ブットレアは生長力のある、美しい植物です。そんなブットレアを育てるには、剪定をおこなうことが大切です。剪定は3月におこないましょう。3月は花芽ができる前の時期であるため、剪定をしても問題ないのです。
またブットレアの剪定は、正しい方法でおこなうことが大切です。適切な時期や方法で剪定をしなければ、美しい花を楽しむことができないばかりか、枯らしてしまうこともあるのです。
このコラムでは、剪定の時期と方法、そして育て方や植え方をご紹介していきます。これらを知って、ブットレアを健康に育てましょう。
目次
ブットレアの剪定に適した時期とその方法
ブットレアの剪定は、適切な時期と方法を把握することが大切です。適切でない時期や方法で剪定をおこなうと、枯らす原因になるため注意をしましょう。
剪定の適切な時期は、3月ごろになります。3月はブットレアが生長をしない、休眠期になります。生長をしない休眠期は、花芽をつけることもしません。そのため、花芽を剪定してしまうトラブルも起きないのです。
剪定方法は、ブットレアの生長段階に応じて変えましょう。まだブットレアが生長しきっていない段階では、刈り込みをおこなっていきます。刈り込みとは、突出しているような枝葉を切って、形を整える剪定のことです。
生長しきっていれば、透かし剪定をおこないましょう。透かし剪定とは、枝葉が込み合っているような場所を適度に切っていく剪定のことをいいます。またこのとき、切りすぎには注意をしてください。生長をしきっているブットレアは、若木のころと比べて生長力が強くないのです。
また花後に花がら掃除、夏に軽剪定をおこなうのもオススメです。しおれた花がらを取り除かなければ実をつけるため、栄養不足になりやすいです。また軽剪定をおこなわなければ、枝葉が茂りやすくなってしまいます。花がらのついている枝先や不要な枝は、なるべく切ってあげると健康的に育つでしょう。
もし剪定をしないと…
剪定は残念ながら、楽な作業ではありません。「わざわざやらなくても、支障がないのでは?」と感じる方も少なくないでしょう。
しかし剪定は、重要な役割を担っているのです。その役割とは「樹形の維持」「害虫の予防」です。
そもそも剪定とは、枝や葉を切り落とす作業のことをいいます。ブットレアは生長力が強いため、すぐに枝や葉が伸び切ってしまうでしょう。そこで剪定をすることで、美しい樹形を保つことができるのです。
また剪定をすると、風の通りがよくなったり、日光がまんべんなくあたるようになったりします。風通しや日光は、ブットレアが生長するうえで大切な要素です。もし剪定をおこなわなければ、枝葉の間は蒸れて、害虫の被害に遭うリスクが高まるでしょう。そのため、ブットレアを健康的に育てるためにも、剪定は必要不可欠なのです。
ブットレアは肥料があまり必要ない植物!剪定以外のお手入れとは
ブットレアは生長力が強いため、肥料をあげなくても元気に育ってくれます。肥料をあげる手間が省けるのは非常に便利ですが、ほかのお手入れはしなくてはなりません。こちらの章ではブットレアの、剪定以外のお手入れをご紹介します。
水やり
水やりをおこなう頻度は、ブットレアの生長段階で決まります。ブットレアが植え付けたばかりであるときは、こまめに水やりをおこなう必要があります。根付いたブットレアであれば、頻繁に水やりをおこなう必要はありません。基本的には自然に降った雨だけで水分は足りますが、夏で何日も雨が降らない日が続くときは、土が乾いていたら水やりをするようにしましょう。
ただし、鉢植えで育てていて土の表面が乾いてきたときや、地植えのときでも真夏のときは、適度に水やりをする必要があります。土の表面が乾燥していたら、水をあげるようにしましょう。このとき水をあげすぎると、かえって枯れることもあるので注意してください。
害虫の確認
ブットレアは、害虫の被害にあることがあります。たとえば、テッポウムシが発生します。テッポウムシは枝を食べるため、ブットレアが不健康になってしまうのです。ひどい場合には、ブットレアが枯れてしまうでしょう。
そのためテッポウムシの食害に遭っているような穴を発見した場合は、駆除をしましょう。テッポウムシが入り込んだと思われる穴に、駆除剤を染み込ませた綿を詰めておくと、簡単に駆除をすることができます。
害虫による被害は、上記でもご説明したように、剪定を怠ることで起こりやすくなります。そのため剪定をして、害虫の対策をすることが大切です。
育てている植物の剪定を怠っていると、害虫だけでなく、病気の被害にあうことがあります。しかしブットレアは、ほかの植物と比べて、病気にかかりづらいのです。そのため、害虫対策を中心におこなっておくとよいでしょう。
ブットレアの栽培をはじめるなら…植え方のポイント
ブットレアは剪定などのお手入れをしっかりすることで、順調に育つと、紫や白の美しい花穂をつけます。そんなブットレアに魅了されて、「ブットレアの栽培をしてみたい」と考える方も多いでしょう。
ブットレアを栽培したい方へ向けて、植え方のポイントをご紹介していきます。植え方を学んで、健康的に育てていきましょう。
植える時期
ブットレアは、3月下旬ごろの、新芽が伸び始める前のタイミングで植えるようにしましょう。この時期は、種から育てる場合でも苗から育てる場合でも同じです。
植える場所
植える場所には、あらかじめこだわっておく必要があります。ブットレアは根が傷つきやすいため、育ちがよくないことを理由に移植を試みても、うまくいきづらいのです。そのため、植える場所は気をつけて選ぶ必要があります。
植えつけに理想的な場所は、日光がよくあたる場所です。ブットレアは乾燥を好むので、水はけのよい場所だと育ちやすいでしょう。また大きく育つ植物なので、鉢植えではなく地植えで育てるほうが、健康的に育つことが期待できます。
作業
まずは土壌を改善する作業からはじめます。水はけをよりよくするために、地植えの場合は赤玉土と川砂を混ぜ込みましょう。鉢植えの場合は、赤玉土や腐葉土などを混ぜて、用土を作ってください。半分以上は赤玉土になるように、多く混ぜ込むことがポイントです。
土を作ることができたら、ブットレアを植えていきましょう。植えることができたら、水やりをおこないます。土に根付くまで、水やりは継続するようにしましょう。
まとめ
ブットレアは剪定が大切です。剪定をおこなわなければ、害虫の被害にあったり、樹形が大きく乱れたりしてしまいます。そのため、3月頃に剪定をおこなうようにしましょう。
また剪定以外にも、ブットレアのお手入れは必要です。水やりや害虫の確認などをおこなうと、健康的に育つことが期待できます。
上手に剪定などのお手入れをすることができなければ、ブットレアは枯れてしまうおそれがあります。もしお手入れに不安を感じているのであれば、業者を頼るとよいでしょう。
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