トネリコはどの気候でも育てることができるため、進行形で育てている方や苗を買おうか悩んでいる人もいらっしゃると思います。庭に観賞用として植えることもでき、鉢植えでも育てることができるため場所を選ばず楽しめる一種です。ほかにも、隣家との目隠しにも利用できるため、グリーンカーテンとして育てることもできます。
しかし、トネリコを育てていて、剪定に不安があるという方は多くいるでしょう。そこで、トネリコの剪定についてまとめてみました。ほかにも、一緒の種類と思われがちなトネリコとシマトネリコの違いについても解説していきます。
目次
トネリコの剪定に適した時期は用途によって変わる!
トネリコの剪定は用途によって、時期が変わっていきます。見た目を整えるための剪定であれば、春先の3月や4月、梅雨から夏にかけての6月、7月、秋から冬の10月~12月の上旬におこなうことをおすすめします。定期的に剪定をすることによって、トネリコをきれいな形状で保つことが可能になります。
トネリコの成長を止めるには、落葉期である12~2月頃にお手入れすると大きくならず現状を維持することができるでしょう。トネリコは成長のスピードがとても早く、すぐに大きくなるため、形を整えるには定期的なお手入れが必要です。
しかし、トネリコは放置していても勝手にぐんぐん成長していきます。大きくなってもさほど困らないという方は、風通しが悪く木全体に日光があたらないときだけ剪定するとよいでしょう。木を大きく育てたいご家庭は、冬以外の期間で作業をおこなってください。冬の期間に剪定してしまうと成長しなくなってしまうので、時期に気をつけてお手入れをすることが大切です。
鉢植えの場合には、形を整える期間は3~4月に古くて太い木を切っていくといいでしょう。トネリコはとても成長が早いので、古い枝があれば定期的に剪定していくことできれいな状態で保ってくれるはずです。
あまり切りすぎないようにしよう!トネリコの剪定方法
トネリコは、成長が早く定期的なお手入れが必要な庭木です。しかし、枝を切りすぎないように注意しなくてはなりません。
枝が多いときなどには、いらない枝を切る必要があります。しかし、「とりあえず、風通しをよくしよう」と乱雑に切ってしまうと、成長するはずの枝も切ってしまうことになりかねません。そのため剪定は、慎重におこなう必要があります。
ほかにも、鉢植えしているトネリコの剪定も同じく、ていねいに作業おこなう必要があります。枝の剪定をおこなわないと、トネリコが病気になったり害虫からの被害を受けてしまうおそれがあるからです。
トネリコの剪定は、自然な形状を維持しながら不要な枝を切っていきましょう。不要な枝を切っていくことで、風通しがよくなり害虫から木を守ることができます。そして、枝を剪定していくことによって木に日光があたり成長を促してくれるでしょう。
トネリコとシマトネリコは同じ植物なのか
トネリコと似た種類で、シマトネリコという木があります、名前も「トネリコ」と呼ばれているので、同じと思われがちですが、違う点がいくつか存在しています。
トネリコ
落葉樹のトネリコは、おもに冬になると葉が枯れ落ちてしまいます。育てる場所は、日当たりがいいところがおすすめです。鑑賞用で育てるよりかは、隣家との目隠しとして活用する方が多くいるそうです。
シマトネリコ
いっぽうのシマトネリコは常緑樹のため、葉が枯れ落ちることは少ないです。トネリコと同じように日光も好みますが、屋内の日あたりがよいところでも育てることができます。また、観葉植物や庭のシンボルツリーといった名目で育てる方も増えてきています。
以上のように、落葉樹と常緑樹が大きな違いです。トネリコとシマトネリコは、似ているので一目見ただけでは判断が難しいといえます。もうひとつ違う点を挙げるなら、剪定方法でしょう。シマトネリコの剪定方法は「成長が早いシマトネリコは剪定をこまめにしよう!その時期や方法は」をご覧ください。
トネリコの剪定をする際に使用する道具
トネリコを剪定するまえに、道具を準備しておきましょう。剪定には、はさみ以外にも切った枝を処分する必要もあるのでご注意ください。
剪定ばさみ
剪定バサミには、さまざまなサイズがあります。自分の手に合ったサイズを購入することをおすすめします。サイズを選ぶポイントは、手首から中指の先に収まる長さが扱いやすいでしょう。
作業用手袋
作業する際は、必ず作業用の手袋をつけましょう。切った枝の先が鋭くなっていて、手を切ってしまうこともありえます。剪定を安全に進めるためには、事前の安全の確保が大切です。
掃除道具
作業する服装に着替えたら、剪定前にあらかじめ道具の準備をしておきましょう。最初に準備をしておくことにより、作業の効率が上がりスムーズに作業を終えることができます。
シート
剪定するトネリコの周辺にシートを敷きましょう。シートを敷くことによって、切った枝をそのまま捨てることができて、作業削減になります。
ゴミ袋
剪定を終えたあとに、切った枝などを捨てるためゴミ袋も用意してください。このとき、シートのうえに散乱してしまった枝をまとめて捨てると、効率よく作業を終えることができます。
作業前に
作業する場所の近くに、剪定ばさみや掃除道具を置いておき、服装の確認も忘れないようにしましょう。剪定作業は、汚れてもよい服装がおすすめです。準備が終えたら、作業に移りトネリコのお手入れを始めましょう。
まとめ
トネリコの剪定は、おこなう期間によって大きく今後が変わっていきます。そのまま成長させたいのであれば、冬以外の時期に剪定をする必要があります。
トネリコは成長が早いので、定期的なお手入れを忘れずにおこないましょう。定期的に作業を進めることによって、トネリコを病気や害虫から守る対策にもなります。
しかし、あやまった判断で枝を切ってしまうと成長が止まってしまうことも考えられます。剪定するのが不安と感じる方は、一度業者に相談するといいでしょう。業者に依頼することで、正しい剪定をおこなってもらえるうえに、剪定のアドバイスもしてくれるはずです。
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