「ゴキブリが出たときに備えて駆除剤を準備したい!」
「本当によく効くゴキブリ駆除剤には何がある?」
素早い動きで部屋を逃げ回って、なかなか思うように駆除させてくれないゴキブリ。
確実に駆除するために、今よりももっと強力なゴキブリ駆除剤があればと思っていませんか?
ゴキブリ駆除剤は含まれている成分によって効き目が違います。
そのため、どの成分がゴキブリによく効くのかを知ることが、効果的なゴキブリ駆除をするうえで大切です。
この記事では、駆除効果の高いゴキブリ駆除剤を選ぶ方法と、それを踏まえた「効果の高いゴキブリ駆除剤」をご紹介します。
強力なゴキブリ駆除剤を購入して、ゴキブリが出たときにすぐ駆除できるよう準備しましょう!
また、すでにゴキブリが家の中にいて、すぐに駆除したい場合は【生活110番】にご相談ください。
弊社加盟のプロがお客様の家にいるゴキブリを迅速に駆除してくれます。
目次
まずはゴキブリ駆除剤のタイプを選ぶ
ゴキブリ駆除剤には大きく分けて「殺虫スプレー・ベイト剤・燻煙剤」3つの種類があります。
まずはこれらの特徴を知って、ご自身の状況や要望に合ったゴキブリ駆除剤を選びましょう。
3種類のゴキブリ駆除剤の特徴を以下にまとめましたので、決めるときの参考にしてみてください。
種類 | 即効性 | 駆除方法 | 特徴 |
---|---|---|---|
殺虫スプレー | 〇 | ゴキブリに直接散布する | 目の前のゴキブリを駆除できる |
ベイト剤 | △ | 毒エサを食べさせる | 設置するだけで手間をかけずに駆除できる |
燻煙剤 | ◎ | 部屋中を煙や霧で覆う | 家中のゴキブリをすぐに根絶やしにできる |
ここからは、各ゴキブリ駆除剤を検討するときに見るべきポイントと、おすすめ商品を紹介していきます。
以下のリンクから該当の見出しへ飛べるようになっているので、気になる種類の駆除剤があれば検討してみましょう。
【殺虫スプレーを見る】
【ベイト剤を見る】
【燻煙剤を見る】
殺虫スプレーは「ピレスロイド系」を選ぶ
ゴキブリ駆除用の殺虫スプレーを選ぶポイントは、有効成分である「ピレスロイド系」の有無を確認することです。
ピレスロイドはゴキブリの神経に作用し麻痺させることで、即効的かつ逃がさずに駆除ができます。
いきなり現れたゴキブリを仕留める際におすすめなのは、なんといってもピレスロイド系(イミプロトリン等)の殺虫スプレー!殺虫剤の有効成分が気門に届くと、ゴキブリの神経が麻痺していわば“ショック死”のような状態になります。
殺虫スプレーの成分表を見て、ピレスロイド系の記載がないか確認してみてください。
なお、商品によってはピレスロイド系の表記ではなく、以下のように正式名称で記載されている場合もあります。
- イミプロトリン
- フェノトリン
- フタルスリン
- レスメトリン
- ペルメトリン
- メトフルトリン
おすすめのゴキブリ駆除用殺虫スプレー
先ほどご紹介した選び方をふまえて、おすすめの殺虫スプレーをご紹介します。
今回、効果の高い駆除剤を選ぶうえで重視したポイントはピレスロイド系の一種であるイミプロトリンの有無。
この成分は、ピレスロイド系のなかでも特に即効性が高いので目の前のゴキブリを駆除しやすいです。
通販サイトAmazonから商品を調査し、イミプロトリンが含まれている強力な殺虫スプレーは以下の3つです。
※今回調査した商品一覧は以下から見ることができますので、商品選びの参考にしてみてください。
ゴキブリ駆除剤 商品まとめ[PDF]
ゴキジェットプロ
価格 | 936円(税込) |
内容量 | 450ml |
主成分 | イミプロトリン |
メーカー | アース製薬 |
ゴキジェットプロは「逃がさない!暴れさせない!」をコンセプトに作られたゴキブリ用殺虫スプレーです。
コンセプトどおり即効性に優れており、小型ゴキブリなら約1~2秒、大型ゴキブリなら約6~8秒程度の噴射で駆除できます。
また、ゴキブリの姿のないデザインのパッケージもあり、たとえ写真でもゴキブリを一切見たくない方に配慮されています。
ゴキファイタープロ ストロング
価格 | 752円(税込) |
