4Kアンテナをつけてよかった！楽しみが倍増する4Kアンテナ活用術

「BSアンテナを設置したいけど、4KアンテナとBSアンテナはどっちがいいの？違いはあるの？」とお悩みではありませんか？
じつは4KアンテナとBSアンテナに違いはありません。
というのも2022年現在に販売している家庭用BSアンテナは、ほぼすべて4K・8K放送対応だからです。

また4Kアンテナを設置すれば、4K、BS、CSお試し放送が無料で視聴できるためかなりお得です！
この記事では4Kアンテナの選び方から格安設置方法まで、4Kアンテナに関する情報をぎゅっとまとめました。
「今お使いのテレビやアンテナで4K放送が視聴できるかどうか？」も1ページで解説しているため、4K放送が見たいのであればこの記事を読むだけで、不要な出費なしでお得に対策できます。

4Kアンテナを設置しようか迷っているあなたの手助けに必ずなるため、ぜひ読んでください。
それではまずは、4K無料放送の解説から見ていきましょう！

4Kアンテナを設置すれば無料で4K・8K、BS、CS放送が視聴できる

現在市販されている家庭用のBSアンテナ（衛星放送が視聴できるアンテナ）はほぼすべて4K・8K対応で、かつCSも対応しています。
そのため4K・8Kアンテナ、BS・CSアンテナに大きな違いはありません。
ざっくりと4Kアンテナとは、BSよりも高画質な4K放送と従来のBS放送が視聴できるアンテナだと思っておきましょう。
（この記事では以降、4K・8Kアンテナ、BSアンテナを原則4Kアンテナと記載します。）

ですが数十年前に設置された古いBSアンテナは4K放送に対応していません。
その場合は、新品のBSアンテナを買って設置すれば、4K・8K、BS・CS放送が楽しめます。

4Kアンテナを設置すると4K・8K、BS放送とCSお試し放送が無料で視聴できるため、衛星放送をより楽しみたいならぜひ設置しましょう。

無料で視聴できるBS（4K・8K含む）チャンネル一覧

4Kアンテナを設置すると以下の番組がいつでも無料で視聴できます。

4K・8K放送	BS放送(4Kではない)
BS-TBS 4K	BS-TBS
BSテレ東 4K	BSテレ東
BSフジ 4K	BSフジ
BSフジ 4K	BSフジ
BS朝日 4K	BS朝日
BS日テレ 4K	BS日テレ
NHK BS4K	BS松竹東急
NHK BS8K	BSよしもと
SHOPCHANNEL 4K	TwellV（トゥエルビ）
4K QVC	放送大学
	BS Japanext
	BS11

※NHKは別途受信料が必要です。
表は2022年5月11日時点、青色枠は無料左旋放送です。(詳しくは後述をご参考ください)

民放の4K放送とBS放送の内容はほぼ同じです。
ですが4Kに対応することで、懐かしの映画・ドラマやドキュメンタリーが高画質で視聴できるので、設備を整えておいて損はありません。

スカパー！（CS）無料お試し情報

CS放送のスカパー！では、毎月第1日曜日に「スカパー！無料の日」を実施しています。
4Kアンテナなど視聴環境があれば、誰でも登録不要で普段だと有料のCS放送が無料で視聴できます。

またID登録が必要ですが「スカパー！2週間お試し体験」もおすすめです。
「有料放送ってちょっと怖い、どのような番組があるか見てから入会したい」なら、まずはお試し放送から楽しみましょう。

ちなみに4K放送、BS放送には有料放送もあります。
どのような番組があるか？知りたい方は後述の[スカパー！の4K有料放送一覧]を参考にしてください。

4Kアンテナのメリットは高画質な番組が視聴できるだけでなく、無料番組が多いのも特徴ですね。
では、次の章からいよいよ4K放送視聴に必要なものを確かめていきましょう。

