強化ガラスの割れ方の違いとは?意外と知られていない弱点について

2021.4.30

強化ガラスの割れ方の違いとは?意外と知られていない弱点について

強化ガラスと聞けば「割れにくい」というイメージをついつい持ってしまいますよね。でも強化ガラスは普通のガラスとは異なる弱点がありますし、またその割れ方にも特徴があります。

今回は強化ガラスの特徴と、知られていない弱点、そして割れないようにするための対策方法をご紹介します。

強化ガラスとは?

強化ガラスは割れ方が従来のフロートガラスと比べて、破片が周囲に広がりにくく強度も3~5倍程度強くなっているものです。車両や学校、クレーンゲームなど人の出入りが多い箇所や割れた時に広範囲に影響が出ないようにしたい場所によく用いられています。

また近年はスタイリッシュな家具が増えており、ガラスを使用したテーブルや本棚などにも強化ガラスが使用されています。内部が見えるようになっている鍋のふたにも活用されており、その使用範囲は拡大しています。

見た目は通常のフロートガラスと同じで、ほぼ違いはありません。しかし飛び散らない強化ガラスの割れ方はフロートガラスと比べて安全なため、別名「安全ガラス」と呼ばれることもあります。
      強化ガラスとは?
      

■強化ガラスの製造方法は?

強化ガラスは通常のフロートガラスに約650度~700度ほどの熱処理を加えたあとに、空気を吹きつけて急激に冷却して作られます。強化ガラスは耐熱性もすぐれており、耐熱温度は150度~200度にも及びます。また風圧や衝撃にも比較的耐性があります。

ただし、ここで注意してほしいのは防犯ガラスと強化ガラスは別物ということです。強化ガラスは鋭利なもので衝撃を与えられると、割れてしまいます。2枚のガラスの間にフィルムを挟んだ防犯ガラスほどの耐性はないので、玄関近くの窓に設置したい場合は防犯ガラスの方がよいでしょう。

強化ガラスは「面」での衝撃に強い反面、「点」での衝撃に対してあまり耐性はありません。防犯ガラスは1か所に衝撃が加わっても、連鎖的に割れることはありません。

強化ガラスの弱点

実は強化ガラスには割れ方のフローとガラスとの違いのほかに、弱点が存在します。ガラスには小口と呼ばれるガラスの端の部分が存在します。実はこの小口が強化ガラスの弱点といわれています。

強化ガラスは大きく3つの層からできています。ガラスを断面から見ると、中央付近は引張応力層(ひっぱりおうりょくそう)という層で、その層は圧縮応力層(あっしゅくおうりょくそう)に挟まれています。

外部から衝撃が加わったときにこの3つの層のうち、圧縮応力層をこえて中央部の引張応力層に傷が入ってしまうと、ガラス全体のバランスが崩れて割れやすくなります。これが小口だと衝撃が伝わりやすいため、強化ガラスは小口に衝撃が加わると割れやすくなります。

層の厚さの目安として、ガラスの厚さの6分の1を超えて傷が入った場合割れやすくなります。
      強化ガラスの弱点
      
      

強化ガラスの割れ方って?

強化ガラスの割れ方はどのようなものなのでしょうか。通常のフロートガラスは、放射状に割れて大きく破片になり、その破片の先が尖っているため割れた時も片づけるときも大変危険です。

しかし強化ガラスは割れるとき、粉々になって割れます。その方が危険ではないかと思うかもしれませんが、粉々になった強化ガラスの破片は比較的先が尖っておらず、またその破片も周囲に飛び散りにくくなっています。

全体的にひびは入るものの広範囲に被害がでないので、普通のフロートガラスと比べると安全に割れるといえます。強化ガラスは割れにくいという面と同時にケガをしにくいという面をあわせもっているといえるでしょう。

ただし強化ガラスの中には化学的に強化されたものもありますが、そちらは普通のガラスと同じように放射状に割れるので注意が必要です。

強化ガラスを割らないための対策方法

強化ガラスの割れ方が安全とはいってもガラスが割れることに変わりはなく、危険がともなうのは確かです。では強化ガラスを割らないようにするための対策方法とはなんでしょうか。

クレンザーを使わない

強化ガラスは小さな傷が原因となって、割れてしまうことがあります。そのため、お手入れの際にはクレンザーを使用するのは避けた方がよいでしょう。拭くときも、やわらかな布を使って汚れを取り除くことが大切です。

保護シートを貼る

また、近年スマートフォンの普及とともに液晶画面を保護するために強化ガラスが使用されることがあります。強化ガラスとはいえ落としてしまうとひびが入ってしまうので、液晶画面が見づらくなってしまい修理が必要になることもあります。

そのようなときは、市販の液晶保護シートやフィルムを貼ると割れにくくなります。フィルムにも目隠し機能のあるものや指紋のつきにくいものも登場しているので、お好みのものを選ぶとよいかもしれません。

まとめ

従来、強化ガラスは高価なものであまり馴染みのないものとされていたものですが、近年はさまざまなところで使われており、身近なものになっています。強化ガラスは割れ方が安全とされていますが、ガラスには変わりありません。割れないように行動し、またフィルムなどを貼って予防することも大切です。

強化ガラスは衝撃や耐性もあるので需要は高まってきており、従来のガラスを強化ガラスに変更するというのも良いかもしれません。気になる箇所があれば、業者に相談してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
編集者:こしの
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