正しいペンタスの育て方!植え付けから剪定まで詳しく解説します!

2023.11.20

正しいペンタスの育て方!植え付けから剪定まで詳しく解説します!

ペンタスという花は、かわいらしくとても栽培しやすい植物です。ペンタスは開花時期も5~10月と長期間楽しませてくれる植物です。

しかし、育て方を知っておかないとすぐに枯れてしまうおそれがあります。今回のコラムでは、ペンタスの育て方について詳しく解説していきます。ペンタスを上手に育てるとより長期間楽しめるかもしれません。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

ペンタスの育て方➀植え付けのやり方

ペンタスは、5~10月と長期間をかけて開花します。ペンタスの育て方は比較的簡単なため、はじめて植物を栽培するひとにはおすすめです。

植える場所、置く場所

湿気や寒さに弱いため、基本的に1年草として扱います。そのため、冬には枯れてしまいます。しかし、気温が5℃以上保つことができるなら冬を越すことも可能です。冬などの寒い季節は室内で育てたり、地植えの場合は植え替えをおこないましょう。

用意する土

ペンタスを植えるときに使用する土は、水はけ・水もちのよいものを選びましょう。なかでもピートモスは、水もちがよい土といわれています。しかし、ペンタスを育てる際に使用してしまうと梅雨時期など水分を溜めやすい季節に、根腐れをおこしてしまうおそれがあります。

そのため、ピートモスのかわりに粒状のパーライトを使用することをおすすめします。さらに、腐葉土をまぜて使用することでペンタスの成長を助けてくれます。また、地植えをおこなうときは、元々ある土に腐葉土を混ぜ込むと成長の手助けをしてくれます。

種まきや苗の植え付け

ペンタスを種から栽培する場合は、5月ごろの気温が20℃以上のときにまきます。種を植えてから、発芽して花が咲くまで約4ヶ月かかるといわれています。苗の植え付けをする場合も、5月ごろにおこないましょう。

地植えの場合は、詰め過ぎず間隔をあけて植えましょう。あまりに詰めて植えてしまうと、根が混み合って根腐れをおこしやすくなります。

また、鉢植えの場合は、隙間がなくなるように土を敷き詰めていきましょう。植えた後は、鉢下からあふれ出すほど水をあげると、土と植物がなじみやすくなるでしょう。

ペンタスの育て方②水や肥料のやり方

ペンタスの育て方のポイントは、水や肥料のあたえかたです。また、病害虫がついてしまうと、生育が悪くなってしまうおそれもあります。さらに、手入れの手間も増えてしまうので、対策をとっていきましょう。

水のやり方

ペンタスは、湿った環境が苦手なため、水のあげすぎには注意しましょう。地植えの場合は、雨水などから水分を吸収するため、水をあげなくても問題ありませんが、気温が高い夏場は、土が乾燥していたらあげてください。

肥料のやり方

ペンタスは、肥料がないと花が咲きにくい特徴があります。そのため、花が開花する5月~10月ごろまで、週1回ほど液体肥料を与えたり、固形の緩効性肥料を月に1回ほどあたえてもよいでしょう。

肥料は、リン酸を多く含んだ骨粉や発酵鶏フンなどを使用してみてください。リン酸が多く含まれていることで、花がたくさん咲きやすくなります。

固形タイプの肥料をあたえる場合は、過度に栄養を摂りすぎて肥料焼けをおこす危険性があるので注意が必要です。そのため、株から遠ざけておくようにしましょう。

また、暑い季節など株が弱っているときは、肥料をあたえるのを控えましょう。弱っているときに、肥料をあたえてしまうと枯れてしまう原因になります。

病害虫への対処法

湿気や寒さに弱いため、風通しが悪い場所で育てていると病気や害虫がつきやすくなります。とくに、立ち枯れ病と灰色カビ病に注意しましょう。立ち枯れ病と灰色カビ病は、葉や花に赤や茶色のカビをつけていきます。繁殖力が強いため、放置しているとどんどんカビが広がり、植物を枯らしてしまうおそれがあります。

そのため、赤や茶色のカビが葉や花についているのを発見したら、発症している部分を摘み取ります。とくに立ち枯れ病と灰色カビ病は、湿気の多い梅雨時期に繁殖力が高くなります。

また、カイガラムシにも注意しましょう。カイガラムシは、白い3mmほどの虫です。葉や枝に寄生して、栄養を吸収してしまいます。放置していると植物の成長を邪魔したり、枯らしてしまうおそれがあります。もしカイガラムシを見つけたときは、歯ブラシなどでこすってとってください。

ペンタスの育て方②水や肥料のやり方

ペンタスの育て方➂剪定や植え替えのやり方

ペンタスを育てる方法は簡単ですが、長く栽培すると剪定や植え替えを定期的におこなう必要があります。剪定や植え替えをおこなわず放置してしまうと風通しが悪くなり、病害虫の原因にもなります。

剪定のやり方

ペンタスは成長が早く、すぐに見た目のバランスが悪くなってしまいます。そのため、バランスが悪くなったら剪定をおこないましょう。剪定方法は、長くなってきた茎の先から3節目ほどを切り落としていきましょう。切り戻しをおこなうことで、風通しをよくして病害虫から身を守ることができます。

さらに、切り戻した部分から新芽もうまれるので、花をたくさん咲かせることができます。また、大きくなりすぎた植物を小さくする「強剪定」をおこなう場合は、花が咲き終わる10~11月ごろにおこないましょう。強剪定をおこなうときは、茎の先から25cmほど大きく切り落としてみてください。

また、花がしおれてきたら手で花がらを摘み取りましょう。花がらは、咲き終わると種をつけていきます。種をつけてしまうと栄養を吸い取られ、株が弱りやすくなっていきます。そのため、花がしおれてきたら摘み取り栄養を分散させましょう。

植え替えのやり方

生命力が強いため、同じ鉢植えで育てていると根詰まりをおこし枯らしてしまうおそれがあります。2年に1回ほど花が咲き始める5~6月に必ず植え替えをおこないましょう。

植え替えは、植物にとってストレスを感じやすい作業です。そのため、植え替え時期を間違えてしまうと、根を痛めてしまうおそれがあるので注意が必要です。

ペンタスは寒さに弱いため、もし冬を越したい場合は室内に移してください。また、地植えをしている場合は、寒くなるまえの10月ごろに掘り起こし鉢植えに植えなおしましょう。

ペンタスを増やす方法

挿し木によって増やすことができます。挿し木とは、枝や茎を切り落とし土に挿し発根させることで、植物を繁殖させる方法です。最初に枝先から6cmほどに切り落とします。切り落とした枝下の葉は、土にさすときに邪魔になってしまうので、とっておきましょう。

そのあと、切り落とした枝を土にさしていきましょう。土は、赤玉土や鹿沼土などの水はけのよいものをおすすめします。挿し木をおこなったら、7日間は1日1回ほど水をあげましょう。それ以降は、土が乾いたら水をあげてください。

まとめ

ペンタスは、5~10月と長期間をかけて開花します。ペンタスの育て方は、とても簡単です。しかし、寒さに弱いため、日の当たる風通しのよい場所で管理しましょう。

ペンタスは、バランスが悪くなったら剪定をおこなってください。しかし、剪定方法を間違えてしまうと花が咲かなくなってしまうこともあります。

そのため、ご自身で剪定をすることに不安がある場合は、業者に相談してみてるのもひとつの方法です。しっかりとした剪定をおこなうことで、新芽もうまれ、翌年の花をたくさん咲かせることができるのではないでしょうか。

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