4K放送に必要な設備と選び方

4K放送を見るには、以下の専用設備が必要です。

現在市販されている、アンテナ、同軸ケーブル、分波器はたいてい4K・8K対応品です。
そのため新品ならどれを買っても4K放送が視聴できます。

しかしテレビとチューナーに関しては、新品でも4・8Kに対応していない製品があるため要注意です。

今回は1からすべてそろえると想定して、選び方を解説します。

4Kアンテナの選び方

現在販売されている家庭用BSアンテナは、ほぼ4K対応なので特にむずかしいところはありません。
4Kアンテナはインターネット通販や家電量販店で購入できます。

ではどのようなアンテナを選べばよいか？詳しく解説します。

4Kアンテナの直径は45形（45センチメートル）

4Kアンテナは直径45形（45センチメートル）のものを選びましょう。
予算は後程解説しますが、約6千～1万円あれば十分です。

一方で、雨が多くBS放送の電波が弱くなりやすい地域は、直径50形（50センチメートル）がおすすめです。

なぜなら4Kアンテナに限らず、アンテナは一般的に大きいほど高性能だからです。
しかし大きなアンテナは設置場所がない、高額になりやすいデメリットもあります。
さらに共聴視聴用の大きなアンテナは、4K非対応品も多いため要注意です。

そのため家庭用で使うなら大きさと価格のバランスがよい45形がおすすめです。
受信状況が心配、より高性能なアンテナが欲しいならちょっと大きな50形がよいでしょう。

アンテナ取り付け金具が同梱されているか確認する

販売されている4Kアンテナは、金具が同梱しているタイプとしていないタイプがあります。
自分でベランダに設置する場合は、同梱タイプがおすすめです。

なぜならアンテナ取り付け金具の種類は意外と多く、ややこしいからです……。
取り付け金具同梱タイプをならたいていベランダ設置用金具がセットになっているため、金具選びが不要です。
そのため、自分で設置する方は同梱タイプがおすすめです。

購入した4Kアンテナに取り付け金具が入っていなかったら、別途購入しましょう。
ベランダ取り付け用金具なら2千円ほど、自立スタンドなら5千円ほどで購入できますよ。※

※2022年5月17日Amazonのおすすめ商品上位価格を参考

4Kアンテナ、CSアンテナは同じものだがスカパー！プレミアムサービスは別

4Kアンテナを調べているとCSアンテナという言葉を見かけます。
「CSアンテナとBSアンテナと4Kアンテナは別なのか？！」とおどろきますが、現在はすべて同じものなので基本的に問題ありません。

ただし！CS放送のスカパー！プレミアムサービスは専用CSアンテナが必要です。
スカパー！の標準プランなら、どの4Kアンテナでも視聴できます。
しかしスカパー！のちょっと高いプラン、プレミアムサービスは「プレミアムサービス対応のアンテナ」か「3波対応アンテナ（110度、124/128度対応）」が必要です。

プレミアムサービス用アンテナはスカパー！公式サイトかインターネット通販サイトで購入できるため、プレミアムサービス加入を考えている方は専用アンテナを購入しましょう。

同軸ケーブルの選び方

同軸ケーブル（アンテナケーブル）とは、アンテナとテレビをつなぐケーブルのことです。
現在市販されている同軸ケーブルは、ほとんど4K・8K対応なのでどれを選んでも問題ありません。
価格はケーブルの長さ、太さによって異なりますが後述で紹介する10メートル4Cの製品は千円前後で購入できます。

しかしどれでもよいとなると、数が多いためどうやって選べばよいか悩みますよね。
以下を目安に選びましょう。

ケーブルの太さは数字+Cで表示され、数字が大きいほど太いケーブルです。
同軸ケーブルは太く短いほど、電波が弱まりにくい高性能な製品です。
しかし太いケーブルは固く扱いづらいため、バランスのよい4～5Cがおすすめです。

同軸ケーブルをベランダで使う際には、屋外用の記載があるものや防水加工がなされているものを購入しましょう。

プラグの形は以下のとおりです。

プラグの形はテレビ端子の向きによって適性が異なります。
テレビの端子が下向きならストレートプラグ、横向きならL型プラグがおすすめです。

迷ったら混合型にしておけば、どちらにも対応できますよ。

4K対応分波器について

分波器とは、地デジとBSの電波を分ける装置のことです。
ご自宅に地デジと4Kアンテナのふたつのアンテナがある方は、分波器が必要です。
（壁のテレビ用コンセントを使わず、テレビと4Kアンテナを直接ケーブルでつなぐ場合は分波器を使用しません。）

