美しい庭の象徴!シンボルツリーにふさわしい庭木のおすすめはどれ?

2023.11.20

美しい庭の象徴!シンボルツリーにふさわしい庭木のおすすめはどれ?

殺風景な庭に彩りを与えたいときはシンボルツリーを植えると一気に彩が増します。シンボルツリーとはその庭のシンボル的な存在の木のこと。植える庭木の種類によっては庭の雰囲気もガラリと変わったりすることでしょう。

しかし、いざ庭木を植えるとなったとき、種類多い庭木のなかから自分が納得できるものを見つけるのは至難の業。そこで、庭木のおすすめやどんな庭木の植え方をすればよりきれいな庭になるのかなどをみていきましょう。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

庭の象徴!おすすめシンボルツリー

殺風景な庭に彩りを与えたい。そんなときにおすすめなのはその庭の象徴となる庭木。それがシンボルツリーというものです。
この庭木はじつにさまざまな形や種類があるため、今から庭木を植えたい人にとっては、どの種類を選べばいいのかわからない人もいるでしょう。まずは庭木のおすすめの種類についてみていきます。

①シマトネリコ
成長スピードが速い常緑樹です。日当たりがいい場所と水はけがいい場所を好むほか、育て方も他の植物と比べると簡単です。しかし、前述したように成長スピードが速いため、定期的な剪定が必要になります。

 

②ヤマボウシ
ミズキ科・サンシュユ属の落葉樹であるヤマボウシは値段も手ごろで、和洋どちらの雰囲気でも植えられる庭木です。
9月頃になると、果実もつけるため、ジャムなどにして実を食べることもできますよ。

 

③スモークツリー
もこもことした煙状の花穂をつける庭木です。カラーバリエーションが豊富なので、自分の好みの色を見つけることができるでしょう。育て方も簡単なため、シンボルツリーとしては人気な植物です。

④ソテツ
ソテツ科の常緑低木であるソテツは、日本では九州南端、南西諸島などでよく植えられる植物です。窒素固定能(空気中の多量に存在する窒素分子を窒素化合物に変換すること)を持っているため、やせ地でも育成できます。

 

⑤オリーブ
オリーブはオリーブ油という製品があるほど、その実は油分を多く含み、食用とされています。オリーブにはオリーブの木というものがあり、観葉植物としても植えることが多い木です。

⑥ソヨゴ
常緑樹であるソヨゴは縦大きくなりにくいこと。成長が遅く手間があまりかからないことから、スペースが少ない庭などでよく植えられる種類です。小さく赤い可愛らしい実を付けるので、観賞用として楽しみたい人はおすすめの庭木です。

 

⑦アオダモ
北海道から九州の山地に自生するアオダモは落葉高木で、成長はそれほど早くありません。開花時期は5月頃で、細く長い白い花を咲かせます。

シンボルツリーの選び方。どんな庭木を植える?

シンボルツリーとなる庭木は種類がたくさんあります。そのたくさんの庭木から自分にあった庭木のおすすめを見つけてみてください。しかし、数が多いからこそ、なかなか植えたい庭木の種類を絞り切れませんよね。そこで次は庭木を選ぶポイントについてみていきましょう。

ポイント①:どの程度成長するか

植える前に、今の木の高さや大きさで判断せずに、どれぐらい成長していくのかを考えて選びましょう。
高木は横幅が狭く縦に伸び、低木は上には伸びず横に広がります。それらを踏まえて、成長後にどれぐらいのスペースが必要になるのかを考えて植えましょう。また、高木を植える際には、周辺住民の方に迷惑にならないかなども確認する必要があるでしょう。

成長後も太陽の光がしっかり当たるか、風通りはよいかなども考えましょう。病気や害虫の被害にあうおそれがあります。

ポイント②:季節を感じたいか。1年中庭木を楽しみたいか

庭木のなかには一定の季節になると葉が落ちる落葉樹や、1年中緑の葉を付ける常緑樹などさまざまな種類の庭木があります。季節感を感じたいのか。1年を通して美しい葉を楽しみたいかによって選ぶ庭木も変わることでしょう。

ポイント③:風水を信じる

家を建てる際に重要にされる風水。間取りを決めるときに参考にされる方もいるかと思います。縁起のよい木もあれば、庭木として植えないほうがよい木もあります。
どんな木があるのかご紹介します。

【縁起の良い木】

・ナンテン:「難を転じる」ということから、災厄を避けるとされています。
・ツツジ:「続き咲き木(ツヅキサキギ)」といって、花が次々に咲くことから縁起のよい木とされています。
・ガジュマル:「キジムナー」という子供の精霊が宿る木とされており、「幸せを呼ぶ木」とも呼ばれています。
・榊(サカキ):「神の木」という意味を持つ漢字を当てられています。その詳細と育て方については「庭に植えれば縁起がよい?美しい葉をもつ榊の剪定方法とは」でご紹介しています。

【縁起が悪い木】

・ビワ:実を割って食べるので、家名断絶すると言われています。また、大木になることから庭が影になり、病気や不幸が起こるとされています。
・キリ:「縁をキル」という語呂合わせで凶木とされています。
・クチナシ:「職がなくなる」という語呂合わせで凶木とされています。

こういった風水的観点も参考にしてみるのもいいでしょう。

庭木の常緑樹を選ぶポイント

庭木を植えたら下草でより庭を彩ろう

庭木のほかにも、庭に植えるものがあります。それが下草というものです。この下草とは庭木の下などに植える背が低い草や木のこと。
庭木の下に植える下草を植えることで、雑草が生えるのを阻止するほかに、庭木との風景のバランスを取ることも可能です。

下草の種類はどんなのがある?

