
「家を建て替えることにしたけれど、その間の電話ってどうすればいいんだろう?」「電話線や電線の撤去って、どこに連絡するのが正解?」そんな風に疑問に思っている方も多いですよね。
電話線を撤去するにしても、詳しいやり方を知る必要があります。
しかも電話線の撤去は、依頼方法も少し特殊です。
そこで今回は、電線と電話線の撤去や費用について解説していきます。
目次
電線と電話線は撤去を別に依頼する必要があります
電線と電話線の撤去は、一緒に依頼すれば完了するものだとお考えの方も多いのではないでしょうか。
ですが電話線と電線は、別のものになるので撤去の方法も違います。
電線を撤去する場合は、お住まいの地域を管轄している電力会社に連絡を入れます。
「解体工事を行うので電線を撤去してほしいのですが……」などと伝えれば問題ないでしょう。
インターネットやFAXで連絡ができるサービスもあります。
電話線の撤去の場合は、皆さんが契約している通話会社に電話をします。(NTT、J-comなど)
会社が忙しく、すぐに撤去してもらうのが難しい場合もあります。
余裕をもって、1か月前~1週間前までに連絡しておくのがおすすめです。
また会社によっては「利用していない電話線の撤去」「電話線を利用中で、移転に伴う撤去」などそのときと場合によって、異なる連絡先に電話する必要がある可能性もあります。
どちらに連絡するか分からない場合は、連絡の際にその旨を伝えればスタッフの方が教えてくれるかと思います。
建て替えの場合はどう依頼すればいい?その間の電話は?
住宅を建て替えする場合は、電話線の撤去をするわけではありません。
具体的にどのような対処をすることになるのか、見ていきましょう。
解約ではなく一時中断の手続き
自宅の建て替えで、建て替えている間は電話線を撤去しておきたいけど、また同じ住所に戻ってくるような場合もあるかと思います。
仮住居で電話を利用する場合は「移転(電話の引っ越し)」、利用をしない場合は「一時中断」という形になります。
また、建て替えた後に仮住居から元の住所に戻る場合も同じです。
電話線撤去は解体工事の前に!費用はかかるの?
電話線の撤去は必ず解体工事の前に行いましょう。では電話線の撤去にはどれくらいの費用が掛かるのでしょうか。
NTT東日本、西日本同様に一時中断する場合は2,000円~10,000円程度の費用が必要で、解約の際には料金はかからないようです。
その他ケーブルテレビなどの場合は、会社によって違うようですが、一時中断する場合は中断している間の月額料金のみ必要になるケースが多いようです。
解約する場合は5,000円~10,000円程度の費用が必要になるようです。
またいずれの場合も工事の内容によって別途料金がかかる可能性があります。
電話線の撤去をおこなわないとどうなるの?
電話線の撤去をせずに引っ越しした場合、どのような事態になるのかを解説していきます。
のちにトラブルとならないためにも、しっかり電話線の撤去を行うようにしましょう。
解体工事への影響
電話線の撤去依頼をせずに解体工事を行うと、道路や敷地などに配線が垂れ下がったままの状態になります。
今まで電話線を引いていた建物がなくなってしまうので、その距離の分、電話線が垂れ下がる状態になるということです。
私たちが普段通っている道路や敷地に配線がそのまま垂れ下がっていればどうなってしまうでしょうか。
何も知らない車や通行している人が引っかかって転倒してしまうかもしれません。
近隣の通信障害になることも
もし電話線を撤去していない状態で業者が工事を行ったらどうなるのでしょうか。
工事には重機などを扱います。
工事の最中にもし重機が電話線を引っ掛けてしまえば、電話線が切断されてしまう可能性もあります。
すると近隣の方の電話がつながらなくなるかもしれません。
また、電話線で感電するなどの重大な事故につながるケースもあります。
そういったことが起こると、解体工事を行った業者だけでなく、撤去の手続きをおこたったとしても損害賠償責任を負うことになるでしょう。
自分にも周りにも、多大な被害が及ぶおそれが十分にあるため、必ず、電話線の撤去は行いましょう。
電話線以外のケーブルにも注意が必要!
CATV回線や光ファイバーケーブルの電話線の撤去の場合も、契約会社に連絡を入れる形になります。
こちらも連絡してから撤去するまでに時間がかかる場合が多いので、早めに連絡しておくことをおすすめします。
ケーブルテレビは多くの番組を見ることができるので、自ら契約される方も多いでしょう。
また、住居の近くにビルなどの大きな建物が建ち、アンテナでのテレビの受信ができなくなってしまったエリアの補償として無料で提供される場合があります。
無料で提供された場合は受信料が無料になるので請求書や領収書がないので、連絡先が分からない場合もあるかと思います。
そういった場合は、そのエリア全体が保証の対象になるので、近所に住んでいる方に聞いてみましょう。
近くのマンションなどの管理会社に問い合わせてみるのも一つの方法ではないでしょうか。
まとめ
今回は電線や電話線の撤去の方法、費用について紹介してきました。
電線と電話線の撤去は必ず別に連絡し、撤去依頼をするようにしましょう。
撤去せずに工事を行うと近隣の方に迷惑がかかる、重大な事故が起こるなどの可能性もあります。不安なまま工事の依頼はしない様にしましょう。
それでもどこに連絡していいのか分からない、不安なことがある。そんな場合には業者に一度相談することをおすすめします。
適切な方法や、工事にかかる費用などの相談をすることができるはずです。
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