すだちの剪定方法とは?剪定の時期や必要な道具までたっぷりご紹介!

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すだちの剪定方法とは?剪定の時期や必要な道具までたっぷりご紹介!

すだちといえば、料理などに使われることが多い柑橘系の果物ですね。家の庭で栽培することもできるため、地植えや鉢植えなどにして育てている方もいることでしょう。すだちは寒さに強く育てやすいといわれる植物なので、手軽に育てることができるといわれています。

しかし、放置しておくと木が弱ったり、実がつきにくくなったりすることがあります。すだちをうまく育てるには、剪定や樹木の管理が大切なのです。すだちの剪定方法や管理のコツを知って、元気なすだちに育てましょう。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

すだちを剪定する時期と方法

すだちの剪定は、3月~4月あたりにおこなうのがおすすめです。常緑樹であるすだちは春から秋にかけて枝が伸びますので、その前にスッキリさせて日当たりと風通しをよくしましょう。

剪定は、不要な枝を切り落とす「間引き剪定」と、枝の長さを短くする「切り戻し剪定」を中心におこないます。まず、間引き剪定で切る不要な枝とは、おもに以下の3種類です。

・長すぎる枝
他の枝よりも極端に長い枝は全体の樹冠から突き出し、木のバランスを悪くします。また、早く生長することで他の枝や実に養分がいきわたるのを妨げることが多いです。そのため、長すぎる枝は枝の根元から切り落としましょう。

・混み合う枝
木の内側に反り返った枝、下向きに伸びる枝、他の枝に交差して伸びた枝、などがあって枝が密集していると、日当たりや風通しが悪くなります。日当たりが悪いと木の内側が枯れやすく、風通しが悪いと病害虫が発生しやすくなるのです。枝と枝の間隔を開け、均等に光がさすように邪魔な枝を枝元から切り落としましょう。

・枯れ枝
枯れた枝や病気の枝、害虫に侵された枝を放置しておくと、他の枝や木全体が病気にかかるおそれがあります。剪定のときに取り除いておきしょう。

間引き剪定をするときには、不要な枝を根元から切り落とすことがポイントです。切り口を長く残していると、残された枝の部分が傷んで木を弱らせてしまうことがあります。

切り戻し剪定では、長い枝を適度な長さに切りそろえます。毎年切り戻しを繰り返すことで、一定の大きさを保つことができるのです。

すだちには前年に実が着かなかった枝に実が着く性質がありますので、前年に実が着いた枝を切り戻しましょう。枝を切るときは、新芽のすぐ上で切ります。外側に付いている新芽を残しておくと、枝が外側に伸びて樹形のバランスがよくなります。

すだちの剪定に必要な道具

すだちを剪定するためには、剪定に適した道具を使うことも大切になります。すだちは枝が太く頑丈なので、日常的に使うハサミでは適さないかもしれません。さらに、剪定では枝の太さに応じて、使用する道具を変えることもあるのです。すだちの剪定で使う道具は、おもに以下の3種類があげられます。

・剪定ばさみ
樹木の剪定に使用するためのハサミです。細い枝を剪定するのに適しています。小回りが利くので、内側の込み入った枝でも切ることができるでしょう。

・のこぎり
剪定バサミでは切れない太い枝を切るときに使用されます。大きなすだちの木や枝を剪定するのに向いているかもしれません。剪定ばさみとのこぎりを併用すると、剪定もしやすくなるでしょう。剪定をするときに作業用の手袋をつけておくと、枝やハサミで手を切ることも少なくなるのでおすすめです。

・癒合剤
剪定した枝の切り口に塗ることで、風に運ばれた病原菌が切り口から入るのを防ぎます。すだちがかかりやすい病気に、葉や果実にイボや斑点ができて見た目を悪くする「そうか病」というものがあります。そうか病の菌は風で運ばれるので、感染しやすい切り口を癒合剤で守ることで感染のリスクを減らせるでしょう。

こんなときは業者に相談してみては?

すだちの剪定をするときには、不要な枝がないかを細かく確認したり、剪定に時間をかけたりする必要が出てきます。そのため「すだちの木が大きくて時間がかかりそう」「うまく剪定する自信がない」「うまく実がつかないかも」など不安を抱く方もいるかもしれません。

そんな方は、剪定を業者に依頼してみるのもひとつの手段です。経験豊富な業者に依頼をすることで、不要な枝を取り除いたり、実がつきやすいよう剪定してしたりしてくれるでしょう。さらに、自分で剪定する手間もはぶけるので、時間がない人にもおすすめです。

剪定料金は、木のサイズや業者によって変動してくるので、依頼をする前に相場を調べてみるのもよいでしょう。業者には見積もりをおこなってくれるところもあるので、料金の見積もりを依頼するのもおすすめです。

こんなときは業者に相談してみては?

元気いっぱいなすだちを育てる秘訣

すだちには剪定がとても大切ですが、元気に育てるには水やりや土選び、樹木の配置も同じくらい大切です。すだちは風が運んでくる菌などに弱いので、風が当たりにくい場所に配置するのがいいとされています。

また、すだちの木は水はけのよい土を好むので、赤玉土などの排水性が高い土を使うのがおすすめです。苗木を土に植えつけたとき、多めに水をあたえてワラをしいておくと、うまく育つといわれています。植えつけのときだけでなく、夏のなどの乾燥しやすい時期にはこまめに水をあたえることがよいそうです。

肥料をあたえる場合は、苗木を植えてしばらく日がたつのを待ちましょう。植えつけたすだちの枝に芽が出てきたら、肥料をあたえる頃合いとされています。肥料をあたえるタイミングは春と夏、秋の終わりがけなので、年間3回前後です。

また、鉢に植えているすだちの場合は、生長とともに根詰まりをおこす可能性もあります。ある程度育ったら、大きな鉢や庭に植え替えをするのがおすすめです。

まとめ

すだちの剪定は、生長期前の3月から4月頃におこないましょう。不要な枝を切り取ることで、枝の日当たりや風通しを改善することができます。不要な枝を切る際は、枝の根元から切ることが大切です。

すだちの枝は硬いので、枝を切るときは剪定用のハサミが適しています。枝が太い場合は、のこぎりとの併用がおすすめです。

自分で剪定するのが難しいと感じた人は、業者に剪定を依頼するという手段もあります。自分で剪定する手間をかけず、きれいに仕上げてもらえます。料金がわからない場合、まずは業者に見積りを依頼するのもひとつの方法です。

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