
車を雨や霜、鳥のフンなどから守ってくれるカーポートですが、夜間になると真っ暗になってしまい、スムーズに車への乗り降りができない、そんな経験はないでしょうか。
真っ暗なカーポートは生活上の不便だけでなく、実は防犯上も危険をはらんでいます。カーポートが暗くて悩んでいる方は、早めにライトを設置してみてはいかがでしょうか。
今回は、カーポートにライトを設置する方法と、おすすめのカーポートライトについてご紹介していきます。ご自宅のカーポートが暗いという方は必見です。
目次
カーポートはライトがないと意外に暗い
カーポートは陽が当たっている日中は明るいですが、日没から夜間になると非常に暗く、駐車してある車は判断できるものの、それ以外はどこに何があるのか分らなくなります。
カーポートは設置場所や周辺環境、屋根の材質によっても異なりますが、夜間の街頭や住宅の灯り、月明かりをも遮ってしまうため暗くなりがちです。
足元が見えないことで点灯したり、距離感を認識できずに柱にぶつかったり……さまざまなトラブルが起こり得るでしょう。また暗いところは防犯上、危険性も高くなってきます。
車へのいたずらやカーポートに置いてある物品の盗難、はたまた空き巣など、できることなら遭遇したくないトラブルです。
真っ暗になるカーポートには、ライトを設置してこれらのトラブルを回避しましょう。
カーポートにライトをつけるための電源工事について
新しくカーポートにライトを設置するときの作業手順をみていきましょう。
1)まずライトの照射角度や範囲を決めます。
2)設置場所が決まったら、その位置に合わせてカーポートの支柱に穴を開けます。
3)開けた穴にライトを固定します。
4)電気コードを屋外コンセントのあるところまで、カーポートのフレームに這わせます。這わせたコードは各箇所で固定しましょう。
5)最後にコンセントをさして点灯すれば完成です。
もし外観をオシャレにしたいのであれば、電気コードをカーポートのフレーム内に通すやり方もあります。ただし作業の難易度は上がります。
注意する点
ライトの照射角度や範囲は近所迷惑にならないように考慮しましょう。また、カーポートのフレームに穴を開ける際は、フレームの太さとドリルの太さを確認してから行うほうがよさそうです。失敗例としてドリルで穴を開けたらフレームが割れてしまったというケースがあります。
なお屋外コンセントがない場合は、コンセントを新設しなければなりません。
屋外コンセントを新設する場合は、建物の壁の中もしくは地中から電気コードを引っ張り出す必要があります。
カーポートで使えるライトの種類と選び方
カーポートをはじめとする屋外に設置するライトにはいくつかの種類があります。
それぞれの特徴を押さえて適切なライトを選びましょう。
乾電池式カーポートライト
乾電池式のライトは設置する場所を選ばず、また配線工事などの特別な手間を必要としません。非常に手軽に購入することができ便利です。しかし、電池が切れてしまうとライトは点灯しなくなるため、電池がきれるたびに電池交換をする必要があります。
コンセント式カーポートライト
コンセントにつなぐことで簡単に使うことができ、また停電しない限りは点灯し続けることができます。またライトのパワーも電池やソーラーパネル式のものに比べると安心できます。
しかし、電源コンセントがない場所には設置することができず、屋外コンセントがない場合は、屋内から防水性の延長コードでつなぐか、屋外コンセントを新設する工事が必要です。
ソーラーパネル式カーポートライト
ソーラーパネルは電源コンセント必要なく、また電池交換をする手間もありません。太陽光をパネルで吸収し、電気に変えるため非常に経済的なライトといえるでしょう。
しかし、天候に影響されるため、曇りや雨の日は太陽光からのエネルギーを得られずに、点灯しないもしくは点灯しても弱光になってしまいます。
おすすめのカーポートライトをご紹介
基本的にカーポートライトは屋外での設置になるため、防水性のあるものを選びましょう。
防犯効果を高める場合は、防犯カメラ付きのものもあります。
ムサシ(MUSASHI) フリーアーム式LEDセンサーライト LED-AC3036
このセンサーライトには、1つでも強力な「高輝度白色LED」が3つも付いており、他の製品よりも圧倒的な明るさで周囲を照らすことができます。LEDの角度は自由に調整がきくため、これ1台で広い範囲を照らせるのもポイントです。
本体には、手動で電源の切り替えができる「紐スイッチ」が付いているので、防犯アイテムとしてだけでなく、投光器や作業灯として使うこともできます。
Mpow 8LEDセンサーライト MSL5
LEDライトを8つ使用しており小型ながら広範囲を照らし、電池交換や配線不要なソーラーパネル式なので、メンテナンスがあまり必要ありません。
設置方法はネジでの設置ですが、本体重量がわずか153gと軽量なため両面テープでの設置もできます。「常時点灯ライトモード」、通常時は薄暗い点灯ですが人が通ると強点灯する「DIMモード」、通常時は消灯し人が通ると点灯する「強い光センサーモード」の3つの知能モードに設定でき、取り付け場所によってモードを選択できます。
まとめ
カーポートライトを設置することは、作業の効率性アップだけでなく、夜間の防犯も兼ねるためおすすめです。ライトの明るさはカーポートの規模や駐車する車の大きさ、周辺環境にもよりますが、足元まで照らしてくれるものを選ぶと安心できます。
また夜間でも電源スイッチを探さなくて済むように、センサー式のライトを選ぶといいでしょう。センサーライトであれば、防犯効果を高めることもできますし、夜間に車を入れする際も、車に反応してライトが点灯するため車庫入れがスムーズに行えます。
スイッチで屋内からでも操作できるようにしても便利かもしれませんね。ライトの種類もたくさんありますので、ぜひご自身のイメージに合ったものを選んで素敵なカーポートに仕上げてください。
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