内容量 | 450ml |
主成分 | イミプロトリン、フェノトリン |
メーカー | フマキラー |
ゴキファイタープロ ストロングは、急なゴキブリの出現にもすぐに対応できるよう設計されたノズルが特徴です。
折り畳み式のノズルがワンタッチで開くようになっており、手に取ったらすぐに噴射できます。
さらに、18cmものロングノズルによって離れた位置のゴキブリにも直に届きます。
ゴキブリに近づかずに殺虫スプレーで駆除したい方向きの商品です。
ゴキブリハンター
価格 | 1,380円(税込) |
内容量 | 450ml |
主成分 | イミプロトリン |
メーカー | キンチョー |
ゴキブリハンターは、慣れてない方でも目の前のゴキブリを楽に駆除できるように作られています。
ノズルが押しボタン式となっているので扱いやすく、狙った位置に噴射しやすいです。
また、強い噴射力により隙間の奥まで噴射できるので、隠れていたゴキブリを追い出して駆除する方法が取りやすいです。
コックローチ
価格 | 979円(税込) |
内容量 | 450ml |
主成分 | イミプロトリン、フェノトリン |
メーカー | キンチョー |
コックローチは、対応力の高さが魅力の殺虫スプレーです。
通常とロングの2種類のノズルを選んで使うことができ、前者は広範囲、後者は狭い隙間に対応できます。
噴射力も強いので、少し離れた位置にいるゴキブリにもしっかりと届いて駆除できます。
殺虫スプレーの効果的な使い方
ゴキブリ駆除用の殺虫スプレーを使って、以下2つの駆除ができます。
有効に使うための方法を解説しますので、参考にしてみてください。
- 目の前のゴキブリを駆除する
- 隠れたゴキブリを追い出して駆除する
使い方1:目の前のゴキブリを駆除する
殺虫スプレーで駆除する場合は、ゴキブリの動きを予測して噴射するのがコツです。
ゴキブリを見かけたら、まずはゴキブリがどの方向に向いているか確認してください。
そのあと、向いている方向の少し前方に向かって、殺虫スプレーを噴射しましょう。
基本的にゴキブリは前進して逃げるので、進行先の奥から手前へ噴射すれば風圧でゴキブリの動きを妨害でき、逃がさず駆除できます。
殺虫スプレーをゴキブリにうまくかけられたら、完全に動かなくなるまで数秒間噴射します。
動かなくなったゴキブリは駆除後速やかに袋などで密閉し、燃えるゴミとして処分してください。
使い方2:隠れたゴキブリを追い出して駆除する
ピレスロイドの成分にはゴキブリが逃げ出す「忌避性」があるため、隙間にいるゴキブリを追い出して駆除することもできます。
殺虫スプレーを隙間からシュッと軽めに吹きかけて、しばらく待ちましょう。
うまくいけば、ピレスロイドを嫌がったゴキブリが隙間から出てくるので、そこを狙って殺虫剤を噴射して駆除します。
ベイト剤は「フィプロニル系」が効果抜群
市販で販売されているベイト剤の多くは、ホウ酸系とフィプロニル系の2つに分かれます。
どちらも効果的にゴキブリを駆除できますが「とにかく早く駆除したい!」という場合はフィプロニル系のベイト剤がおすすめです。
フィプロニル系は強力な毒を持っているため、即効性の面で優れています。
エサを食べたゴキブリに効く。そのゴキブリのフンを食べた仲間にも効く。そのまたフンを食べる幼虫や、後から侵入するゴキブリにまで効く…。こんなパワーを発揮するのが、フィプロニル。すぐれた速効性と連鎖効果で巣ごとゴキブリを退治できます。
また、フィプロニル系のベイト剤商品を使った実験では、ベイト剤を食べた成虫のクロゴキブリが48時間程度で全滅しています。
数日ほどで効果が期待できるほど強い毒であり、ゴキブリが持つ卵にも効果があるので根本的な駆除ができます。
参考動画(ゴキブリ注意):【殺虫効力実験】ゴキファイター プロ(クロゴキブリ)
おすすめのゴキブリ駆除用ベイト剤
即効性が特に高いフィプロニル系のベイト剤を選べばどの商品を選んでもゴキブリを駆除できます。
それに加えて、ゴキブリが食いつきやすい半生エサになっているベイト剤商品を選ぶとより効果的に駆除しやすいです。
