の収穫は、苦労して育てた甲斐があると感じる瞬間ですよね。

そんな魅力の多いフェイジョアですが、花を咲かせたり実をつけたりするためには、適切な剪定が欠かせません。そして、フェイジョアのお手入れで重要となる剪定は、植え付けからの年数によって方法を変える必要があります。

その理由は、苗木の小さい1~2年目は樹木の成長のため、樹形の整ってきた4~5年目以降は果実をつきやすくするためと剪定の目的が異なるからです。成長に合わせた適切な剪定をおこない、フェイジョアの美しい花とおいしい果実を楽しみましょう。

フェイジョアの剪定は重要なお手入れ

フェイジョアは、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部原産の果樹で、無農薬で栽培することのできる比較的育てやすい植物です。エキゾチックな花だけでなく、南国フルーツのようなさわやかな香りのする果実がなります。

果実は、そのままでももちろんジャムなどにして食べることもでき、さまざまな楽しみ方が可能です。

フェイジョアの剪定時に使用する道具

常緑樹なのでいつでもお庭をいろどってくれますが、放っておくと樹高が5mを超える大きな木になってしまうので、果樹として楽しむためには適度な剪定が必要になります。

また、おいしい実を楽しむためには、適切な時期に剪定をおこなって花つきをよくすることも大切です。

ここでは、剪定に適した時期とフェイジョアにおすすめの樹形についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

剪定に適した時期

フェイジョアの剪定に適している時期は、3月~4月ごろです。この時期が剪定に適している理由には、フェイジョアが花芽をつけるタイミングが関係しています。

フェイジョアは、次の年に咲く花芽を8月~9月ごろにつけます。そして、この花芽がつくのは、同じ年の春に伸びた枝なのです。

そのため、この時期の剪定を逃してしまうと、花芽も一緒に切り取ることになり、翌年花を咲かせることができません。花がつかないと実もならないため、適した時期に剪定をおこなうことは非常に重要なことなのです。

樹形を決めておこなおう

フェイジョアの剪定をおこなううえで、今後どのような形にしたいのかを決めておくことは大切です。フェイジョアは、剪定をおこなわずそのまま成長させてしまうと強風で折れやすくなることがあります。

そのため、主幹の下部には枝がなく上部に枝が集中するような、折れにくい丈夫な樹形に整えていくことが必要となるでしょう。加えて、日当たりや風通しがよい形にすることも大切です。やり方は以下の通りです。

1.主幹となる枝を決め、その枝をまっすぐ伸ばしていきます。必要であれば支柱などを利用して枝を巻きつけるというのもよいでしょう。
2.主幹となる枝に生えている、地面から30cm程度の枝は切っておくのがおすすめです。

ただし、上記のような樹形でなければならないというわけではないので、果樹全体の日当たりや風通しがよく、折れにくい樹形であれば問題ありません。

植え付け年数で変わる剪定方法

剪定について覚えておくことは時期だけではありません。フェイジョアは、植え付けから何年経過しているかによって剪定方法が異なります。

剪定の際に、枝を切り過ぎたり不要な枝を残してしまったりしないように、成長具合に適した剪定方法を覚えておきましょう。

植え付けから1~2年ほど

植え付けから1~2年ほどはまだ樹木が小さいため、花や果実について考えるよりも、枝葉を増やして樹形を整えることを中心に考えた剪定が必要です。幹から伸びた枝を3分の1もしくは半分くらいの長さになるようにカットしましょう。

基本的には3年目くらいまで剪定しなくてもよいといわれています。ただし、脇芽を増やして主幹となる枝を決めて育てるのとは別の樹形にする場合は、これからご紹介する剪定方法を3年目から実施してもよいでしょう。

植え付けから4~5年目以降

樹木が成長して樹形が整ってきた4~5年目以降は、花つきを考えた剪定をおこないます。剪定する枝は以下のようなものです。

・地面から50cmほどにある枝
・込み合って伸びている枝

込み合って伸びている枝は、ほかに比べて細い枝や幹に向かって伸びる枝、残したい枝に交差するように伸びている枝などが対象になります。枝の先端につく花芽を落とさないよう注意しながら剪定しましょう。

樹形を大きく変える切り戻し剪定にも枯れずに耐えて成長することはできますが、基本的には間引き剪定が適しているので、切り過ぎには注意してください。

フェイジョアの剪定時に使用する道具

剪定をおこなう際は、作業を安全かつスムーズに進めるためにも、必要な道具の準備は欠かせません。枝を切るために使用する道具以外にも必要なものはあるので、以下を参考にして道具の準備をしましょう。