下草にはじつにさまざまな種類があります。その中でもおおまかに3つの種類についてご説明していきましょう。

①低木

樹高が約3m以下の木を低木と呼びますが、下草として使われる高さは0.3m~1.5mほどといわれています。

②地被植物

地被植物、別名グラウンドカバーは地表面を多い、地面を隠すように植栽する植物のことをいいます。草丈が低く、木本、または草本類のものが多いです。土がむき出しになっている地面などでよく使われます。

③多年草

2年以上生存する植物のことをいいます。草本は冬になると枯死しますが、地下部は越冬して、春になるとまた花を咲かせます。種を毎年撒く必要がないため、同じ花を楽しみたい人にはおすすめです。

下草については過去記事「「下草」とはどんな存在?実はすごい機能をしていた!その実力に迫る」でもご紹介していますのでぜひのぞいてみてくださいね。

庭木の常緑樹でおすすめの植物

日向で育てたらだめ?植えるときは場所にも注意

庭木を植えるときは植える場所にも注意しましょう。植物の多くは日光と水分、土の要素で成長しますが、このどれかが各植物が必要とする条件に合わないと、きれいな形に成長しなくなったり、成長しすぎてしまい庭木の管理も難しくなることでしょう。

また成長スピードの速い種類は場所選びも重要です。とくに大きく成長しやすい庭木はある程度スペースの確保ができるところに植えてみてくださいね。

庭木を植える場所

庭木を植えるおすすめの場所をご紹介します。今回は1章で挙げた種類を中心にご紹介します。

日向に植える植物

①シマトネリコ

シマトネリコは暑さに耐性がありますが、寒さには耐性が少し弱いといった性質があります。日陰でも育つシマトネリコですが、日向のほうが良く育つので日向に植えるといいでしょう。
寒くなりすぎる(-5℃以下目安)と枯れて死んでしまう可能性があるので注意してください。

②ヤマボウシ

初心者でも比較的育てやすいヤマボウシは日向に植える方が育つといわれています。また、これに合わせ、通気性や透水性に優れた土質にしてあげるとより元気に育つことでしょう。
しかし、日向といっても西日が当たる場所はヤマボウシと相性が悪いといわれているため、避けた方がいいでしょう。

③スモークツリー

直射日光にも強いスモークツリーは日当たりがいい環境で育てるといいでしょう。また、あまり水分を必要としない植物なので、水はけがいい土質も用意できるといいですね。

④オリーブ

オリーブは日当たりがよく風通しがいい場所を好むのでこの条件に合う場所に植えるといいでしょう。また、夏の直射日光には弱いため、日光が程よい時間を狙い、日光を当てます。

日陰に植える植物

①ソテツ

種から育てる場合、土が乾燥しないように育てる必要があるため、日向で育ててしまうと土が乾燥しやすくなることがあります。日陰で育て、土が乾燥しないようにしましょう。

②ソヨゴ

ソヨゴは日当たりがいい場所を好みますが、西日とは相性が悪いです。ですので、午前中、または午後のどちらかが日向になり、日陰になる半日陰の場所に植えるといいでしょう。

③アオダモ

乾燥に弱いアオダモは暑い時期の直射日光で枯れてしまうことも。半日陰、または比較的明るい日陰で育てましょう。

庭木の常緑樹を選ぶポイント

庭木に重要なのは定期的な剪定

庭木のおすすめや下草についてご説明しましたが、これらを美しく保つためには剪定が必要不可欠です。例えば、庭木の中には成長スピードが速いものがあり、剪定を怠ると、縦や横に木が伸びてしまい、手入れが大変になること。また横に広がれば隣の家の敷地内に侵入してしまったり、道路にでてしまったりなどで、ご近所トラブルの原因になってしまうことがあります。

そんな無用なトラブルを避けるためにも、日々のメンテナンスを忘れないようにしましょう。ちなみに、剪定の方法は、庭木によって違いがでてきます。
どうやって剪定するかわからない。剪定できる自身がない人は剪定のプロに依頼するといいでしょう。

剪定はただむやみに枝木を切ればいいというものではありません。適当に枝木を切ってしまえば、切った場所から細菌が入ってしまい、木が病気になってしまったり、形が崩れてしまったりとさまざまなデメリットが発生します。
きちんと計画的に剪定をおこないましょう。とくに剪定の時期を見極めることはとても大切なことです。

庭木の常緑樹でおすすめの植物

まとめ

今回あげた庭木のおすすめを参考に、自分の性格や好みに合った庭木を選んで、大切に育てましょう。しかし、庭木はただ植えればいいというわけではありません。

その植物にあった場所に植えたり、適切なメンテナンスで美しい状態を保たなければいけません。最近の庭木は育て方や手入れの方法が比較的簡単なものがありますが、手先が器用じゃない人や、メンテナンスに時間が取れない人は庭木のメンテナンスは苦になってしまうことでしょう。
庭木の剪定にお悩みの人は剪定のプロに相談して、きれいな庭木を保ちましょう。

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