テレビアンテナブースターは設置すべき!役割と効果を発揮しないケース

2021.9.22

テレビアンテナブースターは設置すべき!役割と効果を発揮しないケース

新居でこれからテレビアンテナを設置する時、電波環境のストレスはできる限りなくしたいですよね。そこで「アンテナの電波はブースターで改善できるらしい」という情報を聞き、テレビアンテナには「ブースター」を接続するべきかどうか迷っているかと思います。

結論、テレビアンテナの電波対策としてブースターは設置しておくべきです!

実際後からブースターを設置することもできますが、先に設置しておくと電波の調整や配線のゴタゴタに悩むことがなくなります。

ここでは、新築のテレビアンテナにブースターを設置すべきかどうか?明確にお答えし、自分で設置する場合どんなものを選んだらいいのかをお伝えします。

読み終えていただければ、今ブースターを取り付けておくべきかどうか、しっかり決断できるようになります。

0. テレビアンテナに設置するブースターとは?

アンテナで受信した電波を強くしてくれる四角い形の機器のこと。主に屋外用と室内用があり、屋外用はアンテナの直下に接続して電波をとくに強く増幅させる効果があります▼

アンテナブースター(室外) アンテナブスーター(室内)

1. ブースターはアンテナ設置時に付けておくべき

新居にアンテナを設置する時、「これからテレビの台数を増やしたい」「電波環境の不安を少しでも取り除きたい」のであれば、アンテナの信号を増幅させるブースターは設置しておいたほうがいいです。

なぜなら、いずれテレビの台数を増やしていくと信号が弱くなってしまうので、ブースターが必要になる時が必ず来るからです。

また、今電波環境が良くても周りにビルが建ったり、都市開発が進むにつれ電波環境が悪くなる可能性だってあります。

もちろん後でブースターを設置しても遅くはありませんが、アンテナ設置時にブースターも設置してしまったほうが、後で面倒な作業を避けられますしラクなんですね。

具体的にブースターがどう役立つのか、もう少し掘り下げていきます。

1-1. 複数台テレビを見るときに電波を増幅してくれる

ブースターは、2~4台などのテレビ電波を増幅させるために役立ちます。

というのも、1つのテレビアンテナに対してテレビを2~4台つなぐと、ケーブルを”分配”することになるため、1つ1つの電波がどうしても弱まってしまいます。

ブースター増設

しかしブースターを設置すれば、弱まった電波を増幅してくれるので2~4台テレビを設置しても全チャンネル快適に視聴できるようになるのです。

1-2. テレビの映りが悪いときに改善してくれる

「天気が悪い日だけ映りが悪い」「周りにビルが建って今まで見れたチャンネルが映らない」

こんな時の電波改善にもブースターが役立ちます。

なぜなら、天気が悪くて電波が遮られた時や、建物にさえぎられた電波も、ブースターが信号を増幅して強くしてくれるからです。

たとえば住んでいて周りにマンションやビルが建設され、急に日当たりが悪くなってしまうということもありますよね?アンテナ本体の方向にはよりますが、大きな建物に電波が遮断されるとテレビの映りに影響してしまうことがあるため、電波対策としてブースターは役立ちます。

2. ブースターで電波が改善しない2つのケース

新居でアンテナ設置と同時にブースターを取り付ければ電波対策は万全のように思えますが、アンテナ自体に問題があると、ブースターがあってもどうにもならない場合があるのは知っておいてください。

具体的にどういう問題かというと、

  • アンテナの信号自体が悪いとノイズも増幅してしまう
  • アンテナケーブルが破損していると改善しない

があげられます。

2-1 アンテナの信号が悪いとノイズも増幅してしまう

良くも悪くも、ブースターは電波を増幅させてしまうので、アンテナから送られるノイズなどの”悪い信号”も一緒に増幅させてしまうんですね。

ブースターに電波の質を良くする効果はないので、アンテナ本体に問題がある場合、ブースターを設置しても改善しません。むしろ悪化することもあります。

もしブースターを設置しているのに電波が悪くなったり、テレビの映りが悪くなってしまったら、アンテナ自体に原因があると思ってください。

2-2 アンテナケーブルが破損していると改善しない

テレビアンテナのケーブルが破損し、アンテナから電波がうまく信号が送れていない場合も、ブースターでは改善しません。とくに台風・大雪など自然災害でアンテナが破損したり位置がズレてしまった場合は注意!

