
生垣がきれいに手入れされていると、家全体の印象もよくなりますよね。とはいえ、広範囲の生垣を剪定するのは大変……。「なかなかまっすぐに揃わない」という方や「きれいに剪定したいけど、あまり手間や時間はかけられない」とお悩みの方も多いでしょう。
当記事では、そのような悩みをお持ちの方へ向けて、生垣の剪定方法について詳しくご紹介します。コツをおさえて剪定すれば、手順に迷ったり失敗したりすることが減り、短時間できれいに剪定できるでしょう。
道具の使い方を少し変えるだけでも、仕上がりが今よりずっとよくなることもあります。生垣をきれいに剪定できるようになりたい方は、ぜひ当記事をご覧ください。
頭でコツを理解していても、実行するのはなかなか難しいもの。最初から完璧を目指さず、まずは練習のつもりで気楽にチャレンジしてみてくださいね。
できるだけ早く上達したいときは、一度プロに剪定を依頼してみるのもおすすめです。プロがどんな道具を使っているのか、どのように作業を進めているのかを実際に見てみましょう。
プロが何年、何十年とかけて磨いてきた技術を間近で見たり、アドバイスを聞いてみたりすれば、今後ご自身で剪定する際の参考になるはずです。

目次
庭の生垣としておすすめの植物
まず、生垣を作る目的をはっきりさせましょう。その目的によって生垣の種類や植える樹木の高さや品種が変わってきます。
生垣は、庭に植えた樹木よりも形を整えたりする剪定を頻繁におこなう必要があり、メンテナンスをしっかりおこなうことが重要とされます。特に、背の高い生垣となると脚立が必要になり、管理が大変になります。樹木を選ぶ際には、どのぐらいの高さのものを選び、メンテナンスはどれぐらい必要なのかを確認して選びましょう。
また、ただ視線を遮断するためだけに生垣を作るのか、見た目も花が咲いたり四季を感じたりできるものがよいのかも考えます。家が洋風なのに、生垣が和風でミスマッチなんてことにならないように、和風・洋風どちらにしたいのか家のイメージと合わるとよいでしょう。
では、どんな樹木が適しているのか。いくつかご紹介します。
低い生垣や垣根におすすめの庭木
葉は紅紫色をしており、秋にオレンジや赤に紅葉する落葉低木です。枝にはトゲがあるので侵入を防ぐ効果もあります。成長速度は遅く、伸びた部分を軽く刈り込む程度で済むので生垣の剪定も大がかりには不要です。また、病害虫にも強いので安心です。
・ロニセラ・ニティダ
グランドの砂が飛ぶのを防ぐ目的としてよく用いられている落葉性の低木です。高さは、15~40cmとなっており、低い生垣にはぴったりです。品種におっては、直射日光に弱く葉焼けしてしまうことがあるので、作る場所を確認する必要があります。
目隠しの役割に適した庭木
・コノテガシワ・エレガンティシマ
高さは3~5mにもなるヒノキ科の常緑針葉樹です。横には葉は広がらず上に伸び、コンパクトな樹木です。横に数本並べて植えるとまとまりが生まれます。
ガーデニングでも人気の庭木
・カロライナジャスミン
春に黄色い花を咲かせ、ジャスミンのような匂いがする樹木です。密に枝葉を茂らせることから、目隠しにも適しています。
和風の生垣にできる庭木
ツバキ科の常緑性の低木です。横に広がる性質から生垣に適しています。高さは1~3mになり、冬にはピンクの花を咲かせます。
簡単にできる日常のお手入れ方法
生垣の剪定以外のお手入れ方法をご紹介します。
・水やり
樹木を植えたばかりで根がしっかり張るまでは、たっぷり水を与える必要があります。夏は朝と夕方、冬は朝に水をあげましょう。約1年が経ち、根が張ればよほど乾燥しないかぎり水やりは不要です。
・肥料
樹木を植える時にしっかり肥料を混ぜておきましょう。花木や果樹を植える場合は、春から秋にかけて肥料を与えるとしっかりした花や実をつけるでしょう。
・病気などの対策
