キンロバイの育て方と剪定のポイント!ロックガーデンにもおすすめ

2023.11.20

キンロバイの育て方と剪定のポイント!ロックガーデンにもおすすめ

寒い地域で花を咲かすキンロバイは、真冬でもほとんど防寒対策がいらない植物です。また、長期的に花を楽しむことができるため、「これから育てよう」と考えているかたもいるのではないでしょうか。

キンロバイを育てる際には、欠かせないのが剪定です。剪定を怠ってしまうと成長しないことがあるので注意しましょう。

しかし、剪定といっても枝がのびればいつでも切っていい訳ではありません。生態を理解して、キンロバイの剪定時期を知っておく必要性があります。まずは当記事を読んでキンロバイの生態を知って、育てかたを確認しておいてはいかがでしょうか。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

キンロバイとは

キンロバイという花の名前は知っているかたでも、その性質まではあまり知らないのではないでしょうか。そこでまずは、キンロバイの特徴や開花時期についてご紹介します。

特徴

木が高すぎると上のほうの手入れがしにくくなりがちです。手入れがいきとどかないと成長不全を引き起こすおそれがあります。木というと高く成長するイメージがあるかもしれません。

しかし、キンロバイは、成長しても30cm~100cmほどにしかのびないため、比較的手入れがしやすい植物といわれています。標高が高い高山帯と呼ばれる場所に育つ、寒さに強い低木がキンロバイです。落葉の木であるため、落ちた葉っぱはこまめに処理するようにしましょう。

花期

キンロバイは、花が梅に似ているため漢字で金露梅と書くのです。黄、赤、白、ピンクの花が、最長5か月ほど楽しむことができます。キンロバイは黄、ハクロバイは白、プリンセスはピンク、レッドエースは赤というように品種によって花の色が異なります。庭の雰囲気にあわせて品種を選ぶのもいいかもしれませんね。

キンロバイとは

キンロバイの剪定

庭植えでキンロバイを育てる場合、大きくなりやすいため剪定をする必要があります。枝同士が重なっている場合は、どちらかを根本から切ってください。重なったままにしてしまうと枝が絡まってしまうため、成長できなくなります。

キンロバイの状態をみて枝の間隔があいていない場合に剪定をおこないましょう。ある程度成長したら、刈り込みをしてあげると高さを調節することができます。

刈り込みは剪定とは違い、木の見た目を整える作業です。始めに刈り込みをする際は、主幹をちょうどいい高さに切ります。次に、好みの形にそって枝を切りましょう。

5月~6月にかけては、さし木をして苗を増やすこともできます。さし木をする際は、元気な枝を剪定して土に植えることでできるのです。土に枝を植えてしばらくすると根がしっかりのびてきます。

鉢植えでさし木をする場合は、山砂に鹿沼土や腐葉土を混ぜて水を含みやすい土をつくります。そこに、さし木をして根がのびてきたら3月~4月もしくは10月~11月に植え替えをおこないましょう。植え替えをしないと根がしっかりとのびなくなってしまうため、根詰まりを引き起こし、枯れるおそれがあります。

キンロバイの育て方のポイント

育てかたを間違えては、うまく花が咲かないということがあります。キンロバイの根が安定したら、どのように育てていけばいいのでしょうか。水やり方法やキンロバイを育てる場所などをおさらいしておきましょう。

栽培環境

キンロバイを育てるには、まわりに影となってしまうような植物を置かないことがポイントです。日光が当たる場所を選べば、キンロバイは育ってくれます。

肥料

春と秋以外に肥料をあげてしまうと、根が弱ってしまう可能性が非常に高いので注意しましょう。日が当たらない3月~4月、10月~11月には、肥料をあげることをおすすめします。キンロバイの成長をみて、固形肥料を根元にまいてください。

キンロバイは、肥料がなくてもある程度育つので、液体タイプの浸透しやすいものは控えるようにします。肥料をとりすぎると枯れてしまうので注意してください。

水はけ

土にある程度湿度があり、水はけがいい環境をキンロバイは好みます。湿度が高すぎず、風通りの良い場所に置きましょう。乾燥しすぎた場所に置くのも、乾燥がひどいと枯れてしまうため危険です。

鉢植えで育てているキンロバイの水やりは、乾燥がひどいときにおこなうのがポイントです。特に夏場の晴れた日には土の乾燥を気にするようにしましょう。

一方庭植えの場合は、基本的に水やりは不要です。庭植えの場合は、あまりに暑く乾燥がひどい場合のみ、打ち水をする程度に地面を湿らせておきましょう。根に直接水やりをする必要はありません。

キンロバイの育て方のポイント

ロックガーデンにも人気のキンロバイ

ロックガーデンは、ハーブやキンロバイなどを育てるのに最適な環境であるといわれています。ロックガーデンとは、砂と石を使って土台をつくりその間に植物を植えてつくる庭のことです。
派手すぎない、オシャレなロックガーデンはSNS映えする写真も数多く撮ることができるのも魅力の1つです。庭をおしゃれにするために、近年ロックガーデンをつくるというかたも増えています。

ロックガーデンをつくるには、植物を植えるまえに庭に石を積み上げます。この時、植物を植える位置を決めて石を置くようにしましょう。植える位置を決めて石をおかないと、苗を植えるスペースを確保できなくなります。

次に、植物を植える場所に石で枠をつくります。砂がこぼれてしまわない程度に枠にそって穴をほってください。枠がつくれたら、土を入れていきます。ロックガーデンの土は、山砂と赤玉土、腐葉土を7:2:1の割合で入れてよく混ぜます。庭にしくまえにふるいにかけておくと、より土が混ざり水はけのよい土壌にすることができるのです。

土ができたら植物を植えましょう。長い年月を経るとロックガーデンの石の部分にコケが入り、いっそうカッコよさが増します。

まとめ

キンロバイは、色とりどりの花を咲かせる植物です。寒さに強く水はけのいいところを好むキンロバイは、肥料をこまめにあげる必要もありません。

しかし、剪定は定期的におこなうようにしましょう。剪定方法や時期が分からないからといって放置しておいては成長が止まり、枯れてしまうことがあります。

もし、剪定について分からないことがあれば業者に依頼することもおすすめです。業者に依頼すると、キンロバイ以外の庭にある木の剪定もしてもらうことができます。正しく手入れをして、キレイな庭をつくってみてはいかがでしょうか。

剪定を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「剪定」をご覧ください。

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