現在市販されている分波器はたいてい4K・8K対応なのでどれを選んでも問題ありません。
どれがよいか迷ったら、下記の写真のような分波器とケーブルの一体型がおすすめです。
価格は600円ほどで購入できます。

分波器一体型はケーブルの長さが調節できないデメリットがありますが、分波器からケーブルが抜ける心配がないためおすすめです。

4Kテレビの選び方

今からテレビを購入されるのであれば、チューナーと別で買わなくて済む4Kテレビがおすすめです。
4Kテレビとは、4Kチューナーが組み込まれたテレビのことです。

次の章で詳しく解説しますが、4Kテレビに似た4K対応テレビは別途4Kチューナーというチャンネルを選択する装置が必要です。
4Kテレビなら4Kチューナーを別で買わなくても視聴できるので、手間がかかりません。

4Kテレビの価格は安いもので約4万円から購入できますが、画面のサイズが大きく録画などの機能が多いテレビほど高価になるため要注意です。※

※2022年5月17日Amazonのおすすめ商品上位価格を参考

また現在日本で販売されている4Kテレビは、40インチ以上のものしかありません。（横約90センチ×縦約50センチ。サイズは製品によって異なります。）
4畳半など狭い部屋に置くとかなり圧迫感があるため、先に置く場所を決めてから購入しましょう。

4Kテレビを探す際には以下のマークを目印に探してください。

必要な設備を買い足しましょう！
ですがもしも今お使いのテレビが4Kテレビなら、アンテナを設置するだけすぐに4K放送が視聴できるかもしれません。
そこで次の章からはテレビをはじめ、お使いの家電が4Kに対応しているかどうか？見分け方を伝授します。

現在あるテレビやアンテナが4Kに対応しているか？の見分け方

お使いの家電が4Kに対応していれば買い替えずに済みます。
お使いのテレビやBSアンテナが4K対応か？確かめましょう。

この章で紹介する見分け方は以下のとおりです。

基本は取扱説明書を確認してください。
しかし説明書がないケースも多いため、説明書以外で確認する方法もご紹介します。

自宅のテレビ・レコーダー類が4K対応か見分ける方法

現在お使いのテレビのリモコンに4Kボタンがあれば4Kテレビです。
4Kチューナーを買い足さなくても、4K放送が視聴できます。

ご自宅のテレビの性能がわからない方は、画質が4K対応か？とチューナーが内蔵されているかどうか？を調べましょう。

ちょっと大変そうですが、取扱説明書かテレビの型番がわかればすぐに判断できます。
説明書がない場合の判断方法も含めて、詳しく解説します。

現在使われているテレビは「2Kテレビ（従来のテレビ）、4Kテレビ、4K対応テレビ」のいずれかに分けられます。
4Kテレビ、4K対応テレビなどの違いは以下のとおりです。

	4Kチューナーがあるかどうか？	画質が4Kかどうか？
2Kテレビ（従来のテレビ）	–	–
4K対応テレビ	–	4K
4Kテレビ	あり	4K

4Kチューナーがないと、4K放送は視聴できません。
チューナーがないテレビは、別途チューナーを購入して設置します。

そのためテレビにチューナーが内蔵されているかどうか？を調べる必要があるんですね。
また画質が従来の2Kテレビのままだと、チューナーを設置して4K放送を見ても画質は2Kのままです。
あわせてお使いのテレビの画質も調べましょう。

調べ方は以下のとおりです。

またテレビの画質は4Kだが4Kボタンがついていない場合、お使いのテレビは4K対応テレビです。
4K対応テレビは4K画質ですが、4Kテレビと違いチューナーがないため外付けの4Kチューナーが必要です。

4K対応テレビの場合は、4Kチューナーが必要

4Kチューナーとは、4K放送のチャンネルを選択する装置のことです。
ご自宅のテレビが4K対応テレビの場合は、4Kチューナーが必要です。

チューナーはレコーダー（録画再生機器）と一体になったタイプがあります。
そのため普段はDVD再生用にしているレコーダーでも、4Kチューナーとして利用できるかもしれません。

