ヤモリはゴキブリを食べて駆除してくれる?その真偽をご紹介!

2021.9.22

ヤモリはゴキブリを食べて駆除してくれる?その真偽をご紹介!

ふとした時に壁や天井に貼りついていて、驚かされる生き物の一つがヤモリではないでしょうか。
「家守」と書いて縁起のいい生き物とも言われることもありますが、中には見た目が苦手な人もいます。
ヤモリはいったい何のために私たちの家に入ってくるのでしょうか?

また、危険性がないのかなど、頻繁に見かける生き物のわりには知らないことも多いです。
そんなヤモリはゴキブリを食べるなど、私たちにちょっとした利益をもたらしてくれているかもしれません。そこで今回はヤモリの生態などいくつかを紹介していきたいと思います。

ヤモリはゴキブリを食べるのか

家の中で見かけることが多いヤモリは、一体何のために家に入ってくるのでしょうか?
それは餌となる虫を探しに来ていることがほとんどです。

ヤモリはよく動く小さい虫が好物です。そのため、ヤモリはゴキブリやシロアリを食べてくれます。
このようなことから、昔から益獣としてありがたがられており「家守」といった当て字がされているようです。

しかし、家の中で見かけるヤモリはニホンヤモリという種類がほとんどです。
このニホンヤモリの場合は10cmから14cmほど位にしかならないため、大きく成長したクロゴキブリは捕食できないようです。
ヤモリはゴキブリを食べるのか

ヤモリがいることのデメリットとは

ヤモリがゴキブリなどの害虫を食べてくれますが、ヤモリ自体が毒を持っていたり噛みついてきたりはしないのでしょうか。

家の中でよく見かけることが多いニホンヤモリは、顎の骨格が弱いので噛む力は強くありません。また、ニホンヤモリも他のヤモリの多くも毒を持っていないようです。
確かに毒を持っているヤモリも存在しますが、メキシコやグアテマラ、アメリカに生息しているので安心してください。

しかし、イモリは毒をもっている種類がいるので注意が必要です。ヤモリと間違われやすいイモリは日本にも沢山生息しています。アカハライモリという種類には、フグ毒で有名なテトロドトキシンを持っているので注意しなければなりません。

そのため、イモリとヤモリを見分ける必要があります。
ヤモリは爬虫類なので陸上にだけいることが多いですが、イモリは両生類なので水辺にもよく生息しており、お腹が赤いことが多いです。

いくら注意をしていても、イモリとヤモリは間違ってさわってしまうこともあります。例外もたくさんあり、判断が付かない場合は直接触れたりなどしないようにすることも大切です。

またヤモリの糞にも気をつけなければいけません。ヤモリはゴキブリなどの害虫を食べるので分糞も出します。その糞が乾燥して細かくなったものを吸いこんでしまうと、ぜん息気味などの症状が起きる人もいるようです。

ヤモリがゴキブリ用の罠にかかることも

ヤモリは、害も少ないと知っても見た目が嫌な人や、ぜん息になりやすい人などはヤモリに出て行ってもらいたいと思うかもしれません。
追い出すには、手で優しく捕まえて窓から外へ逃がす方法が一般的ですが、触るのも絶対いやだという方にとっては難易度が高い方法です。そこでヤモリを家から追い出す方法をいくつか紹介します。

紙コップなどを使う
紙コップの容器でヤモリを覆った後に、壁と容器の隙間から下敷きなどの薄くて硬めの物を差し込んで蓋をして逃がします。この方法は透明な容器の方がしっかりとヤモリが中に入ったか確認できるのでおすすめです。

ゴキブリホイホイを使う
ヤモリの通り道にゴキブリホイホイを仕掛けます。天敵のヤモリがゴキブリ用の罠にかかるのは少し変な感じがしますが、設置場所を考えれば捕まえることもあるようです。しかし、ヤモリがどのあたりに出現するかを把握していないと捕まえるのは難しいかもしれません。

ヤモリの餌となる虫を家から追い出す
ヤモリが家の中に入って来る目的は、餌となるゴキブリやシロアリなどを食べるためなです。その虫がいなくなれば自然とヤモリも家から離れていくはずです。

このように、ヤモリを外に逃がす方法はいくつかあります。自分にあった方法で逃がしてみてはいかがでしょうか。
ヤモリがゴキブリ用の罠にかかることも

ヤモリ以外のゴキブリの天敵

ヤモリはゴキブリを食べますが、ヤモリ以外にもゴキブリなどを食べてくれる生き物もいます。

・アシダカグモ
アシダカグモは足の長さも含めると13cmもの大きさになるようです。毒も持っておらず、病原菌も媒介しません。一日に30匹のゴキブリを食べることもあるそうです。

・ネズミ
ネズミはゴキブリも餌としていますので天敵となります。詳しくは過去コラム「ネズミがゴキブリを食べるって本当?ゴキブリを食べてくれる動物とは」にて紹介していますので、あわせてご覧ください。

・スローロリス
スローロリスは昆虫食のサルであるため放し飼いにすれば、ゴキブリも食べてくれます。しかし絶滅危惧種にしているために入手は困難です。

このように、ゴキブリを食べてくれる生き物はたくさんいます。このような生き物を利用すると、ゴキブリ駆除に有効かもしれません。

まとめ

ヤモリは基本的には害はなく、ゴキブリなどを食べてくれる益獣でした。しかし、見た目の似ているイモリが毒を持っているために間違えることも多いのではないでしょうか。危険な事やヤモリがゴキブリなどを食べた後にする糞によって体調を崩す方もいるので注意が必要です。またゴキブリ駆除目的のために益虫や益獣を頼りにしても、一度にゴキブリを撃退はできません。
また、虫を退治するために虫を買うのは意味がないと感じる人や見た目を苦手に感じる人もいると思います。そういった方々は、ゴキブリ駆除のプロに頼んでみると解決するかもしれません。

ゴキブリ駆除を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ゴキブリ駆除」をご覧ください。

この記事の監修者 ナカザワ氏について

この記事の監修者
ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

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