ゴールドライダーを実際に育ててみると、水やりの頻度や剪定の仕方で悩むことがあるかもしれません。ゴールドライダーは湿気に弱いので、水のやりすぎはよくないのです。また、湿気から守るためにも適切な剪定が重要です。
この記事では、適切な水やりの方法、追肥の効果、そして剪定の種類と違いについて解説していきます。正しい栽培方法を知ることで、発色も形もよいゴールドライダーを楽しむことができるでしょう。
ゴールドライダーの育て方
ゴールドライダーを育てる時は、湿気、蒸れ、日当たりがポイントとなります。このポイントをおさえて育てることで、健康的で美しいゴールドライダーを楽しむことができるのです。
水はけ、多湿に注意
ゴールドライダーは、乾燥には強いですが湿気には弱い植物です。そのため、ゴールドライダーを育てる時は、水やりの量や頻度に注意する必要があります。
水やりの方法は、鉢植えか庭植えによって少し異なります。鉢植えの場合は、土が乾いている時に一度水やりをするとよいでしょう。水の量は、土全体に水がいきわたるくらい与えてあげてください。
庭植えの場合は、根がしっかり根付くまではしっかりと水やりをしたほうがよいです。一般的に、根が広がるまでに2年ほどかかるといわれています。それ以降は、自然に降る雨だけでも十分でしょう。
追肥で発色良く!
ゴールドライダーは適切な時期に肥料を与えることで、葉の発色がよくなります。追肥に適した時期は、鉢植えなら3月と6月、庭植えの場合は2~3月です。
実際に追肥をする時には、肥料を入れる場所にも注意が必要です。幹の周りではなく、枝の先端の下あたりに、肥料を軽く土に埋め込むようにしながら入れるようにしましょう。そうすることで、肥料の栄養分が根の先端に届きやすくなり、しっかり吸収されます。
また、ゴールドライダーの葉をきれいに色づけるためには、日光の存在も大切です。日陰に植えたり日の当たらない部分があったりすると、葉が茶色くなって枯れてしまうことがあります。追肥に加え、日当たりにも配慮してあげるとより美しい姿へと成長してくれることでしょう。
剪定でゴールドライダーはコントロールできる
ゴールドライダーは、放っておくと6mほどの高さに成長するほど大きく育つ植物です。しかし、適切な剪定をおこなうことでその大きさはコントロールすることができます。剪定は湿気の発生や蒸れをおさえるためにも必要な作業なので、定期的におこなうようにしましょう。
芯止め
ゴールドライダーの高さをおさえたい場合は、芯止めという剪定方法がおすすめです。これ以上伸ばしたくない位置まで成長したら、先端を切り落します。先端を切ることで上方向への成長が止まり、その分、脇からのびる芽や枝葉が成長していきます。
枝抜き
込み合っている箇所の枝を切り落し、枝の数を減らす剪定方法を枝抜きといいます。ゴールドライダーは湿気に弱いので、不要な枝を切り風通しのよい環境を作ることが重要です。枝を切り落す際は、太い枝の付け根ぎりぎりで切り落すようにしてみてください。枝の途中で切り落すと、再び枝が成長し、さらに密集してしまうおそれがあります。
刈込
刈込は剪定とは違い、ゴールドライダーの外側をハサミで切り、高さや幅をそろえる作業をさします。刈込をする時は、葉を残して切るようにしましょう。葉が生えている部分よりも下の枝から切ってしまうと、次の新芽が出にくくなるおそれがあります。
また、刈込を終えたら、内側に枯れ葉や枯れ枝が詰まっていることがあるので、よく払い落としてあげてください。枯れ枝や枯れ葉が詰まっていると、風通しが悪くほかの元気な枝葉にも悪影響が出てしまいます。
ゴールドライダーのおすすめポイント
ゴールドライダーのおすすめポイントは、季節に関係なく楽しめることです。ゴールドライダーの葉の色は、一年を通して鮮明な金色に近い緑色です。
葉の色と形状がある程度一定という特徴から、ゴールドライダーを庭の生垣として植える人も多いです。ゴールドライダーは横幅がしっかりあり、また高さも剪定で調整できます。冬でも葉が枯れ落ちて枝だけになることもないので、生垣としても向いているのでしょう。
また、円錐形という形がクリスマスツリーにも似ているため、クリスマスツリーの代わりにゴールドライダーに飾り付けをする人も多いです。このように、さまざまな形で春夏秋冬いつでも楽しめるのがゴールドライダーの魅力です。
ゴールドライダーによく似た品種
ゴールドライダーは針葉樹に属し、コニファーとも呼ばれます。ゴールドライダー以外では、ゴールドクレストやヨーロッパゴールドといった種類もあり、これらもとても人気が高いです。
ゴールドライダーが一年を通して金色に近い緑色を維持するのに対して、ゴールドクレストは明るい黄緑色で、冬になるとオレンジ色に変化していきます。そして、次の春にはまた黄緑色になっていきます。一方、ヨーロッパゴールドは四季ごとに葉の色が変化します。春は黄金色、夏は緑、秋には枯れ葉が少し茶色になり、冬は茶色がかった黄金色になります。
このように、姿形は似ていても、ひとつひとつが異なる色味をもつのです。3種類のコニファーを植えて、それぞれの発色を楽しむのもよいかもしれません。
また、ゴールドライダー、ヨーロッパゴールド、ゴールドクレストのような針葉樹の葉には、「フィトンチッド」という香り成分が含まれています。この香り成分には、自律神経の安定、消臭脱臭効果、抗菌防虫効果があるといわれており、リフレッシュ効果までも期待できるのです。緑の香りに包まれながら気分転換をしたいとお考えの方には、まさにぴったりの植物といえるのではないでしょうか。
まとめ
ゴールドライダーは乾燥や寒さに強いですが、湿気と蒸れには弱いです。そのため、育てる時は風通しがよく日光がしっかり当たる場所に置いてあげるようにしましょう。
ゴールドライダーによく似た品種も存在し、ヨーロッパゴールド、ゴールドクレストなどがあります。どれもコニファーの仲間なので育て方は基本的に同じですが、それぞれが違った色味を楽しませてくれるでしょう。
ここで紹介したコニファーは、どの種類でも定期的に剪定をすることが重要です。剪定に関して少しでも不安な場合は、業者に依頼することも視野に入れて考えてみてください。
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