ネズミを罠で簡単捕獲!有効なトラップ設置場所とタイミングも詳しく解説

2021.7.20

ネズミを罠で簡単捕獲!有効なトラップ設置場所とタイミングも詳しく解説

ねずみは私たちに様々な被害を与える害獣で、その対策グッズはたくさん出ています。しかし、お金がかかったり、使うのが面倒になったりするのも事実です。ねずみを捕獲するための罠であれば設置も簡単で、自作することもできます。

今回はねずみを罠で捕獲することのメリット・デメリットや使い方とともに、DIYでの罠の作り方と捕獲後の処理方法について紹介します。ねずみ対策として何をすればいいかわからないという方はまずはこの記事に書いてあることを試してみてはいかがでしょうか。

ねずみ駆除を罠でおこなうメリット・デメリット

ねずみ駆除を罠でおこなう場合、以下のようなメリット・デメリットがあります。使用する前にこれらのことを理解しておきましょう。

メリット デメリット
・繰り返し使用できる
・薬剤を使わない
・捕獲したねずみの処理が必要
・定期的な確認が必要

罠は繰り返し使えるものなので、一度買ってしまえば壊れてしまわない限りは使用し続けることができます。また、薬剤を使用しないので、その臭いや成分を気にすることなく使用することができるのです。

しかし、罠は捕まえたねずみを処理しなければならないというデメリットがあります。また、ねずみが捕まっても放置していると、ねずみが腐敗して悪臭を発生させたり、ダニやノミが発生してしまったりしてしまうのです。そのため、定期的に罠を確認しなければいけません

      ねずみを生け捕りにするメリット・デメリット

おもな2種類のねずみの罠

ねずみの罠にも種類があります。おもな種類は、ばね式の罠カゴ式の罠の2種類です。それぞれ違っている部分もありますので、その特徴を見ていきましょう。

ばね式の罠

罠にエサを置いてねずみをおびき寄せ、やってきたねずみをばねの仕掛けで挟んで捕まえる罠です。比較的値段が安く、コンパクトだということがメリットですが、気を付けないと怪我をしてしまうことがある、ねずみを挟んだ際に体液などが飛び散ることがあるといったことがデメリットとなります。

カゴ式の罠

こちらはカゴの中にエサを置いてねずみをおびき寄せ、中に入ったら仕掛けが作動して閉じ込めるというタイプの罠です。ばね式と違ってねずみを生きたままで捕まえられることが多いのがメリットです。しかし、捕まえたねずみは基本的に殺処分しないといけないことや、カゴ式の罠には大きいものが多いため、設置場所が限られるなどというデメリットもあります。

DIYでねずみ用の罠を簡単に作ることもできる

ねずみ用の罠といえば特別な仕掛けが必要なイメージを持っている方も多いと思いますが、身近なものを使ったDIYでもねずみを生け捕りにする罠を作ることができるので紹介します。

材料は以下の通りです。
・2Lペットボトル
・木材
・ハンガーもしくは長い棒
・ネジ

きれいにしたペットボトルにキリなどを使って穴をあけ、ハンガーや長い棒を通し、棒をネジで木材に固定すれば完成です。詳しくは下の動画も参考にしてみてください。

作成した後、ペットボトルの餌となるものを中にいれたり、口の部分に付着させたりすると、ねずみがにおいに誘われてペットボトルの中に入っていきます。ねずみの体重を利用して動くので中に入ったねずみは外に出られなくなります。業者に頼んだり、捕獲器を買ったりする前に一度試してみてはいかがでしょうか。

罠の効果を発揮させるためのポイント2つ

罠を設置しても、なかなかねずみがかからないということも多いようです。そうならないためには、ねずみの駆除を罠でおこなう際に以下のような2つのポイントを押さえておきましょう