病気や害虫は、弱った木に発生します。そのため、剪定を行い木の間の風通しをよくし、水のやり過ぎに注意しましょう。もし、発生したら早急に薬剤を使用いて駆除することをおすすめします。
生垣の剪定方法と剪定に適した時期
生垣の剪定時期は植えた樹木によって変わります。
常緑樹は、新芽や枝の成長が止まる6月頃と10月頃の2回剪定をおこないます。針葉樹は、10月頃に、落葉樹は葉の落ちた後である11月から3月頃に生垣の剪定をおこないましょう。
しかし、これは目安であり、剪定後の状態を考えておこなうことが重要です。花が咲く樹木であれば、芽が出てくる時期はおこなえません。生育期に剪定することで、休眠期を過ごせる場合と休眠期に剪定することで新芽が出やすい場合など樹木によって異なるのでしっかり確認して剪定をおこないましょう。
特に注意が必要なのは、真夏と真冬を避けることであり、それ以外で年に2~3回剪定をおこなうと美しい生垣を保てるでしょう。
剪定方法としては、高くし過ぎないように上部の葉や枝を中心に剪定をおこない、下部は軽めに整える程度がよいでしょう。あまりにも背が高いと見栄えも悪くなり、日影になることから家に日光が入らなくなる場合もあるため注意が必要です。
詳しい剪定方法をご紹介します。
バリカンやヘッジトリマーを使用する場合
【1】生垣の上部に刃先を少し下げて動かしながら刈り込みます。同じ高さにそろえる場合は、ロープなどで印をつけておくとよいでしょう。
【2】生垣側面を下から上へ刈り込みます。
【3】刈り込んだ葉や枝を集めてゴミ袋に入れ、しっかり口を締めて処理します。
剪定はさみを使用する場合
【1】生垣側面から、ハサミを横に寝かせながら下から上へ刈り込んでいきます。ハサミの左手を固定して右手だけを動かして刈ると水平に刈れます。(利き手が右の場合)
【2】生垣の上面を水平にするように刈ります。そろえたい高さに糸など印をつけるとやりやすいでしょう。
【3】刈り込んだ葉や枝を集めて、ゴミ袋にいれて口を縛り処理します。
生垣に害虫を寄せ付けないための手入れ
生垣に害中を寄せ付けないために、枝と枝に隙間ができ、風通しがよくなるように剪定します。枝が絡み合っていると、しっかり太陽の光を浴びることができず、病気や害虫の発生の原因にもなるので特に注意が必要です。生育の速い木は根元から枝を切り落して、枝の量を減らしましょう。
また、予防のために消毒をおこなうとよいでしょう。定期的におこなうことで、発生しても被害を抑えられます。主に消毒は5~6月と9~10月の年2回が理想です。ホームセンターなどで消毒の薬剤は簡単に購入でき、使用の際にはマスク・手袋・長袖長ズボンでおこない皮膚につかないように散布しましょう。
もしも生垣の剪定をご依頼されるのでしたら、ついでに消毒についてもご相談されることをおすすめします。
まとめ
今回は生垣に適した樹木をご紹介し、剪定時期やその方法をお伝えしました。しかし、自分で樹木を購入して植えるとなるととても大変な作業となるでしょう。そして、どんな樹木が適しているのか、どうやって剪定したらいいのかと困ってしまうかもしれません。
そんなときは、当サイトをご活用ください。あたなにぴったりな業者が見つかるかと思います。
\ 完全無料 /
厳選した全国の剪定業者を探せます!
×
関連記事カテゴリ一覧
剪定の記事アクセスランキング
剪定の最新記事
カテゴリ別記事⼀覧
- お庭の手入れ
- 害虫駆除
- 害獣駆除
- 電気工事
- 鍵開け・交換・修理
- 窓ガラス修理・ドアノブ修理
- 家の修理
- バッテリー上がり
- ハウスクリーニング
- ペット火葬・葬儀
- 家電修理
- パソコン修理・ネット回線
- 家具・雑貨の修理
- 外壁・屋根工事
- リフォーム
- 防犯カメラ設置
- 盗聴器・その他調査診断
- 便利屋・代行サービス
- 引越し・配送サービス
- 買取・鑑定サービス
- iPhone修理
- 防災対策
- オフィス・店舗向けサービス
- その他