杏の剪定は花と実を楽しみたい場合で異なります!適切な方法とは?

2021.4.30

杏の剪定は花と実を楽しみたい場合で異なります!適切な方法とは?

花だけでなく、果実の収穫が期待できる杏は、とても魅力の多い庭木のひとつでしょう。できれば、大切に育てて多くの花や実を楽しみたいですよね。しかし、杏は花と実それぞれにとって適切な剪定をおこなわないと、開花や実の収穫を楽しむことができないのです。

それでは、杏の剪定はどのようにおこなったらよいのでしょうか。この記事では、杏の適切な剪定方法や時期、さらには注意すべき病気などをご紹介します。杏の剪定についてよく理解し、花や実が楽しめる杏を育てましょう。

杏の花を楽しみたいときの剪定方法

杏の剪定をおこなう際は、まず花か実のどちらを楽しみたいか決める必要があります。その理由は、杏は花をたくさんつけてしまうと、実の収穫があまり期待できないからです。

反対に、多くの実を収穫したい場合は、花をたくさん咲かせないようにしたほうがよいです。このように、杏は同じ年に花と実の両方を楽しむことは難しい、という特徴があることを覚えておきましょう。

杏の花をたくさん咲かせるためには、葉が重要なポイントとなります。杏は花を咲かせるために葉に栄養分を蓄えるので、葉を刈りすぎると、花への利用が不足してしまうのです。

とくに、夏の時期は葉が生い茂りますが、ここで葉を刈り込みすぎないように、注意しましょう。剪定をおこなう際は、枝が密集し、風通しや日当たりが悪くなっている場所を整える程度におさえておくことをおすすめします。

杏の実を収穫したい!多く楽しむための剪定方法とは

杏を育てていると、やはり実を収穫したいというかたも多いでしょう。杏の実は、ジャムなどに加工するなどして、楽しむことができます。

そんな杏の実を多く収穫したいという場合には、枝がポイントとなります。杏の実は、10センチほどの短い枝に実ることが多いです。そのため、実の収穫を予定した杏の剪定では、短い枝をつくることを意識しましょう。

長い枝は10センチほどの長さになるように整え、また古い枝も刈り込んでしまうことをおすすめします。成長から3年が経過している枝には、実がつくことはあまりないためです。

また、杏の実は、苗を植えてから3年以降で収穫が可能になります。収穫時期は、実が落ち始めたころがよいでしょう。実が落ちる時期であると、十分に熟していることが期待できます。

杏の剪定は時期も大事

杏は、花と実どちらを楽しむかで剪定方法を変えることも大切です。しかし、適切な時期を選んでおこなうことも、非常に重要となります。

冬になると葉が落ちる杏の剪定は、12月から2月ごろが適しています。冬の時期に不要な枝を切り落とすなどの剪定をおこなうことで、春に新しい花や枝がつき、それらが成長しやすいからです。

そのため、冬の時期は枝の切り落としなど、杏の木全体を刈り込む剪定をおこなうとよいでしょう。基本的な剪定は冬におこないますが、風通しが悪いなど、杏の成長をさまたげてしまう状態である際には、夏であっても剪定をおこなうことをおすすめします。

夏の剪定では、枝が密集している箇所の枝を切り取ってしまうとよいでしょう。しかし、あくまで風通しや日当たりをするための剪定であるため、大幅に刈り込んでしまうことは避けたほうが無難です。

杏の剪定は時期も大事

杏を剪定しないとどんな病気にかかるの?

杏だけでなく、さまざまな植物にとって剪定をおこなうことは非常に大切です。剪定をおこなわないと、風通しや日当たりが悪くなり、病気にかかってしまうことがあります。それでは、剪定をおこなわないでいると、杏はどのような病気にかかってしまうのでしょうか。

黒星病

杏がかかってしまうおそれのある病気として、「黒星病」があります。黒星病とは、名前にあるように、黒い星のような斑点が植物の葉や果実の表面にできてしまう病気です。黒星病にかかってしまうと、葉や実の成長がさまたげられ、花が咲かなくなったり、実が大きくならなかったりしてしまいます。

黒星病の原因はカビの菌とされており、梅雨などの湿気が多い季節に発症することが多いです。湿気の多い時期に、杏の風通しが悪いとこの黒星病に感染してしまうおそれがあるため、きちんと剪定をおこなっておきましょう。黒星病の予防には、適切な杏の剪定や薬剤の使用が効果的です。

害虫被害

また、剪定をおこなわないでいると、病気だけでなく害虫被害にあうおそれがあります。杏に寄生する害虫としてあげられるのが、コスカシバの幼虫やアブラムシです。コスカシバの幼虫は、樹木の皮の中に入り込み、食害していく害虫です。

コスカシバは、5月から9月ごろに成虫が樹木に卵を産みつけ、その2週間ほど後にふ化し食害を始めます。コスカシバの幼虫による被害を受けている場合は、樹木の幹に木くずが混ざったヤニが出るようになるでしょう。

また、アブラムシは、杏のつぼみや葉から栄養を吸い取ってしまいます。春ごろに発生することが多い害虫です。コスカシバの幼虫やアブラムシの被害を防ぐためにも、剪定をおこない、害虫の住み家をつくらないことが大切になります。

まとめ

杏の剪定は、花を楽しみたい場合と実を収穫したい場合で方法が異なります。花を楽しみたいという場合は、あまり葉を刈り込んでしまわないことが大切です。いっぽう、実を収穫したいという場合には、枝の長さを短くするということを意識しておこなったほうがよいでしょう。

杏の剪定は、葉が落ちる12月から2月ごろの時期におこなうのがおすすめです。剪定は杏だけでなく、さまざまな植物にとって重要な作業になります。とくに杏は、剪定をおこなわないでいると、黒星病や害虫被害にあってしまうことがあるので注意が必要です。

誤った剪定をおこなってしまうと、花が咲かなくなったり、実がつかなくなったりする原因となってしまいます。自分で剪定をおこなうことが不安なかたは、業者に相談してみることをおすすめします。

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