ドラセナ・コンシンネの剪定方法と挿し木の方法を知って長く楽しもう

2023.11.20

ドラセナ・コンシンネの剪定方法と挿し木の方法を知って長く楽しもう

ドラセナ・コンシンネは鋭い葉っぱが特徴的な植物で、観葉植物として人気が高いです。見た目がおしゃれなこともあり、部屋の中で育てているという方もいるのではないでしょうか。

そんなドラセナ・コンシンネを育てていくなかで、「なんとなく元気がなさそう……」と思ったことはないでしょうか。もしかしたら、気のせいではなく、本当に元気がなくなっていっているのかもしれません。

この記事では、ドラセナ・コンシンネの剪定方法をはじめ、適切な生活環境や健康状態の見極め方をご紹介しています。適切な育て方を確認し、元気でおしゃれなドラセナ・コンシンネに復活させてあげてください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

ドラセナ・コンシンネは環境が大事!

おしゃれで健康な状態を保つためには、ドラセナ・コンシンネの剪定をするなどのお手入れは大切になります。

しかし、もっと大切になるのが、ドラセナ・コンシンネの生活環境です。育てる環境が適していないと、健康を維持することができません。ドラセナ・コンシンネはもともと熱帯地域の植物のため、太陽の光を当ててあげないとだんだんと元気がなくなってしまいます。

植木を置く場所は、夏場と冬場で少々異なります。基本的には窓辺の太陽が当たりやすい場所に置いてあげるのが望ましいですが、季節によって置き場所を変えてあげましょう。

夏場の置き場所

夏場の日差しが強い日は、一枚の薄いカーテンを挟んであげるのが理想です。いくら太陽が好きだといっても、強すぎる日差しは葉っぱが焼ける原因となってしまいます。そのため、カーテンで日光の量を調節してあげてください。

冬場の置き場所

寒さの厳しい冬の場合、窓辺から少し離れた場所に置いてあげましょう。冬は窓辺に置いておくと寒さで弱ってしまうため、少しでも暖かい場所に移動してあげてください。

また、春・夏・秋など、天気の良い季節は外に出して日光浴をさせてあげるのも良いとされています。特に春・秋は日光が充分に足りていないことがあるので、定期的に外の空気にさらしてあげてみてください。

ドラセナ・コンシンネは環境が大事!

葉っぱの状況でわかる!水やりはどれくらい必要なのか

ドラセナ・コンシンネの剪定を考えている方は、どういった基準で健康状態を把握しているでしょうか。ドラセナ・コンシンネの健康状態を把握するためには、葉っぱの状態を確認してあげることが大切です。

葉っぱの状態を確認するときは、垂れていないかどうかに注目してみてください。水分が足りていなくて元気がないドラセナ・コンシンネは、葉が徐々に垂れ下がっていきます。葉が全体的に下を向いているようであれば、水やりが足りていないのかもしれません。

熱帯地域の植物であるドラセナ・コンシンネは、暑い時期にどんどんと成長していきます。夏はいわば成長期ともいえるので、通常より多くの水が必要です。目安として、土が乾いたらすぐに、たくさんの水を与えるようにしてください。

冬の場合、夏とは逆で水の与えすぎには注意しなければなりません。土の表面が乾いたら、2日ほどあけてから再度水を与えるようにすれば充分です。冬場の水の与えすぎは根が腐ってしまう原因となるので、適切な量を守ってあげてください。

ドラセナ・コンシンネに剪定は時期が大事

ドラセナ・コンシンネは、よい環境で育ててあげることと適切な水やりをしてあげることで、どんどんと大きくなっていきます。室内でドラセナ・コンシンネを育てている方には「大きくなりすぎて困っている」という悩みを持っている方も少なくありません。

健康に大きく育っていくことはよいことですが、狭い室内であまりにも成長しすぎてしまうと生活もしづらくなってしまいます。また、背の伸びすぎたドラセナ・コンシンネは、少し形が崩れてしまうため、部屋の景観を損なう原因ともなり得るでしょう。

そういった事態にならないためにも、ドラセナ・コンシンネの剪定は大切です。剪定をおこなう場合は、適切な時期やちょっとしたコツを知っておくことをおすすめします。

時期は4月~5月がおすすめ

剪定という行為自体、植物にとってはダメージとなってしまいます。そのため、剪定はできるだけ元気な時期におこなうのが望ましいです。ドラセナ・コンシンネの場合は4月~5月が剪定のタイミングとしてよいといわれています。

枝の剪定は思い切って

ドラセナ・コンシンネは、基本的にどこで枝を切ってしまっても問題ありません。枝はまた新しく生えてくるものなので、思い切って剪定してみてください。

ドラセナ・コンシンネに剪定は時期が大事

ドラセナ・コンシンネは増やすこともできる!挿し木の方法とは

ドラセナ・コンシンネを剪定した際にでてくる枝は、再活用することができます。挿し木と呼ばれる手法をおこなうことによって、新しいドラセナ・コンシンネを増やすことができるのです。

①もととなる枝を用意する

剪定の際にでた枝は、先端を残した状態で10㎝~程の長さに切ってください。適切な長さに調整できたら、先についている葉を数枚残し、ほかの葉はちぎっておきます。これで枝の下準備は完了です。

②植木鉢を用意する・枝をさす

植木鉢に挿し木用に販売されている土を入れ、枝をさし込む前に土に水をしみ込ませておきます。土が充分に湿っていることを確認したら、鉢の中心に枝を差し込んでください。差し込む際は、枝の先端が上、切り口が下になるようにしましょう。

③3か月ほど育てる・移し替える

枝をさし込むことができたら、通常通り水を与えながら3か月ほど育てます。育てる際は直射日光を避けつつ、暖かい場所で育てるのが理想的です。新しい芽がでてきたら、ゆとりのある大きな鉢に移し替えてあげましょう。

まとめ

ドラセナ・コンシンネの元気がないと思ったら、まずは生活環境を見直してあげてください。もともとは熱帯地域の植物のため、寒さが苦手だったり日光が必要だったりします。置き場所や水やりは季節によって異なるため、臨機応変に育てていくのが大切です。

剪定ででてきた枝は新しくドラセナ・コンシンネを増やすことに活用できるので、ひとつでは物足りなく感じていた方はぜひ検討してみてください。

ドラセナ・コンシンネの剪定を初めておこなう方は、枝を切るのに遠慮してしまうかもしれません。しかし、枝はまたすぐに生えてくるものなので、思い切って剪定をおこないましょう。ご自身でおこなうのが心配な方は、業者に依頼するというのもひとつの方法です。

剪定を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「剪定」をご覧ください。


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