
パソコンに手書きの文字やイラストを描けるアイテムといえば、ペンタブです。ペンタブは精密機器であるからか、結構頑丈なつくりで普通に使っている限りではなかなか壊れなさそうなイメージがありませんか?
しかしペンタブにも寿命があります。一見丈夫そうに見えるペンタブですが、どれくらいの頻度で買い替えられているのでしょうか。使っていて「何か違和感があるなー」と思っている方は、もしかしたらお使いのペンタブの寿命が近いのかもしれません。
ここではペンタブの寿命や寿命が来てしまったペンタブの処分方法についてご紹介していきます。買い替えを考えている方や購入を検討している方は、一度ペンタブの寿命や処分方法を本記事で確認してみてください。
ちなみにペンタブや液タブを処分する場合、自治体で定められた方法に従う必要があります。「いちいち調べたり処分作業したりするのが面倒」という人は、不用品回収業者に丸投げしてしまってもよいでしょう。
ペンタブ以外に不用品があればまとめて回収・処分してくれるため余計な時間を使わなくて済みますよ。
ペンタブにも寿命がある
ペンタブとは、主にパソコンのソフトと連動させて文字やイラストを描くためのものです。そういった使い方をしていれば破損や故障といったことにはならないので、かなり長く使うことができます。しかし、ペンタブは、寿命がきているわけでもないのに買い替えられている場合があります。
ペンタブを買い替える方は、4~5年ほどで買い替える方が多いようです。しかし、買い替えの理由はペンタブの故障によるものではなく、ソフトやサポートの終了に伴い買い替えるというものが多いといわれています。
一般的に買い替えの目安は4~5年ですが、ペンタブ本体の寿命はもっと長そうです。同じペンタブを10年以上使用している人がいることから、なかには10年もつものもあるのでしょう。
ペンタブが壊れる原因
正しい使い方で使用すれば丈夫なペンタブですが、使い方や使用環境が悪かったりすると本体の故障につながるということは充分にあります。ペンタブの故障の原因として考えられるものを1つ1つ確認していくと、ペンタブ本体の寿命を縮めないための予防策にもなるかもしれません。
・落下による衝撃
ペンタブを使用中に誤って落としてしまうのは、どうしようもありません。落下による故障を最小限に抑えるためには、使わない時は毎回片付けるなど落下を防止することに気を付けましょう。また、ペンタブを落としてしまった時の衝撃を抑えるため、普段はケースに入れておくのもおすすめです。
・水濡れ
飲み物や濡れるおそれがあるものをペンタブの近くに置くと、水濡れで故障してしまうおそれがあります。もし置くなら、倒してもこぼれないタンブラーなどを利用することをおすすめします。もし濡れてしまった場合は、パソコンとペンタブを接続しているケーブルを抜き、よく乾かしてから再度接続し直しましょう。
・経年劣化
経年劣化はペンタブ本体の寿命ということになります。表面の傷を防止するために、使用時に紙やクリアファイルを挟んで描いている方もいるようです。
ペンタブは精密機器なので、衝撃や水などには強いといえません。故障の原因となることを繰り返せば、ペンタブ本体の寿命を縮めることにもなりますので気を付けましょう。
ペンタブの寿命がきたときは
ペンタブの故障の原因となることに気を付けながら使っていても、いつかは壊れてしまいます。お使いのペンタブが壊れてしまった場合の、処分方法についてご紹介していきます。故障やペンタブ本体の寿命によって使えなくなったペンタブの処分の際には、いくつかの方法があります。
・自治体の回収を利用して処分する
自治体にゴミとして回収してもらい処分する方法ですが、捨てる際にはあらかじめ自治体に確認の電話をしておくと良いでしょう。各自治体によって分別方法などが異なるため、お住まいの地域の自治体に問い合わせるという方法が一番確実といえます。
・メーカーに引き取ってもらう
メーカーに問い合わせて引き取ってもらうという方法です。問い合わせ方法は、電話やメールでできます。問い合わせると伝票が届き、それを貼って送るという方法になることが多いです。詳しくは、問い合わせた際に教えてもらうことができます。
・不用品回収業者に依頼する
業者に依頼すれば処分してもらえるので、時間がない人などにおすすめです。ペンタブだけでなく、捨てるのに手間のかかるゴミがあれば一緒に処分することができます。しかし、不用品回収業者を利用する場合はいくつかの注意点があるので、詳しくは次でご紹介していきます。
不用品回収に依頼するときの注意点
ペンタブの寿命がきたものや故障したペンタブの処分の際に不用品回収業者を利用する場合ですが、少し注意してほしいことがあります。利用する業者はきちんと不用品回収の許可を得ているかどうかという点です。不用品回収業を始めるには基本的に以下3つの許可が必要になります。
・「一般廃棄物収集運搬業の許可」 一般家庭から不用品を回収する際に必要となる許可
・「産業廃棄物収集運搬業の許可」 法人から不用品を回収する際に必要となる許可
・「古物商の許可」 回収品の売却やリサイクル品の買取をする場合に必要となる許可
一般家庭のゴミを回収するには「一般廃棄物収集運搬業の許可」というものが必要になるため、この許可を得ているかの確認は忘れずしましょう。この許可を得ておらず無許可でおこなっている業者は、市町村から認められていないこととなりますので利用しないように注意しましょう。
また、各業者によって引き取りにかかる費用が異なります。同じものを回収する場合でも費用やサービスが異なる不用品回収業者の場合、相見積もりをとるといった方法をおすすめします。
不用品回収業者には、家まで引き取りに来てくれる業者もあります。この2つの注意点に気を付けて利用すれば、とても便利な方法なのでぜひ選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ペンタブには本体の寿命があり、正しい使い方をすれば10年ほど使えるものもあります。また、本体の寿命を縮めないためには、故障の原因となることを予防する必要があります。使用時以外での落下を防ぐことや、水濡れのおそれがあるものは近づけないようにすることをおすすめします。
不用となったペンタブを処分する際には、さまざまな方法があります。業者に依頼して処分をする場合は、許可の確認と相見積もりをとることをおすすめします。
正しい使い方や故障の原因となるものの対策をしていき、ペンタブ本体の寿命まで使えることが理想です。しかし、大切に使っていてもいつかは壊れてしまいます。処分する際にはご自身にあった方法をご検討ください。
不用品回収を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「不用品回収」をご覧ください。
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