アンテナが壊れてしまったら、本体の修理・交換をしないと改善しません。

💡
アンテナ本体に問題があるとブースターでは解決しない。ブースターを設置しているのにテレビの映りが悪い時は、「アンテナ本体の異常」だと気づけます。

3. ブースターはテレビの台数に応じて選ぼう

ブースターには主に「屋外用」「室内用」の2種類あって、

  • テレビ3~4台なら屋外用
  • テレビ1~2台なら室内用

を選ぶのがベストです。

なぜなら、屋外用は増幅レベルが高くテレビ3~4台向け。室内用は電波の増幅レベルが低くテレビ1~2台に適しているからです。ブースターそれぞれの特徴を簡単にまとめてみました。

屋外用ブースター
  • テレビ3~4台の電波を増幅させるのに役立つ
  • アンテナ本体の直下に設置するので取り付けが大変
  • 電波の増幅レベルが高い
  • 値段は5,000円以上のものが多い(ピンキリ)
室内用ブースター
  • テレビに直接つなぐだけで設置がラク
  • 電波の増幅レベルは低め
  • テレビ3~4台の場合はややパワー不足
  • 2~3,000円程度で購入できるので手軽

もう少し詳しくブースターの特徴を説明していきますので、それぞれどんな場合に効果を発揮するのかを見ていきましょう。

3-1 屋外用ブースターはテレビ3台~向き

屋外用ブースターは、電波の増幅レベルが高いので3台以上のテレビ電波を増幅させるのにベストです。

また屋外に設置することを想定されているので、「防水設計で雨に濡れても安心」なのが特徴です。

屋外用ブースターは効果を最大限発揮するために、アンテナの直下に設置します。屋外用ブースターは設置が自力だと苦労するものの、電波を増幅させるパワーが強いので、テレビ3台以上の電波対策として心強いです。

3-2 室内用ブースターは1~2台向き

室内用(卓上用)ブースターは、電波の増幅レベルが低いものの、テレビ1~2台程度の電波レベルを改善する時に使えるブースターです。テレビと直接つなぐことができるので、工具なし・手間なしで設置できて手軽なのが特徴です。

設置イメージは▼のような感じで、室内に置いても邪魔にはなりません。

アンテナブスーター(室内) 

値段も2~3,000円で購入できるものが多く、とりあえずご家庭で電波対策をしておくのにおすすめ。屋外用に比べて簡易的なブースターですが「天候によってテレビの映りが悪くなるのを事前に防ぎたい」「ブースターを手ごろな価格で購入して試したい」という時には、室内用ブースターが重宝します。

💡屋外用・室内用ブースターについてまとめ
  • テレビの台数を3~4台増やす予定なら、屋外用のブースターを設置するべき
  • テレビ1~2台でも、室内用のブースターを設置して対策しておくべき

4. ブースターを自力で取り付けるなら「室内卓上用」を選ぼう

ブースターを自分で取り付けてようとお考えなら、室内用(卓上ブースター)を選びましょう。

なぜなら屋外用ブースターをミスなく完璧に設置するのは難しいからです。

なぜ屋外用ブースターの設置が自力では難しいかというと

  • 接続のために屋根に登って作業する必要がある
  • ブースターの配線を間違えてしまい機能しないこともある

からです。

高所作業で危険が伴うのはもちろんなのですが、注意すべきは、「配線ミス」。実際テレビの映りが悪くてブースターを購入し、自力で設置を試みた方のなかには、

  • ブースターを付けても変化がなかった
  • むしろ電波が弱くなってしまった

という意見がありました。

苦労して自分で設置しても、配線ミスなどで結局効果が感じられなかったという方もいるんですね。もちろん電波が改善した方も非常に多いのですが・・・。お金が無駄になってしまったという方もいます。