お使いのレコーダーなどのリモコンに4Kボタンがあれば、4Kチューナー内蔵タイプです。
4Kチューナー内蔵かどうか？一度確認してみましょう。

レコーダーなどに4Kボタンがない場合は、別途4Kチューナーを購入しましょう。
4Kチューナーは安いものなら4千円ほど、録画機能など機能が多く高品質なものだと約5万円を超える高額な商品が多くなります。※

ご自宅で使いたい機能と価格で自分に合った製品を選びましょう。

※2022年5月17日Amazonのおすすめ商品上位価格を参考

4Kアンテナか見分ける方法

現在BS・CS放送をBSアンテナで視聴している方向けです。
お使いのBSアンテナが、従来の2Kアンテナか4Kアンテナか調べます。
4K左旋無料放送が視聴できれば、お使いのアンテナは4Kアンテナです。

SHOPCHANNEL 4Kと4K QVCは無料左旋放送なので従来2Kアンテナ（右旋用）では視聴できません。
そのためアンテナを調べる判断基準になります。

古いアンテナや中古品を使用する際は、アンテナ部分の4K・8Kの文字や型番を確認してから設置してください。

ちなみに現在お使いのアンテナが2Kアンテナだった場合でも、4K放送の一部は視聴できます。

従来の2Kアンテナでも無料4K放送が一部視聴できる

ご自宅のアンテナが4Kアンテナでない方も、一部無料4K放送が視聴できます。
ただし4Kチューナーなど、アンテナ以外の設備は必要です。

詳しく説明するため、左旋と右旋について解説します。

右旋と左旋は電波の向きのことで電波の向きによって視聴できる放送が異なり、専用のアンテナが必要です。

4K放送は右旋と左旋の両方で放送しているため、右旋しか受け取れない従来のアンテナでも一部4K放送が視聴できます。
では具体的に古いアンテナでも視聴できる右旋の4K放送とは何か？1章目で紹介した無料4K放送の一部です。

無料4K放送は右旋放送が多いため、ご自宅に4Kテレビがあればアンテナ交換不要で一部の4K放送が視聴できます。

ただし以下の番組は無料放送ですが左旋のため視聴できません。

有料4K放送、左旋放送は4Kアンテナが必要です。

また従来のBSアンテナで4K放送が視聴できても4K対応チューナーがないと4K放送は視聴できません。
さらに従来の画質の2Kテレビを使いの場合は、4K放送であっても2K相当の画質になるため4K画質に対応したテレビが必要です。

従来のアンテナで十分な方でも、前の章を参考にアンテナ以外の設備を整えてください。

同軸ケーブルや分波器が対応しているか調べる方法

同軸ケーブルや分波器などの周辺装置は、取扱説明書が残っているケースが少なく確認がむずかしいですよね……。

同軸ケーブルは実際につなぎ、使えるかどうか試しましょう。
分波器は本体に記載、もしくは型番があるので調べてみましょう。

そこで以下の方法を試してください。

同軸ケーブルや分波器が使えない場合は、新しく購入しましょう。

以上でお使いの機器が4K対応かどうか調べる方法は終わりです。
もしも「アンテナが目視できない、すべて確認したが4K放送が映らない」なら、弊社生活110番にご相談ください。
ご自宅のアンテナから配線の確認まで、テレビが映らない原因を調査いたします。

4K放送が視聴できない……、テレビが映らずお困りなら、生活110番にご相談ください！

ここまでは4K放送を見るための基礎知識を解説してきました。
実際に4K放送を見るには、4Kアンテナを設置しなくてはなりません。

次の章からは気になる設置費用を見ていきましょう。

4Kアンテナの設置はベランダなら自分で、屋根・壁は業者にまかせると得！

	値段	こんなときにおすすめ！
自分で設置	約8千円 （最低限の材料費のみ）	ベランダに設置する予定の方
業者に頼む	約4.5～6万円 （費用はプランによって異なる）	屋根や外壁など高所に設置する予定の方

