ハナミズキの花が咲かないのには理由が!原因別の解決法をご紹介!

2023.11.20

ハナミズキの花が咲かないのには理由が!原因別の解決法をご紹介!

きれいな花を咲かすことで人気のあるハナミズキですが、中には花が咲かないこともあります。花を楽しむためにハナミズキを育てている方にとっては、少しでも早く解決したい問題になることでしょう。

この記事では、ハナミズキの花が咲かない原因とその解決方法をご紹介していきます。ハナミズキ自体が枯れていることが原因ではないので、安心してください。咲かない原因と対処法を知って、きれいなハナミズキの花を楽しみましょう。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

ハナミズキの花が咲かない原因①ハナミズキの性質

ハナミズキの花が咲かない原因には、さまざまな原因が考えられます。花が咲かない原因には、ハナミズキの性質が大きく関わっているのです。

木がまだ若い

植物が花を咲かせるためには、たくさんのエネルギーを必要とします。しっかりと根を張り、土の中からたくさんの養分を吸い上げなければなりません。しかし、ハナミズキは根付くまでに、3年ほどの時間がかかるようなのです。

そのため、木がまだ若くしっかりと根付いていないハナミズキの場合、花が咲かないこともあります。ただ、木が若いことで咲かないのであれば、そのまま育てることできれいな花を咲かせることでしょう。

去年たくさん花が咲いた

ハナミズキの花が咲かない原因①ハナミズキの性質
植物の中には、隔年開花という性質を持ったものがあります。この隔年開花は、一年おきに花を咲かせるというものです。ハナミズキの場合は、生長するためのエネルギーを残しておくために、隔年開花になると考えられています。

そのため、たくさんの花を咲かせたハナミズキでも、翌年になると花を咲かせないこともあるのです。しかし、一年に咲く花の量を調整することで、隔年開花になるのを抑えることもできます。うまく調整することができれば、毎年きれいなハナミズキの花を楽しむこともできるでしょう。

ハナミズキの花が咲かない原因②育て方

ハナミズキの持つ性質によって花が咲かない場合、育て方になにか問題があるのかもしれません。花が咲かない原因となる育て方を確認してみましょう。

肥料が足りない

ハナミズキの花が咲かない原因として考えられるひとつ目は、肥料が足りていないということです。先述したように、花を咲かせるためにはたくさんのエネルギーが必要になるため、安定して花を咲かせるために肥料は欠かせません。ハナミズキには2月と9月に肥料を与えることで、きれいな花が咲くかもしれません。

日照時間が少ない

ハナミズキは半日陰でも育つとされていますが、日当たりのよい場所を好みます。そのため、あまりにも日照時間が少ないと、花が咲かなくなってしまうこともあるようです。一度ハナミズキの場所を確認してみてください。

日照時間が少ないようなら、少しでも長く日の当たる場所に移動させることで、きれいな花を咲かせてくれるかもしれません。ただ、あまりにも日光が当たりすぎると、葉焼けの原因にもなるので注意してください。

花芽を剪定してしまった

ハナミズキの花が咲かない原因②育て方
ハナミズキは基本的に剪定する必要のない植物ですが、樹形や大きさを調整するために剪定することもあるでしょう。このときに、誤って花芽を剪定してしまっていれば、花を咲かせることはありません。

そのため、剪定をおこなったあとに花が咲かなくなった場合は、花芽を落としてしまったことも考えれます。このような失敗を失くすためにも、ハナミズキの剪定は落葉したあとにおこなうのがおすすめです。

寒い場所で育てている

ハナミズキは、特別に寒さに強いわけではありません。そのため、北海道のような寒冷地では、きれいに花が咲かない場合もあるようです。寒い季節や場所でハナミズキを育てるのなら、鉢植えにして室内に置いておくとよいでしょう。

「根切り」で花を咲かせる方法もある

ハナミズキの花が咲かないとき、どうしてもみたいと思う方もいることでしょう。このような場合でも、荒療治にはなりますが方法はあります。それは、根を部分的に傷つけることでストレスを与え、子孫を残そうとする力を引き出す「根切り」です。

ハナミズキの幹から15cmほど離れた位置にある根を、スコップなどで傷つけていきます。慣れている方は切り取ってしまうようですが、心配な方は少しづつ傷をつけて様子をみるとよいでしょう。

根を傷つけることで身の危険を感じた植物は、子孫を残そうとして花芽をつけるようになり、花が咲くことになります。しかし、根を傷つける必要があり、失敗すると枯らしてしまう危険性もあるため、あまりおすすめできません。

ハナミズキに関する基礎知識

ハナミズキに関する基礎知識
ハナミズキは、アメリカを原産地とする落葉高木で、別名アメリカヤマボウシとも呼ばれます。4~5月の春にはきれいな花を咲かせ、10月には真っ赤な実をつけ、秋には紅葉もみられるため、一年のほとんどで楽しむことができます。そのため、日本での人気は高く家庭の庭や街路樹などでも、見かけることの多い植物です。

また、ハナミズキは丈夫であることから育てやすく、あまり剪定などの手入れも必要ありません。ただ、うどん粉病には注意が必要です。こういった育てやすさも、ハナミズキの人気の理由になるのでしょう。

ほかにも、ハナミズキの花言葉は「返礼」「私の想いを受け取ってください」「華やかな恋」などになっています。寿命は桜と同じで、約80年ほどになるようで、大きさも高さ5~10m、横幅3~7m、葉6~10cmほどになるようです。ハナミズキがあまりにも大きくなったら、剪定が高所作業になり危険なため、業者に依頼するようにしましょう。

まとめ

ハナミズキの花は咲かないことがありますが、性質や育て方に問題がある可能性が考えられます。よっぽどハナミズキが枯れているような状態でなければ、きれいな花を咲かせることができますので、しっかり原因を確認するようにしてください。

また、ハナミズキの剪定を自分でおこなったことで、花が咲かなくなってしまうこともあります。このような事態の避けたいのであれば、剪定を業者に依頼するのもおすすめです。花を咲かせる根切りをおこなう前にも、枯らさないために業者で確認しておくとよいでしょう。


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