フロントガラスのヒビが広がるのを防止しよう!応急処置方法を解説

2021.9.17

フロントガラスのヒビが広がるのを防止しよう!応急処置方法を解説

車のフロントガラスにヒビが入ってしまったら、まずはヒビの状態を確認しましょう。

フロントガラスのヒビにはいくつか種類があり、なかには早急に修理が必要な危険なヒビも存在します。危険性が高いヒビはわずかな振動で広がりやすく、自分で補修するのが難しいケースが多いです。

危険度が高いヒビは、自分で対処するより業者に修理してもらうことをおすすめします。当記事で解説するヒビの種類を参考にご判断ください。応急処置が可能なヒビの場合は、当記事でご紹介する応急処置方法で、フロントガラスのヒビが広がるのを防止しましょう。

ヒビの種類によってその後の対処法が異なる

フロントガラスのヒビにはいくつか種類があり、それぞれ危険性が異なります。まずは、どのような種類があるのか確認していきましょう。そして、自分で応急処置ができるかどうかを判断してください。

車のフロントガラスの傷の種類

危険度別!フロントガラスのヒビ5種類

フロントガラスのヒビはおもに5種類あります。危険性の低いものから順にご紹介していきます。

危険度1:チッピング

ガラスの表面が欠けてへこんでいる状態です。ガラスに亀裂は入っていませんが、放置しているとへこみにごみがたまって汚くなってしまうので、早めに対処することが大切です。

危険度2:ブルズアイブレイク

ガラス表面の層がはがれている状態です。傷が牛(ブルズ)の目(アイ)のように見えることから、ブルズアイブレイクという名前がついています。チッピングと同様にガラスに亀裂は入っていませんが、放置していると傷にごみが入り込んで汚くなってしまうので、早めに対処しましょう。

危険度3:パーシャルブレイク

ブルズアイブレイクが悪化して、ガラスに亀裂が入る直前まで進んだ状態です。亀裂が広がる前に対処できれば、フロントガラスの補修だけで済む可能性が高くなります。

危険度4:ストレートブレイク

衝撃を受けた場所から、左右にまっすぐ亀裂が入っている状態です。放置していると、走行中の振動などで一気にヒビが広がるおそれがあります。最悪の場合、フロントガラスの交換が必要になるケースもあるため、早急に対処しましょう。

危険度5:スターブレイク

衝撃を受けた場所から、放射線状に亀裂が入っている状態です。ほんのわずかな振動でヒビが広がるおそれが高いため、一刻も早い対処が必要になります。

危険度5:コンビネーションブレイク

ブルズアイブレイク、パーシャルブレイク、スターブレイクの3種類が複合された状態です。ヒビの範囲が広い場合、運転が困難になることもあるため、一刻も早い対処が必要です。

業者に修理してもらうほうがよいヒビ

危険度4のストレートブレイク、危険度5のスターブレイクとコンビネーションブレイクに該当する場合は、ガラス修理業者に修理を依頼することをおすすめします。複数の方向に亀裂が入っており、ガラスがかなり大きなダメージを受けているからです。自分で対処したときのほんのわずかな衝撃で、ヒビが一気に広がってしまうおそれもあります。

業者に修理を依頼した場合の費用相場は「ヒビの修理を業者に頼んだときの費用相場」でご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

自分で対処することが可能なヒビ

危険度1のチッピング、危険度2のブルズアイブレイク、危険度3のパーシャルブレイクに該当する場合は、ご自身で応急処置ができます。初期段階で、ガラスがまだそこまで大きくダメージを受けていないと考えられるからです。応急処置の注意点や手順は次の章以降でご紹介しますので、引き続きご覧ください。

ヒビを放置すると車検に通らないことも!

車の各部分には国土交通省が定めている保安基準というものがあり、車検の合格不合格の判定は保安基準に基づいておこわなれます。フロントガラスを含む「窓ガラス」の保安基準から、ヒビによる損傷に関連した部分を抜粋してご紹介します。

窓ガラスの保安基準

1.自動車(最高速度25キロメートル毎時以下の自動車を除く。)の窓ガラスは、告示で定める基準に適合する安全ガラスでなければならない。ただし、衝突等により窓ガラスが損傷した場合において、当該ガラスの破片により乗車人員が傷害を受けるおそれの少ないものとして告示で定める場所に備えられたものにあっては、この限りでない

2. 自動車(最高速度40キロメートル毎時未満の自動車を除く。)の前面ガラスは、損傷した場合においても運転者の視野を確保できるものであり、かつ、容易に貫通されないものとして、強度等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。

3.自動車(被牽けん引自動車を除く。)の前面ガラス及び側面ガラス(告示で定める部分を除く。)は、運転者の視野を妨げないものとして、ひずみ、可視光線の透過率等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。

引用:国土交通省 道路運送車両の保安基準【2014.06.10】第29条(窓ガラス)

少し難しい言葉が多いですね。上記の保安基準をかみ砕いたものを下記にまとめたのでご覧ください。

  • 安全基準に合格したガラスを使用していること
  • ガラスが損傷した場合に運転者の視野が確保できる状態であること
  • 飛来物や落下物に容易に貫通されない状態であること
  • 前面ガラスと側面ガラスは、透明で運転者の視野を妨げるようなひずみがないこと

以上のような保安基準をもとに、検査官が判定をおこないます。

保安基準には具体的に「何ミリメートル以上の傷」といった数値の定めがないため、検査官の感じ方や判断によって、車検の結果が変わることもあります。例えば、フロントガラスでも「運転席側に傷がついている場合はNG」、「助手席側の傷であればOK」など、傷の位置で結果が異なることもあります。