4Kアンテナの設置方法はふたつ、自分で取り付けるか業者にまかせるか？です。
4Kアンテナをベランダに設置するなら、自分で設置すれば業者に頼むより各段に安く設置できます。
しかし屋根や外壁など高所に設置する場合は、安全のため業者にまかせましょう。

じつは4Kアンテナ（BSアンテナ）の設置は簡単で、誰でも設置に成功しやすいアンテナです。

理由はイラストのように宇宙から電波が発射されているため、昼の2時ごろに日のあたるベランダがあればたいていの地域で電波を拾えるからです。

しかも自分で設置できれば材料費のみ、約8千円で設置できます。
ベランダをはじめ設置者の事故が少ない安全な場所なら、安く済む自分で設置する方法がイチオシです。
設置費用や設置方法はコチラの[自分で4Kアンテナを設置する費用]で解説します。

しかしベランダがない、屋根や外壁など高所に設置したいのであれば業者に依頼しましょう。
理由は危険だからと手間がかかるためです。
慣れない高所での作業はケガや事故のおそれがあります。
さらに屋根の上から配線を室内に引き込む際には、屋根や壁面に配線を沿わせて壁に穴をあける場合もあるのでかなり手間がかかります……。

自分で設置するのに比べ業者に依頼すると高くなりますが、安い業者やサポートの手厚い業者を選べば価格とサービスに納得できる1社がきっと見つかります。
次の章から費用やサポートの違いを解説するため、高所設置を予定する方はぜひご参考ください。

4Kアンテナ設置を業者に頼む費用

4Kアンテナを屋根の上など高所に設置するなら、業者依頼がおすすめです。
安全で確実に設置してくれるうえ、長期間のサポートも望めます。

またのちのち有料4K放送やCS放送の視聴を考えている方は、スカパー！への加入をお考えかと思います。
そこで今回はもしもスカパー！にアンテナ設置を依頼したらいくらになるか？他の業者はいくらになるか？をまとめました。

スカパー！に高所作業を頼んだ場合は約6万円

4K有料放送やCS放送の有料放送は、原則スカパー！への加入が必要です。
そのため4K有料放送を見るために、スカパー！に連絡して工事から視聴手続きまで済ませる方も多いでしょう。
そこでもしも工事を依頼したらいくらになるか？を計算しました。

スカパー！の4Kアンテナ設置費用はアンテナ本体代+取り付け工事費用+その他諸経費で決まります。
例えばアンテナ本体代+取り付け工事費用だけなら、11,000+12,100＝23,100円（税込）で取り付けてくれます。

しかし実際には同軸ケーブル代金や壁に穴をあける工事が発生するため、もう少し費用が高くなります。
そこで、今回は4Kアンテナを屋根の上に設置を仮定して概算を出してみました。

スカパー！料金の概算	価格(税込)
アンテナ代※	11,000円
取り付け工事費用	12,100円
同軸ケーブル×1	1,370円
同軸ケーブル設置費×1	2,200円
ケーブルを通すため壁貫通代金	3,600円
屋根置工事追加	19,920円
高所作業費	7,650円
合計	57,840円

参考:アンテナ取付工事、工事料金・内容を教えてください。をもとに算出。
※スカパー！標準プラン用のアンテナで計算しています。
表は2022年5月11日時点。

屋根の上に設置すると、約6万円かかりますね。
他にも新たに購入したAV機器との接続（2,630円）など、オプションが増えれば増えるほど価格が高くなります。
必要最低限の工事だけを依頼し、できることは自分でおこなうと安くあがりますよ。

スカパー！に依頼するとアンテナの設置から有料放送の契約まで一括でできるため、とてもスムーズに作業が進みます。
しかも万が一視聴できないときの、サポートも充実しています。
これから有料放送を視聴する予定がある方は、スカパー！への依頼がおすすめです。