ポイント1:ラットサインを見つけて設置場所を決める

ラットサインはねずみの糞尿や足跡などの汚れが付着した場所のことを指します。ラットサインがあるということは、そこがねずみの通り道となっているということです。

ねずみは同じところを何度も通るという習性があるため、ラットサインを参考にして罠を仕掛けるといいでしょう。ラットサインを見逃さずに罠を仕掛ければ、ねずみが捕まえられる可能性はぐっと高くなります。

ポイント2:設置場所をすぐに変更しない

ねずみは警戒心が強い動物です。エサがあっても最初は警戒してなかなか入ってきません。そのため、すぐに罠を移動させることはせず、数日は同じ場所で様子を見てみましょう。それでもねずみがかからないようなら、罠の設置場所を再度検討しましょう。

      なかなか罠にかからないことも多い?

ねずみを捕まえたあとはどうすればいいのか

ねずみを罠で捕まえたら、処理をしなければいけません。その方法は、ねずみが生きているかどうか、生きている場合は逃がすか殺処分するかなどケースによって変わります。そこでねずみを捕まえたあとの処理方法について、場合に分けて説明していきます。

作業前に知っておくべきこと

まず、どのような場合でも、作業は素手でおこなわず、必ずゴム手袋やマスクなどを装着するようにしましょう。ねずみやその糞尿などには病原菌やダニ・ノミが付着しているからです。また、ねずみを処分したあとは罠やその周辺をしっかり消毒するようにしてください。

ねずみがすでに死んでいる場合

ねずみが死んでいる場合は、その死骸を新聞紙でくるみ、燃えるゴミとして捨てます。ねずみの体液や糞尿がまわりに撒き散らかっている場合は、ティッシュなどで拭いたあと、消毒をしておこましょう。

殺処分する場合

捕まえたねずみが生きていた場合は、基本的に殺処分することになります。かわいそうだと思う方もいるかもしれないですが、再度被害を出さないためには最善の方法となるのです。また、罠にかかったねずみは暴れたりして弱っていることもあり、そのような場合は逃がしたとしても、苦しみながらそのうち死んでしまうことも多いでしょう。

生け捕りにしたねずみを殺処分する場合、最も一般的な方法は水に沈めて溺死させることです。バケツを用意し、そこに水を張って沈めましょう。粘着シートで捕獲した場合と同じく新聞紙や包装紙に包んで、燃えるゴミとして処分してください。

逃がす場合

生け捕りにしたねずみを殺すのはどうしても無理だという方もいるかと思います。その場合は逃がすことを考えてみるのもひとつの手です。しかし、自宅の近くに逃がしてもまたねずみは侵入してきます。また、ねずみがほかの家で被害を出してしまわないためにも、逃がす場合はまわりに家のない山や森まで行って逃がす必要があります

また、ねずみの殺処分ができないという方は、ねずみを追い出す方法で対策したり、業者にねずみ駆除を依頼するのもいいでしょう。

たくさんねずみがいる場合は自分で対策することは不可能?

ねずみがたくさんいる場合、罠だけで駆除をするのは難しいです。先ほども触れましたが、ねずみは学習能力が高いため、罠にかかったねずみをみたらなかなか罠に近づいてきません。

また、罠は基本的に、1つで1匹ずつしか捕獲できません。すると効率もあまりよくないと考えられるでしょう。

ねずみはとても繁殖力の高い動物です。もしねずみがいる場合、今後もっと数が増えることが予想されます。ねずみ駆除業者に駆除を依頼することも考えていく必要があるかもしれません。

      たくさんねずみがいる場合は自分で対策することは不可能?

まとめ

ねずみを生け捕りにすることには、メリット、デメリット、両方あります。しかし、手軽にできるねずみ対策でもあります。被害が少ない段階であれば、一度試してみてはいかがでしょうか。
もしも自分の手に負えないと判断した場合は、早急にねずみ駆除のプロに相談しましょう。

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ねずみとの接触は健康被害などのリスクがあります。ねずみを見かけたらすぐにプロへ相談しましょう!また、ねずみは被害の再発が多い為、徹底的な駆除と対策をする必要があります。

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