Amazonで調べてみたところ、フィプロニル系と半生エサに該当しているベイト剤商品が2つ見つかりましたのでご紹介します。
※今回調査した商品一覧は以下から見ることができますので、商品選びの参考にしてみてください。
ゴキブリ駆除剤 商品まとめ[PDF]
ブラックキャップ 18個入
価格 | 725円(税込) |
内容量 | 18個 |
効果時間 | 約1年間 |
メーカー | アース製薬 |
ブラックキャップは、食いつきのよさを重視した半生タイプのベイト剤です。
液糖や水飴が含まれており、甘い匂いが大好きなゴキブリが好むエサになっています。
さらに、黒いケースの中にベイト剤が入っているので、小さなお子さんやペットが誤って口に入れてしまうこともありません。
ゴキブリ誘引殺虫剤 コンパクト
価格 | 702円(税込) |
内容量 | 24個 |
効果時間 | 約1年間 |
メーカー | ライオンケミカル株式会社 |
ゴキブリ誘引殺虫剤 コンパクトも同様に、食いつきを重視したフィプロニル系のベイト剤です。
この商品の大きな特徴はケースの形状です。
薄いシート状のケースになっているので、冷蔵庫の下や洗面台の隙間など狭いところに置くことができます。
さらに24個入りの大容量なうえに低価格なので、コストパフォーマンスが高いです。
ベイト剤を配置するコツ
ベイト剤の効果を最大限に活かすためのコツは、置き場所を選ぶことと多数のベイト剤を置くことです。
ゴキブリがよく集まる場所にベイト剤をたくさん置けば、その分ゴキブリが引き寄せられやすくなります。
ゴキブリが集まりやすい場所は、飲み水が豊富な水場や隠れ家となる家具の下などです。
家の中でいうと以下の場所にゴキブリが出やすいので、これらの場所にベイト剤を置くことをおすすめします。
- キッチン
- お風呂場
- トイレ
- 洗面台
- テレビ台の下
- 鉢植えの下
- 下駄箱の中や下の隙間
- 家具同士の間にできる隙間
「フェノトリン配合」の燻煙剤が特に有効
燻煙剤はピレスロイドが含まれた成分の入った煙を部屋全体に撒き、駆除する道具です。
そのため、確実に駆除するために効果が長く残る成分が入った燻煙剤を選ぶのがおすすめです。
ピレスロイド系のなかでもフェノトリンとよばれる成分は、長く効果を発揮する「残効性」に優れているとされています。
①従来のピレスロイドに比べ、耐光性、水中での安定性に優れています。
②比較的範囲の広い害虫に速効性があり、しかも残効性もプラスされています。
③有機リン剤抵抗性害虫にも卓効があります。
おすすめのゴキブリ駆除用燻煙剤
燻煙剤にはさまざまな種類がありますが、ゴキブリにはっきりと効果があるものは「第2類医薬品」と記載された燻煙剤です。
医薬品ではない商品のなかにはゴキブリに効く成分は入っているものの、ゴキブリに対しての効果が薄い場合があります。
そこで、Amazonに掲載されている商品のなかから「フェノトリン配合の第2類医薬品」である燻煙剤をピックアップしました。
ゴキブリの駆除目的なら、以下2つのなかから選ぶのがおすすめです。
※今回調査した商品一覧は以下から見ることができますので、商品選びの参考にしてみてください。
ゴキブリ駆除剤 商品まとめ[PDF]
バルサン CPMジェット
価格 | 1,700円(税込) |
主成分 | d.d.t-シフェノトリン 、メトキサジアゾン、フェノトリン |
対応範囲 | 12~16坪 |
メーカー | レック株式会社 |
備考 | 部屋のダニなどにも対応可能 |
バルサン CPMジェットは、噴出力の強さが特徴の燻煙剤です。
ジェット噴射により広い部屋でも隅々まで成分がいきわたるようになっています。
また、抵抗性のあるゴキブリにも対応できるように成分が調整されているので、この燻煙剤1本で多くのゴキブリを駆除できます。
バルサン プロEX
価格 | 1,650円(税込) |
主成分 | メトキサジアゾン、フェノトリン、d・d-T-シフェノトリン |
対応範囲 | 12~16畳 |
メーカー | レック株式会社 |
備考 | 火災報知器カバー付き |
バルサン プロEXは、効果の強さを重視して作られた燻煙剤です。