生活110番の平均費用は約4.5万円

アンテナ修理業者は全国にあり、価格やサービスがさまざまです。
今回は例として弊社生活110番の工事費用をご紹介します。

生活110番の4Kアンテナ平均設置費用は約4.5万円(45,116円)です。
価格帯で見ると以下のとおりです。

集計期間:2019年4月1日~2022年4月1日（190件）
集計対象:弊社運営サイト全体における190件の施工実績
集計方法:対象の平均値を算出し、小数点以下を四捨五入
※工事費用は弊社運営サービスの加盟店がおこなった工事の費用です。
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5％の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。

アンテナ工事は作業内容によって価格が異なります。
例えばアンテナ本体だけでは十分な電波が得られないときは、電波を増幅するブースターを追加で設置をします。

価格や施工内容に疑問がある場合は、複数の業者に見積りを出す「相見積り」をおこないましょう。 ご自宅の適正価格やサポートが充実した業者選びの手助けになります。

業者の選び方を詳しく知りたい方は、下記の記事をご参照ください。
関連記事

【結論】有料チャンネルを見るならスカパー！へ、値段で選ぶならアンテナ修理業者

今後有料チャンネルへの加入予定がある方はスカパー！がおすすめです。
工事から視聴契約まで、一括でおこなってくれるからです。
ただしオプションを追加するほど費用が高くなり、オプションの多い高所作業は6万円ほどかかります。
安くあげるためには、必要最低限の工事だけを依頼しましょう。

より安くあげたいなら全国のアンテナ修理業者です。
業者によって価格が異なるため、安い業者がきっと見つかります。
業者に心当たりがないなら、弊社「生活110番」にご連絡ください。

生活110番は、アンテナ修理業者を探すサービスをおこなっています。
そのためご希望の日時・場所をお伝えいただければ、あなたにピッタリの1社をあなたに代わってお探しします。
24時間365日全国よりご相談受付中！お気軽にご相談ください。

4Kアンテナを自分で設置する際の費用と手順

業者への依頼は安くても数万円はかかりますが、自分で設置すれば7～8千円ほどで設置が可能です。
そこで自分で設置する際の費用から設置手順までまとめました。

自分で4Kアンテナを設置する費用

まずは必要な費用を見ていきましょう。
今回は人気の大手インターネット通販サイトで価格を調査しました。

	4K・8KBSアンテナ	同軸ケーブル	合計	平均
Amazon	6,200円	1,260円	7,460円	7,684円
楽天市場	7,181円	899円	8,080円
ヨドバシカメラ	6,230円	1,260円	7,490円
Yahoo!ショッピング	6,500円	1,259円	7,759円
au PAY マーケット	6,373円	1,259円	7,632円

※調査日:2022年5月11日
調査対象:Amazon,楽天市場,ヨドバシカメラ,Yahoo!ショッピング,au PAY マーケットのインターネット通販サイト5社
価格:上記のサイト4K対応BSアンテナと同軸ケーブル（S4C10MA（H）-P 10メートル）の最安値価格を調査。すべて税込価格。

必要な設備はご自宅の広さ、状況によって異なります。
例えば同軸ケーブルは長いほど値段が高くなるため、短く済めばそれだけ安くなります。
上記はあくまで最低価格の目安にしてください。

アンテナを取り付ける事前準備

それでは4Kアンテナ設置の手順を解説します。
配線図は上図イラストのとおりです。

では、設置できるかどうか？まずは事前確認をおこないましょう。

ではいよいよアンテナ設置の手順を解説します。

ちょっと大変そうに見えますが、順番どおりにやれば必ず設置できます。
もしもBSアンテナを設置したことがある方がいれば、BSアンテナの設置方法とまったく同じため過去の設置方法を参考にしてもよいですよ。

では順番に見ていきましょう。

1.手すりにアンテナ取り付け金具を設置する

取り付け金具の当て板を手すりにボルトで固定します。

金具の取り付けは地面と水平になるよう、水平器を使って正確に測りましょう。

水平器がない場合は、ひもを通した五円玉を使いポールと地面が垂直になっているか確認しましょう。

2.アンテナ角度を合わせる、組み立てをおこなう

アンテナ本体の組み立てや調整をおこないます。

コンバーターアームをアンテナ背面の金具に差し込みボルトをしっかりとしめます。

組み立てたコンバーターに同軸ケーブルを接続します。

本体を組み立てて軽く金具のボルトをしめたら、仰角を調節します。仰角が決まったらボルトをしめ直して固定します。

仰角はお住まいの地域によって異なり、おおよそ以下のとおりです。

地域		仰角
北海道	稚内	29.1度
	札幌	31.2度
	函館	32.5度
東京都		38.0度
愛知県		40.1度
大阪府		41.5度
兵庫県		41.6度