そのため屋外用ブースターの設置は自力で完璧にこなすのは難しく、配線も込みならアンテナ工事の業者に任せてしまう方がラクで結果安く済むのです。

4-1.室内用ブースターの設置例

室内用ブースターの場合は、ほぼ商品のパッケージに説明書が記載されていますので、それぞれ手順に従って行えばまず苦戦することはありません。

パッケージ裏に説明書

付属のケーブルとテレビを接続し、ブースターをコンセントに刺して完了です。

室内ブースター接続法

ただし室内用ブースターは、あくまで簡易的なものなので、テレビの映りが非常に悪い場合は改善しないことがあるのを忘れないでください。

5. 屋外用ブースターは”配線”が難しいのでおすすめしない

屋外用ブースターは、アンテナ直下に接続したら”配線”もしないといけません。

ブースターとアンテナをケーブルでつないだり、電源部と分配器、テレビにもつないだりなど、意外に配線が多いのでミスが怖いところ。

そのため屋外用ブースターは自力で完璧に取り付けるのが難しいのです。

ブースターの配線例▼

配線例

しかも配線の場所は住宅によって違い、

  • 天井裏や屋根裏に点検口がある家
  • 屋外ボックスに点検口がある家
  • マルチメディアボックスがある家

など、まず自分の家ではどこに接続すべきかを調べないといけません。とくに天井裏に点検口がある家だと、視界の悪いスペースに入り込んで作業する必要があるため、配線間違いが起こりやすいんですね。

5-1 屋外用ブースターをアンテナに接続する方法

できれば動画で解決するのが良いが、現実的に使えるものがなさそうなので、画像と手順解説で。

屋外用ブースターは、電源部と本体セットで販売されているものがほとんどなので、だいたいどのブースター―でも手順は同じです。

1.まずは屋根に登りアンテナマストにブースター本体に付属している金具を取り付けて固定していきます。

屋外ブースター 手順1

2.ブースターを固定したら、アンテナケーブルとブースター本体をつなぎましょう。

※ブースターをアンテナ本体につなぐとき電波受信1m以上離します。

屋外ブースター 手順2

3.ブースターの本体がアンテナに接続出来たら、屋根から降りて、電源部とアンテナケーブルを接続していきます。

アンテナケーブルの場所は

  • 天井裏や屋根裏の点検口
  • 屋外ボックス
  • wifiの配線などと一緒になっているマルチメディアボックス

など住宅ごとに分かれています。

他の配線がとごちゃごちゃしていてどうしても分からない場合は、配線ミスが怖い所なので無理はしないようにしましょう。

屋外ブースター 手順3
屋外ブースター 手順4

4.ブースターの電源部と本体がつなげたら、テレビの同軸ケーブルとブースターを接続していきます。

屋外ブースター 手順5

付属にテレビとブースターを接続する同軸ケーブルがない場合は、別途用意が必要ですので注意しましょう。すべて接続出来たら、ブースター電源部のコンセントとテレビコンセントを接続して完了となります。

6. ブースターを購入する前にチェックすべき2つのポイント

もし新築でアンテナだけ設置してもらって、ブースターは自分で用意しようとお考えなら、

  • ブースターが見たい番組に対応しているか?
  • 電波の増幅レベルが自分で調節できるか?

は最低でもチェックしてから商品を選ぶべきです。

6-1 ブースターが見たい番組に対応しているか?

ブースターには地デジのみに対応しているものや、BS/CSに対応しているもの、4K8Kに対応しているものなど、商品によって違いがあるため、必ず購入前に確認するようにしましょう。

なぜなら選ぶものを間違えると、ブースターが機能しないのはもちろん、お金の無駄になってしまいます。そのため業者に設置してもらってブースターは自分で用意するにしても、しっかり対応製品を選ぶようにしましょう。

6-2 電波の増幅レベルが自分で調節できるか?

