ミニバラの剪定方法!美しく咲かせるために肝心なのはこまめな剪定!

2023.11.20

ミニバラの剪定方法!美しく咲かせるために肝心なのはこまめな剪定!

ミニバラの剪定ってどうすればいいんだろう、と困ったことはありませんか?「自分で手入れをしているけれど、本当にこの方法で合っているのか心配になる……」ということも、きっと一度や二度ではないかと思います。

ここではミニバラ剪定の時期と方法や、剪定で出た枝を利用した挿し木の方法もあわせてご紹介いたします。ご自宅のミニバラをきれいに長く保たせるために、ぜひ参考にしてください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

【ミニバラ剪定】季節ごとの剪定の流れ

ひとことにミニバラの剪定といっても、その種類はさまざまです。単に剪定方法が異なるというだけではなく、季節やミニバラの状態によって剪定の方法や加減を変えなければなりません。せっかくキレイなミニバラですから、剪定にもしっかり気を配るようにしましょう。

一年間で訪れるミニバラの剪定タイミングは、大きく分けて3回あります。季節ごとの剪定の流れをご紹介しましょう。

 

①最初の花の咲き終わり

はじめに訪れる剪定は、ミニバラがその年はじめの花をつけたあとの、6月上旬から7月下旬にかけての剪定になります。これには次に来る夏の終わり頃の開花のための栄養を確保する意味もあるので、気持ち早めに剪定してしまってもいいかもしれません。

このとき気をつけなければならないことは、5枚葉より上で剪定しなければならない点です。5枚葉とは、幹から延びる枝のうち葉が5枚ついている中くらいの枝のことです。次の花を咲かせる芽はこの5枚葉のつけ根付近に出てくるので、芽を切ってしまわないように注意するといいでしょう。

②2回目の花の咲き終わり

次に訪れる剪定タイミングが、10月上旬から中旬です。2回目の開花を楽しんだあとの剪定になるので、そのシーズンの気候によってはもっと早くなるかもしれません。ここでは全体の枝を半分よりやや長い程度で切り揃えてあげましょう。休眠期が近いので葉っぱを減らしすぎないよう「枝の長さを揃える剪定」というイメージで剪定しましょう。

③冬の休眠期が明けるころ

最後の剪定が1月下旬から2月中旬の剪定です。この剪定は「強剪定」といわれることもあります。ここでの剪定は基本的に大胆におこなってしまって大丈夫です。冬のあいだに休眠して体力を回復したミニバラは、ここで栄養の分散を防ぐことで春に向けてぐんぐん伸びていきます。

大胆にってどのくらい?と思われた方もいるかとおもいます。もしどのくらいか迷ったら、剪定するときの枝の長さが、土の表面から手のひら一個分くらいの長さが残る程度を目安にするといいでしょう。

【ミニバラ剪定】剪定の仕方

ミニバラの剪定作業にもいくつかの方法があります。お手入れの時期やミニバラの状態にあわせて、適切な剪定をおこないましょう。

花がら摘み

花がら摘みは、花がらといわれる咲ききった花を手やハサミで切る作業です。それ以上栄養が花がらへいかないようにすることで、次の花の開花に必要な栄養を確保するためにおこないます。

花がら摘みは基本的に、花が咲き終わったあとに毎回おこないましょう。しおれたままの花をそのまま自然に落ちるまで放置しておくと、見た目的にもあまりよくありません。さらには、病気の原因になってしまうことも考えられます。

また、剪定で出た花がらをちょっとしたインテリアに利用することもできます。たとえば、少し早めに花がら摘みで摘み取った花を、水を入れたガラス鉢などに浮かべて室内で楽しむこともできます。

切り戻し剪定

切り戻し剪定とは、枝や茎に対しておこなう手入れ方法で、剪定ハサミで伸びすぎた枝や茎を切り落とすことをいいます。枝や茎が狭い範囲にたくさん生えてきて密集してしまうと、日当たりが悪くなったり空気が通らなくなったりし、害虫や病気の危険性が出てきます。そのため、これも栄養の管理や見た目を整えるために重要な作業です。

切り戻し剪定は花がら摘みと違い、枝や茎の切り口をさらすことになります。切り口が乾いていないと病気や害虫のもとになってしまうおそれがあるので、切り戻しはなるべくよく晴れた日におこなうとよいでしょう。

【ミニバラ剪定】剪定後の枝は挿し木に

育てているミニバラから剪定で切り落とした枝を利用して、株を増やすことができる方法があります。それが、挿し木と呼ばれる方法です。

挿し木をするのに一番適しているといわれているのは、季節でいえば6月上旬ごろ、ミニバラがはじめの花をつけたあとの剪定時期とされています。ここでの剪定で出た枝を使うといいでしょう。

挿し木する枝をおよそ2時間程度水につけておいたあと、水をよくあたえた土をポットなどに用意し、指で軽く穴をあけたあとに挿し木します。このとき、挿し木の切り口に発根剤をつけると、根が出る可能性が上がるかもしれません。ポットには葉が重ならない程度であれば複数本挿すこともできます。

挿し木したあとは、根が出るまでしっかり管理することが必要です。ポットは直射日光の当たらない、風通しのよい日陰に置くとよいでしょう。水は土が乾いてきたらこまめにあたえるようにしましょう。このとき、つい肥料をあたえたくなってしまうかもしれませんが、肥料をあたえると根が張るまえに腐ってしまうおそれあるのであたえないように注意してください。

【ミニバラ剪定】剪定後の枝は挿し木に

自分で剪定するのが難しいときはプロに相談を

ミニバラの剪定は背丈が低いので、ほかの背丈の高い植物に比べると比較的剪定作業は難しくないだろう、と考えるかもしれません。それでも、剪定は大変な作業です。かがんで作業するのがなかなか難しい方もいらっしゃるでしょう。また、枝葉を落とす以上、切り口から発生する病気や害虫被害の危険が出てきてしまいます。

あまり自分で面倒を見てあげられない、剪定したときからミニバラの様子がおかしい……そんなときには、一度業者の方に相談してみるのもいいでしょう。

まとめ

ミニバラを剪定するために大事なことは、剪定の時期とミニバラの状態、それに合わせた剪定方法をきちんと理解することです。せっかく大事なミニバラですから、きれいに咲かせるためにどのようにお手入れをするのがいいのかをしっかり覚えておきましょう。

とはいえ、季節を通して完璧に管理することはなかなか難しいので、どこかでお手入れに迷うこともあるかもしれません。そういうときは、やみくもに手を入れずに落ち着いて、一度業者に相談してみることをおすすめします。

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