お正月にお掃除はダメ?知れば納得!福の神を呼び寄せるお正月に

2021.4.30

お正月にお掃除はダメ?知れば納得!福の神を呼び寄せるお正月に

お正月にはやるべきことや、してはいけないとことがたくさんあります。今の時代では全く聞かなくなってしまった風習や、いまだに残る風習もあるのです。
代表的なもので言うならば、「お正月は初詣以外には出かけてはいけない」「お金は使ってはいけない」は時代錯誤になってしまうので聞かなくなりましたが、最近でも稀に聞く「お正月に掃除をしてはならない。洗濯もしてはいけない」ということがあります。ほかには「火を使ってはいけない」というのもよく耳にしますね。これはなぜなのでしょうか?

正月三が日のお掃除がタブーな理由

なぜお正月に掃除をしてはならないのかというと、お正月は「福の神様を招き入れる日」と日本古来から信じられており、この日は日常的な行動を行ってはならないのです。つまり、神様がくるから盛大にもてなす日ということになります。

たとえば、自分が誰かの家に招かれていったときに、その家の家主がずっと掃除や洗濯をしていたりしては、不愉快な気持ちになってしまいませんか?それに、呼んでくるのがわかっているのならば、それまでになぜ掃除を終わらせなかったんだろうと思ってしまいます。

神様も同じです。招いてもらっているのに居心地が悪くなってしまっては、福の神様が怒って帰ってしまいます。そうならないように、正月は神様をもてなすために家でゆっくり過ごしましょう。神様は三が日中いらっしゃるので、失礼のないように過ごさねばなりません。そのため、1月3日までは掃除してはいけないという理由に繋がるのです。

それに、福の神様がいるかわからないのにほうきで掃いていたら、神様まで掃きだしてしまうかもしれないということも理由のひとつです。
      正月三が日のお掃除がタブーな理由

お掃除意外にタブーとされていること

「お正月に掃除をしてはいけない」と似たようなタブーは他にもあります。
基本的には家事全般がタブーになっており、「家で神様をもてなしましょう」ということになります。このひとつひとつにちゃんと理由も付いているのでご紹介します。

・洗濯をしてはいけない
「服(福)を洗いだしてしまうかもしれない」というごろ合わせになっています。
しかし、着る服がなくなっては大変です。どうしても三が日中に行う場合は外に見えるように干さずに家の中で干すか、乾燥器を利用しましょう。

・お風呂を焚いてはいけない(火を使ってはいけない)
火の神様である荒神様を怒らせてはいけないという理由からです。神様も正月くらいは休みたいということですね。

・包丁を使ってはいけない
包丁は刃物です。刃物は結婚式でも使ってはいけないのと一緒で、いい縁を切ってしまうという言葉の響きで使ってはいけません。

そんな風にタブーがあっては何もできないと思うかもしれませんが、それに対しての対策ともいえる風習があります。
たとえば、おせち料理です。おせち料理は三が日の間料理をしないでも神様を盛大にもてなすための料理ですし、お雑煮は保存食であるお餅と葉物野菜でできているので、包丁を使う必要がないものが多いです。ただし、お雑煮は地域性が出る料理なので必ずしもおもちと葉物野菜だけとはかぎりません。

一部のルールは、実は建前とされています。昔は電化製品が発達しておらず、家事が大変だったので「正月くらい主婦に理由をつけて休ませてあげよう」という家族の優しさが本当の理由のようです。毎日頑張っている主婦のためのタブーなのです。
      お掃除意外にタブーとされていること

どうしてもお掃除してはダメ?

「でも、お正月前に大掃除が終わりきらなかった」ということや、「どうしても毎日掃除しないと落ち着かない」という人もいます。そんな人はずっと気になってしまいます。

そんな時には、「トイレの掃除はトイレの神様に喜んでもらうため!」と理由をつけて掃除しましょう。掃除機やほうきを使わず、ホコリをたてない程度の整理くらいのちょっとした掃除程度なら神様も目をつぶってくれるはずです。

気になる方は徹底した大掃除を!

お正月に掃除をしてはいけないので、大晦日までに徹底的に掃除するのがよいでしょう。
元日は大事なお客様が来るということを忘れてはいけません。神様が迷わないように門松や、しめ縄を飾ってきれいにお出迎えの準備をしっかり整えるのがよさそうです。

大掃除のやり方ですが、「年末の大掃除の順番は【3つの基本】と【3ステップ】でキレイに解決!」にて効率のよい方法をご紹介しています。年末は何かと忙しいことが多いと思われますが、このコラムのような方法を駆使して挑戦してみてください。
どうしても忙しい、間に合わないという方は、おはやめにハウスクリーニング業者にご依頼ください。
          気になる方は徹底した大掃除を!

まとめ

なぜお正月に掃除をしてはいけないなど家事を禁止するタブーがあるのかといえば、古来から家族のために身を粉にして頑張っている主婦をねぎらうために、神様を理由にして家事を休ませるという家族の優しさが理由のようです。

お正月までに家をきれいにする時間がないという忙しい現代では、ハウスクリーニングを依頼しきれいにしてもらい、お正月に掃除をしなくても済む手もあります。ぜひ活用してみてください。

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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ハウスクリーニング」をご覧ください。

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