とはいえ、万が一車検に通らなかったら大変です。車検を通っていない車は公道を走ることができません。さらに、車検切れの状態で走行していることが発覚したら、罰金や罰則を受けることになります。

基本的に車のフロントガラスに傷がある場合は車検に通らない可能性が高いと思って、しっかり修理しておきましょう。

ヒビの応急処置をするときの注意事項

この章では、先にご紹介した「自分で対処可能なヒビ」をご自身で応急処置をするにあたっての注意点を解説します。作業に入る前にご確認ください。

ごみや汚れはしっかり取り除く

応急処置をするときはガラス面や傷に付いているごみや汚れを取り除いてから作業をおこなってください。傷口にごみや汚れが付着したままだと、しっかりと傷口を塞ぐことができませんし、傷口に汚れが入り込んで補修跡が汚くなってしまうからです。

小さなヒビもきちんと補修する

小さな傷だからと放置していると、走行中の振動などで傷が広がっていつの間にか大きなヒビになってしまうおそれが高いです。大きくなると補修が難しくなりますので、小さいうちに補修しておきましょう。

ヒビの応急処置方法2選

それでは、ヒビの応急処置の手順を確認していきましょう。保護シールを使う方法とUVレジン液を使う方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

①保護シールを使う方法

保護シールには傷の広がり防止や、ゴミや汚れの侵入防止効果があります。使い方は傷口に貼るだけととても簡単なので、誰でもすぐに「応急処置」をおこなうことができます。万が一の事態に備えて、トランクやダッシュボードに用意しておきたいものですね。

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②UVレジン液を使う方法

UVレジン液は紫外線を当てると固まる樹脂のことです。傷口にUVレジンを流し込んで日光に当てることで硬化させ、傷を埋めます。

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UVレジン液と修理道具がセットになったリペアキットもおすすめです。詳しい使い方は過去コラム「ガラスのキズはリペアキットで補修!飛び石でついたヒビもこれで安心」をご覧ください。

ヒビの修理を業者に頼んだときの費用相場

自分で対処するのが難しい大きなヒビや、さまざまな方向に亀裂が入ったヒビは、業者に修理してもらう必要があります。そこで、フロントガラス修理が可能な業者4社のホームページ掲載料金から平均価格を算出したところ、1カ所あたり13,925円~という結果が出ました。

「修理費用の相場がわからないと依頼しづらい」という方は、上記の価格を参考にしてみてください。

※上記価格は消費税を含みません(2021年1月現在)

フロントガラスの交換が必要になる場合もある

ヒビの位置や深さによっては、業者であっても修理が難しいケースがあり、フロントガラスの交換が必要になる場合があります。

フロントガラスが交換になるケースや、詳しい交換費用は、過去コラム「フロントガラスの交換は業者orディーラー|費用相場と節約術をご紹介」で解説していますので、合わせてご覧ください。

修理交換費用に車両保険が適用できるケース

任意の自動車保険に加入している場合は、付帯されている車両保険で修理交換費用を賄えることもあります。適用されるのは基本的に「自分で避けることが不可能な事故」によるヒビや損傷です。例えば、前の車が跳ねた小石が飛んできてフロントガラスが割れてしまったというケースが考えられます。

車両保険を使いたい場合は、まず加入先の保険会社に連絡して、ヒビが入った原因を調査してもらいましょう。

フロントガラスにヒビが入る原因と対策

フロントガラスにヒビが入る原因はさまざまありますが、なかには事前に対策ができる原因も存在します。

飛び石

飛び石は、走行中に飛んでくる小石のことです。前を走行している車が踏み飛ばした小石が飛んできて、フロントガラスにぶつかり割れてしまいます。

飛び石を事前に察知して避けることは難しいですが、車間距離を十分とって走るなどの対策で被害を減らせる可能性が高いです。

小さな傷が拡大した

もともとフロントガラスにヒビや傷が入っている状態で車を使った場合に、走行中の振動や衝撃で傷が広がってしまうことがあります。気付かないほどの小さな傷だったのに、目立つほどの大きな傷になってしまった場合はこの可能性を疑いましょう。

対策としては、日頃から定期的にフロントガラスを点検し、異変にすぐ気付けるようにしておくことです。

急激な温度変化

凍結したガラスを溶かそうとして熱湯をかけると、急激な温度変化によってガラスが割れてしまうことがあります。ガラスは温めると膨張し、冷やすと縮小します。熱湯をかけることにより、ガラスが膨張して割れてしまうので注意しましょう。

ガラスが凍結していたら、車内のデフロスターのスイッチを入れて温風で溶かすか、氷を解かす専用スプレーを使う方法が効果的です。

故意に傷つけられた

どれにも当てはまらない場合は、第三者により、故意に車のフロントガラスに傷を付けられた可能性があります。いたずらや車上荒らしなどの犯罪に巻き込まれた可能性がありますので、車のフロントガラスに明らかにおかしい傷が付いている場合は、警察に相談することをおすすめします。

車のフロントガラスに傷ができる原因

まとめ

車のフロントガラスのヒビや傷はさまざまな種類があり、種類によって対処法が異なります。まずはヒビの状態を確認して、自分で対処するのが難しい場合は、業者に修理を依頼しましょう。

自分で応急処置が可能な場合は、保護シールや応急処置用のリペアキットなどを使って対処してみてください。

車のフロントガラスのヒビを予防するためには、ヒビが入る原因を知っておくことも大切です。事前に対策できるところはしっかりと対策をして、大切に車を使うようにしましょう。

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