ブースターには電波の増幅レベルを調節できるものがあり、できるだけ自分でブースターを調節できるものを選んだほうがいいです。というのも、ブースターが電波を増幅しすぎたり、弱すぎてもテレビの映りは安定しません。

その場合ブースターの「ゲイン(増幅値の値)」を調節することで映りが改善するケースもあるので、微調整できるタイプのものが便利です。そのためブースターを選ぶ時は、増幅レベルが調節できるものを選んだ方が、軽い症状なら自分で直せてラクになることもあります。

7. テレビアンテナのブースターについてその他よくある質問と回答

Q1. ブースターを1個設置してみてもダメで、2個付けたら改善する?

A.テレビアンテナにブースターを2個設置しても改善するケースはほとんどないと言えます。なぜなら、ブースターを2個設置したことにより電波が強くなりすぎてしまい、電波の品質が悪くなる恐れがあるからです。

1個設置してダメな場合は、ブースターの電波強度を調節してみるほうがよいですね。

Q2. ブースターに寿命はある?定期的に交換するべき?

A.ブースターの寿命は一般的に10年程度なので、定期的な交換は必要ありません。

ただしアンテナと同じく、破損やケーブルが断線してしまったら効果を発揮しなくなってしまうため、その場合は交換が必要です。

とくに屋外アンテナに取り付けているブースターは、台風や大雪による故障に注意しましょう。

Q3. アンテナレベルはどれくらいが正常ですか?

テレビアンテナの電波レベルとしては、地上デジタル放送の場合アンテナ差込口において50~81dBμV。

また電波の品質を表すMER、BERはそれぞれ24dB以上、0.00001(1E-5)以下が推奨値となります。

衛星放送の場合も電波レベルは52~81dBμVが推奨値となり、CNR(C/N比)、BERはそれぞれ17dB以上、0.00001(1E-5)以下が推奨値となります。新4K8K衛星放送の場合は電波レベルが54~81dBμV、CNR、BERがそれぞれ18dB以上、0.00001(1E-5)以下が推奨値となります。

※実際に問題なく視聴できる数値とは異なります。

引用:高品質テレビアンテナ工事専門会社 クラウンクラウン

まとめ

結論、テレビアンテナには

  • テレビ3~4台なら屋外用ブースター
  • テレビ1~2台なら室内用ブースター

ブースターは取り付けるべきです。

住んでいてテレビの映りが悪くなってから取り付けても遅くありませんが、新築でアンテナ設置時にブースタも付けてしまったほうが安心です。ただ、自力で取り付けることができるのは室内用ブースターだけだと思ってくださいね。

屋外用は屋根に登って取り付けて、配線もしなくてはいけないので、単純に危険ですしミスも出やすいです。また、アンテナ自体に問題がある場合は、ブースターで電波対策修理・交換が必要なので注意しましょう。

アンテナ工事即日対応可能

現地調査・お見積り無料!

※対応エリアや加盟店によって変わります

テレビの不具合の原因はアンテナにある場合も!そんな時はプロにお願いして解決してしまいしょう!8年間 の長期保証もあるので、万が一も安心です!

『生活110番』では、
お住いの地域で人気のプロを探せます

※天災・災害・お客様の過失によるものは施工保障対象外となります。

アンテナ工事 8,800円~
アンテナ工事のおすすめ業者を見る

関連記事カテゴリ一覧

アンテナ工事の記事アクセスランキング

アンテナ工事の最新記事

カテゴリ別記事⼀覧

お庭の手入れ
害虫駆除
害獣駆除
電気工事
鍵開け・交換・修理
窓ガラス修理・ドアノブ修理
家の修理
バッテリー上がり
バッテリー上がり
ハウスクリーニング
ペット火葬・葬儀
ペット火葬・葬儀
家電修理
パソコン修理・ネット回線
家具・雑貨の修理