アンテナを向ける向き、仰角と方位角はアンテナの取扱説明書に記載されています。
説明書がない方は「スカパー！アンテナ方向チェック」をご確認ください。

3.アンテナ取り付け金具とアンテナを組み合わせ、ケーブルを引き込む

アンテナを組み立てたら、取り付け金具にアンテナを設置します。
取り付け金具にアンテナを挿し込み、落下しない程度にボルトをしめます。

次の工程でアンテナの向きの最終調整をおこなうため、手でアンテナを左右に揺らせる程度にボルトをしめてください。

アンテナを固定したら、アンテナ本体から伸びているケーブルを室内に引き込みます。
引き込み方は自由ですが、窓や扉から同軸ケーブルを引き込むなら下記の隙間ケーブルがおすすめです。

薄く平たいため、室内と屋外のケーブルの中継ができますよ。

他にも室内にケーブルを引き込む方法としては、以下の方法があります。

ご自宅に適した引き込み方法を選びましょう。

4.テレビの配線と設定

室内に引き入れたケーブルをテレビ背面の「BS/CS」端子に接続します。
次にテレビ本体の放送受信設定をおこないます。
製品によって放送受信設定は異なりますが、たいていは以下のとおりです。

この時点では画面がまだ真っ暗でも問題ありません。

5.アンテナの向きの最終仕上げ

アンテナの向きを宇宙にある衛星に向くように調節します。
コツは以下のとおりです。

アンテナは急に動かすと電波を拾わないため、1角度5秒の感覚でゆっくりおこないましょう。
アンテナの設置はこれで終了です。
手順が多いためむずかしそうに見えますが、やってみれば簡単にできます。

しかし「ひとりでは大変そう、ベランダに設置できる場所がなかった……」なら弊社生活110番にご相談ください。
生活110番はあなたの代わりにアンテナ修理業者を探すサービスをおこなっています。

ご希望の日時、場所をお伝えいただければあなたにピッタリの業者をご提案いたします。
4Kアンテナのご相談ももちろん承っているため、アンテナ設置でお困りごとがあればお気軽にご相談ください。

【人気】おすすめ4Kアンテナ紹介

ここからはおすすめの4Kアンテナをご紹介します！

今回はAmazon,楽天市場,ヨドバシカメラ,Yahoo！ショッピング,au PAY マーケットのインターネット通販サイト5社で販売している人気のデザインアンテナ50商品を調査しました。

大手インターネット通販サイトの中から、今人気の4Kアンテナをご紹介します！

DXアンテナ 45形BS・110度CSアンテナ BC45AS 平均価格9,437円

【商品情報】
クイックマニュアル付きではじめての設置でも安心です。
金具は同梱されていないため、別途購入しましょう。

DXアンテナ 50形BS・110度CSアンテナ BC503S 平均価格9,736円

【商品情報】
大型の50形のため映像が乱れづらく、高品質なアンテナです。
金具は同梱されていないため、別途購入しましょう。

マスプロアンテナ BS・110度 CSアンテナ BC45RL 平均価格8,416円

【商品情報】
金具、15メートルの同軸ケーブルなどが同梱されたはじめての方にうれしいセットパックです。
部品がそろっているため、届いたその日に設置ができますよ。

※調査日:2022年5月10日
調査一覧など調査の詳細はこちらのページに記載しています。

これで業者、自分で4Ｋアンテナを取り付ける解説は以上です。
4Ｋアンテナを取り付ければ無料4Ｋ放送はもちろん、従来の2Kアンテナでは視聴できない有料4Ｋ放送が視聴できます。

有料4Ｋ放送を視聴するには、スカパー！への加入が原則必要です。
そこで次の章では、スカパー！に加入するとどんな番組が視聴できるか？また月々いくらかかるか？を解説します。