枝を切断する道具
剪定バサミ 通常の木バサミとは異なり、バネの力が加わるため、直径が2センチほどの枝でも切断可能です。弱い力でも簡単に切ることができるという点が特長です。
剪定用ノコギリ 剪定バサミで切ることが難しい太い枝を切断する際に使用します。
枝のカット以外に使用する道具
軍手 はさみやノコギリ、枝でケガをしないよう手を保護するために着用します。滑り止めつきのものを着用すれば、枝を抑える際にも役立つのでおすすめです。
掃除道具 剪定後には枝葉のゴミが出るので、それらをすぐに片付けられるように準備しておくことをおすすめします。

剪定以外にもある庭木フェイジョアを育てるコツ

フェイジョアの剪定をおこなうことは、成長を促すうえでも重要です。しかし、フェイジョアを育てる際には、剪定以外にもいくつか覚えておきたいポイントがあります。

フェイジョアは病気や害虫の被害にはあいにくい果樹なので、栽培環境や水やりの仕方などを中心に解説していきましょう。

フェイジョアの寿命は栽培環境やお手入れ内容によって異なります。美しい花とおいしい実を長く楽しむためには適切な方法で育てることが大切になるので、よく覚えておきましょう。

栽培環境

フェイジョアの成長を促進させるためには、日光が欠かせません。地植えでも鉢植えでも日当たりのよい場所を選んで栽培しましょう。

しかし、日光に当たり続けると根元が乾燥してしまいます。とくに夏などの季節は乾燥が進み、根を痛めてしまう原因となるでしょう。

フェイジョアは乾燥に弱いので、根元に腐葉土を敷いて乾燥防止の対策をしておくことをおすすめします。ただし、過湿を嫌うという一面もあるので、じめじめとした湿気の多い土には植えないようにしてください。

また、鉢植えで栽培する場合は、赤玉土と腐葉土を混ぜたものか果樹用の培養土が適しています。

水やり

前述したように、フェイジョアは乾燥に弱い植物です。水切れを起こすと、成長が止まったり果実が成熟しなかったりするおそれがあります。

地植えの場合は基本的に雨水だけで問題なく育ちますが、鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水をやるようにしてください。

また、高温で土が乾燥しやすい夏場は土が乾ききらないように水やりをする必要があります。地植えの場合は晴天の日が何日も続いたときに、鉢植えの場合は1日2回を目安に水やりをおこないましょう。

肥料

肥料は、植え付けの際に土に緩効性の化成肥料を混ぜて育てるのと、2月と11月に植え付けのときと同じ緩効性の化成肥料か有機質の肥料を与えるのがよいとされています。

人工授粉

フェイジョアは1本の木だけでは実をつけにくい性質があります。複数の品種があるので、なかには自然に実をつける種類もありますが、実つきがよいとは限りません。

開花時期が5月~6月と梅雨の時期に重なって花粉が雨で流れてしまいやすいこともあり、自然に授粉して実をつくることが難しい果実なのです。

そのため、確実に実をつけるためには人工授粉をおこなう必要があります。やり方は簡単です。筆などを使用して、開花直後の花に花粉をつけて授粉させましょう。

そして、授粉が成功してついた実を収穫する際は、じっくりと熟すことが大切になります。落下した実を冷蔵庫などでさらに寝かせると、甘みが増し美味しくなることもあるようです。ぜひ試してみてください。

まとめ

フェイジョアの剪定は、翌年の花芽に影響がない3月~4月ごろが適しています。花芽は8月~9月ごろにつくため、適期を逃してしまうと翌年に花が咲かなくなってしまうおそれがあるのです。

また、剪定をおこなう際は、作業をスムーズに進めるためにも必要となる道具を事前に準備しておきましょう。剪定は自分でおこなうこともできますが、作業に不安がある方は、一度業者に相談してみるとよいでしょう。

業者に任せることで、より適切な剪定ができ、フェイジョアの成長を促すことにつながるかもしれません。

そして、フェイジョアを育てるうえでは根本の乾燥に気をつけたり、自家受粉をおこなったりすることも大切です。剪定だけでなく、日ごろのお手入れも丁寧におこない、健康な果樹を育てましょう。

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