
じつは、コンクリートの処分は単純に不燃ゴミに出せばいい……というものではありません。処分するのにもいろいろと決まりがあります。
「コンクリートをさっさと処分したい」もしくは「他にも何点か不用品がある」という場合なら、不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
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今回は、そんなコンクリートの処分方法について、簡単にまとめていきます。「どういった処分方法があるの?」「そもそも産業廃棄物なんじゃ……?」といった疑問に答えていきますので、今お困りの方も、今後DIYなどでコンクリートを使いそうな方も、ぜひご確認ください!
コンクリートは不燃ゴミでは処分できない
ご家庭でゴミとして出てきてしまったコンクリートの多くは、ブロックやパネルなど、それなりの大きさがあるものが多いのではないでしょうか。こういったゴミを不燃ゴミとして処分しようとすると、その大きさが問題になることがあります。
あまりに大きいゴミになると、不燃ゴミではなく粗大ゴミという区分になってしまうのです。ゴミの処分についての基準は自治体によっても異なりますが、多くの場合、ゴミの一辺の長さがある程度以上になると、不燃ゴミとして処分することはできません。
粗大ゴミの処分は特殊である場合が多いので、各自治体にきちんと確認してから処分する必要があります。費用がかかる場合も多いので、まずはホームページなどで問い合わせるとよいでしょう。
ただし、大きさの問題さえクリアできれば不燃ゴミとして処分することができる自治体もあります。そういった場合は、コンクリートをばらばらに細かく砕くことで不燃ゴミとして処分することができるのです。
不燃ゴミであれば、多くの場合は通常のゴミと同じように処分することができ、手間がかかりません。「粗大ゴミとして処分するのが面倒!」という方は、細かく砕いて処分することを検討してみてはいかがでしょう。
粗大ゴミとしてコンクリートを処分する場合も、不燃ゴミとして処分する場合も、自治体によって規則が異なってきます。まずは地域の自治体やクリーンセンターに問い合わせるなどして、正しい処分方法を選ぶようにしましょう。特に粗大ゴミではかなりしっかりとした決まりがあることが多いので、事前に確認することが大切です。
ここで注意しなければいけない点として、自治体によっては、そもそもコンクリートの処分自体をおこなっていないところもあるということがあげられます。そういった自治体では、コンクリートが「適正処理困難物」というものに指定されていることがあるのです。
適正処理困難物とは、市町村が処理する一般廃棄物のうち、処理が困難なもののことで、不燃ゴミとしても粗大ゴミとしても回収してもらうことはできません。
コンクリートは産業廃棄物?
ご家庭でコンクリートを処分するとき、「産業廃棄物なのではないか?」と不安になる方もいるかもしれません。業務上出た金属くずや汚れた泥などは、国によって産業廃棄物に指定されています。これらの産業廃棄物は、本来は国が定めた業者や施設によって、適切に処分されなければなりません。
そんななか、産業廃棄物の処分にはコストがかかるため、不法投棄などが問題視されているという現実もあります。コンクリートの処分をするうえで、もし自分もそういった不法投棄に加担してしまっていたら……といった心配もあるでしょう。
しかしご安心ください。産業廃棄物とは、「事業活動にともなって生じた廃棄物」であると国によって定められています。つまり、業務によって出たゴミでなければ、産業廃棄物とは呼ばれません。
ご家庭で出たゴミは事業活動によるものではありません。したがって、たとえコンクリートであったとしても、産業廃棄物にはあたらないのです。
そのため、ご家庭で出たコンクリートを処分する場合には、産業廃棄物について心配しなくても大丈夫です。粗大ゴミや不燃ゴミとして、各自治体の規則にしたがって処分してください。
大量のコンクリートがあるときは
大量のコンクリートを処分するとき、それらすべてを粗大ゴミや不燃ゴミとして処分するのはとても大変です。粗大ゴミとして処分するためには自治体の発行する回収シールを買ったり、ゴミ処理施設であるクリーンセンターまで持って行かないといけなかったりと手間がかかるし、不燃ゴミとして処分するにも大量のコンクリートを細かく砕くのは大仕事になってしまいます。
そういったときは、不用品回収業者に依頼してコンクリートを回収してもらうというのも1つの手です。
回収業者に依頼する最大のメリットは、手間がかからないという点でしょう。コンクリートはかなり重量があるため、自分で処分しようとすると運び出すだけで一苦労です。しかし回収業者に依頼すれば、自宅まで引き取りに来てくれる場合もあるので、捨てる手間がぐっと減ります。
自分で処分するのが大変!という場合は、まずはお近くの不用品回収業者に見積もりをとってみるのもありかもしれません。
まとめ
自治体によっては、大きなコンクリートは粗大ゴミとして、小さなコンクリートや細かく砕いたコンクリートは不燃ゴミとして処分することができます。ただし、コンクリートの回収をしていない自治体もあるので、まずは問い合わせてみることが大事です。
大量のコンクリートを処分したいという場合は、不用品回収業者に依頼するという手段もあります。重くて運ぶのが大変そうだというときは、検討してみてもよいでしょう。
また、ご家庭で出るゴミは産業廃棄物にはあたりません。産業廃棄物を取り扱っていない不用品回収業者に依頼することも問題なくできるので、ご安心ください。
コンクリートの処分を考えている方は、まずはお近くの業者に相談・見積もりをしてみることから始めてみましょう。
不用品回収を依頼できる業者や料金
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