スカパー！の4K有料放送一覧

4KやBS有料放送、CS放送を見るには原則スカパー！への加入が必要です。
そこで参考までにスカパー！に加入する際の月額料金をまとめました。

基本的に月額基本料429円+加入チャンネルの数やプランで月額料金が決まります。
1チャンネルから加入できるため、月々の最低限必要な費用は以下のとおりです。

有料4K
チャンネル名	月額料金(税込)	月額視聴料+スカパー！基本料金429円(税込)の合計
日本映画＋時代劇 4K	990円	1,419円
スターチャンネル 4K	2,750円	3,179円
J SPORTS 1 、2、3、4 4K	2,515円	2,944円
スカチャン1、2 4K	スカパー！4Kチャンネル契約者無料	429円
WOWOW 4K	2,530円	0円(WOWOW単独で契約できるためスカパー契約不要。ただしスカパー！経由でも契約できる)
有料BS(4Kではない)
WOWOWプライム、ライブ、シネマ	2,530円	0円(WOWOW単独で契約できるためスカパー契約不要。ただしスカパー！経由でも契約できる)
スターチャンネル1、2、3	2,530円	2,959円
グリーンチャンネル	880円	1,309円
BSアニマックス	813円	1,242円
BSスカパー！	スカパー！加入者は無料	429円
J SPORTS 1、2、3、4	2,515円	2,944円
BS釣りビジョン	1,320円	1,749円
WOWOWプラス	770円	1,199円
日本映画専門チャンネル	770円	1,199円
ディズニーチャンネル	813円	1,242円

※料金は2022年5月11日時点のもの

スカパー！は他にも有料CS放送もあります。
1章目で触れたとおり、4Kアンテナを設置すれば無料のお試し放送が視聴できるためCS放送が気になる方はぜひアンテナを設置してご自分の目でどのような番組があるか確認してください。

4K・8K補助金は令和4年3月31日で終了

4Kアンテナを調べていると「補助金で安くなる！」といった情報を見かけますが、補助金の申し込みは令和4年（2022年）3月31日で終了しました。

新規申し込みができないため、安くアンテナを設置したいのであれば自分で設置するか安い業者を探して依頼しましょう。

参考:総務省[無線システム普及支援事業費等補助金（衛星放送用受信環境整備事業）]

4Kアンテナ、4K放送でよくある質問

最後に4Kアンテナや4K放送でよくある疑問を質問形式にまとめました。

アンテナなしで4K放送は視聴できますか？

できます。

光回線を使った光テレビか専用回線を引くケーブルテレビで視聴できます。
ただし4Kアンテナと違い月額使用料が発生します。
詳しくは下記の記事をご確認ください。
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1台の4Kアンテナで複数台のテレビが視聴できますか？

できます。
BS放送のテレビ増設方法と同じです。

ただし分波器・分配器は4K対応でないと使えないため、注意してください。

詳しくは下記の記事をご確認ください。
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集合住宅で4K放送は視聴できますか？

視聴できます。
4K放送を見る方法は、アンテナを設置するか光回線やケーブルテレビで視聴する方法です。

集合住宅は、建物全体に設備があるか？自分で用意するか？のどちらかになります。

建物に設備がある、自分で設置するどちらも管理会社に相談が必要です。
一度管理会社に相談してみましょう。

4Kアンテナで地デジは視聴できますか？

できません。
4KアンテナはBSアンテナのため、地デジを視聴するには地デジアンテナが必要です。
また2022年5月現在、地デジの4K化の予定はありません。

まとめ

4Kアンテナを設置すれば4K放送、BS放送が無料で視聴できます。
現在BSアンテナと4Kアンテナの違いは、ほとんどないため新規でBSアンテナを設置したいのであれば4Kアンテナで決まりです。

設備を整えて楽しいテレビライフを実現しましょう。
また「何をそろえてよいかわからない、アンテナ設置で悩んでいる」なら弊社生活110番にご連絡ください。
ご自宅で4K放送が視聴できるように、サポートいたします。

24時間365日全国より4Kアンテナの相談受付中！詳しくはお電話ください。

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