この商品に使われる「d・d-T-シフェノトリン」という成分は、他のピレスロイドよりもゴキブリへの致死力に優れています。
ゴキブリだけでなく、家中のダニやノミにもしっかりと効くので、家にいる虫を徹底的に駆除したい方に向いている商品です。
燻煙剤を使うときの注意点
燻煙剤を使う場合は、パッケージに書かれている指示に従って作動させましょう。
以下のような下準備が必要になるため、煙を出しても問題ない状態を作ってから使用してください。
- 火災報知器にカバーをつける
- ゴキブリがいそうな場所の棚や引き出しを開けておく
- エアコン、ヒーター、換気扇の電源を切る
- 部屋のすべての窓を閉める
- 家電やデジタル機器にカバーをつける
- 植物やペット等を部屋から隔離する
燻煙剤を使用して2~3時間ほど経ったら、部屋の換気をしてゴキブリの死骸を掃除して作業完了です。
産み落とされたゴキブリの卵は燻煙剤が効きにくいため、孵化が始まる2~3週間後にもう一度燻煙剤を使うと孵化直後の幼虫もしっかりと駆除できます。
カバー等の下準備が必要な家具・家電一覧
以下のものは、燻煙剤の煙が触れないようにビニール袋などでしっかりとカバーしましょう。
分類 | カバーの取り付けが必要なもの |
---|---|
生活家電 | コーヒーメーカー、ウォーターサーバー、電気ケトル、給湯ポッド、コンロ |
デジタル機器 | テレビ、パソコン、ゲーム機器やソフト、オーディオ製品、プリンター、スマートフォン、スピーカー、リモコン |
生活用品 | 食器、包丁や鍋などの調理器具、寝具、衣類 |
その他 | 食品、楽器や美術品などの貴重なもの |
ゴキブリの侵入対策もするとより効果的
今回ご紹介したゴキブリ駆除剤を使えば、いざゴキブリが家に入っても逃がさず駆除できます。
ただ、これ以上ゴキブリを見たくないなら、ゴキブリの侵入対策もおこないましょう。
ゴキブリの侵入対策には、ピレスロイド系の成分を含んだ殺虫スプレーが有効です。
ゴキブリの主な侵入経路である以下の場所に吹きかけることで、ゴキブリが近づきにくくなります。
- 玄関
- 窓
- ベランダ
- 壁などの隙間
以下の記事では、より具体的なゴキブリ侵入対策を紹介していますので参考にしてみてください。
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業者なら「プロの技術」で徹底的な対策ができる
ゴキブリは1cm以下の隙間でも侵入できる潜入のプロです。
わずかでも侵入対策に見落としがあると、そこを狙って侵入してくる場合があるので徹底的に対策する必要があります。
「完全なゴキブリ侵入対策をしたい!」のであれば、プロであるゴキブリ駆除業者に頼るのがおすすめです。
ゴキブリ駆除業者なら豊富な駆除実績や知識を活かし、お客様の家に適したゴキブリ対策ができるからです。
【生活110番】では、徹底したゴキブリ対策ができるプロの業者をご紹介できます。
駆除に必要な現地調査や見積り料金、相談費用は無料(※)です。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。
いつでもお困りの際にご連絡いただけるよう24時間受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
ゴキブリ駆除剤は「殺虫スプレー・ベイト剤・燻煙剤」の3つのタイプがあります。
これらの商品を「効果の強さ」で選ぶ場合は、以下の特徴が含まれているかに注目して検討してみてください。
殺虫スプレー:ピレスロイド系の成分
ベイト剤:フィプロニル系の成分、半生タイプ
燻煙剤:フェノトリン、第2類医薬品
今回おすすめとして紹介した商品は、上記の条件を満たしたうえでより強力な効果を持つ駆除剤です。
選ぶ手間が惜しいという方は、紹介した商品のなかから選んでください。
また、強力なゴキブリ駆除剤を活かすには、今回ご紹介した効果的な使い方をすることも大切です。
すぐにゴキブリを駆除できるよう、今のうちに準備を整えましょう。
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