
本棚には、回転する本棚やガラス窓が付いた本棚などいろいろな種類があります。使いどころや本の集め具合に合わせ、本棚を買い替えたくなる方も多いのではないでしょうか。
ほかにも引っ越しなどの理由から、今使っている本棚を手放さなければならなくなる場合もあるでしょう。
不要になった本棚を処分する場合、種類やつくりによっては、本棚を解体する必要があります。この記事では解体が必要な本棚や解体時の注意点、本棚の処分方法などについて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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処分するときに本棚の解体必須なものとは
本棚の中には、ガラスでできた扉が付いたつくりのものもあります。ガラスの扉が付いている本棚は、解体してから処分しなければならないので気を付けてください。
ダンボールなどで運ばれる食器、花瓶などを想像していただくとわかりやすいかもしれませんが、ガラスというのは「われもの」という扱いで運搬したり、処分したりすることになっています。そのため、本棚についている扉も例外なく、ガラスでできているならば必ず取り外して別々に処分しなければならないのです。
ガラスは小さく切断したり割ったりすれば「燃えないゴミ」として処分することができるので、忘れず本棚から取り外して処理を行ってください。自治体によってゴミ処理規定は異なるので、確認しながらガラス扉を処分するようにしましょう。
ゴミで捨てたいときには部品の大きさに注意
本棚は粗大ごみに分類されることが多いものですが、「粗大ごみとして処分できるもの」の大きさは決まっています。まず、縦、横、高さが約30㎝以上あるかを確認してください。
自治体によって違いはありますが、この大きさが粗大ごみとして回収可能なサイズとなることが多いです。しかし、自治体によっては「一辺の長さが180㎝以上のものは回収できない」など、大きさに限界が設定されている場合があるので注意してください。
もし処分したい本棚が自治体による回収が不可能な大きさだった場合、本棚の解体作業が必要となるかもしれません。解体して規定の大きさに合わせることで、大きな本棚でも粗大ごみとして処分できるようになるのです。
また、粗大ごみ用に本棚を解体したことで大きさを約30㎝以下のサイズにできれば、可燃ゴミに捨てることができる場合があります。
しかし、本棚を可燃ゴミに捨てる場合、金具やガラス扉など可燃ゴミとして処理できない部分は取り外す必要があるので気を付けましょう。
本棚の解体には注意
処分したい本棚が組み立て式であった場合、解体にかかる手間は少ないかもしれません。しかしそうでなかった場合、本棚の解体にのこぎりが必要になることがあるでしょう。のこぎりなど刃物を使う場合は、軍手をはめるなど、手を守るものを身に付けることをおすすめします。
また、なるべく広いところで解体作業をすると安全です。
本棚によっては、手動ののこぎりでは解体が困難な場合もあるかもしれません。その際は、電動のこぎりを使って解体する方もいるでしょう。
しかし、電動のこぎりを使う際には「キックバック」という現象に注意する必要があります。
「キックバック」とは、のこぎりの歯に木材などの不要なものが挟まってしまうことで、電動のこぎりの制御がきかなくなる現象のことです。キックバックが起こった際の大きな反動に驚いて電動のこぎりから手を離してしまうと、ケガを負うおそれあるので大変危険です。
電動のこぎりを使う際に、刃が斜めになっているとキックバックが起こりやすいといわれています。そのため、切る際はまっすぐ切ることを意識しましょう。もしキックバックが起こった場合、手から電動のこぎりが離れてしまわないようにしっかり両手で持ち、落ち着いてから電源を切るなど冷静に対処にあたってください。
本棚の解体が難しいときは
本棚を解体するためのスペースが確保できない場合や、のこぎりを使うことにためらいがある場合、本棚の解体ができないということもあるでしょう。本棚によっては玄関扉よりも大きい場合もあり、解体できないと室内から出すことができないかもしれません。
そして室内から出すことができない本棚は回収場所まで運ぶこともできないので、自治体に処分してもらうのは難しくなります。そうなった場合は、「不用品回収業者」に回収を依頼するのがおすすめです。不用品回収業者とは、大型家具や大型の家電など基本的にどんなものでも回収してくれる業者です。
不用品回収業者の中には、室内から持ち出す運搬作業を請け負ってくれる業者があります。そういった業者に回収を依頼することができれば、ご自身で本棚を解体する必要はありません。また、本棚に金具やガラス扉が付いたままでも不用品回収業者は回収してくれるので、分別の必要もなくなります。
さらに、本棚のほかにも不要なものがあれば、同時に回収してもらうことが可能です。そして、業者によっては即日回収が可能な場合もあるので、急ぎで本棚など不要なものを手放したい場合にも不用品回収業者は便利でしょう。
まとめ
一般的に本棚は粗大ごみとして処分する場合が多いですが、自治体によって粗大ごみの規定内容が違う場合があるため、お住まいの自治体が定めるルールを知る必要があります。そのルールを知ったうえで、処分する本棚に解体作業が必要なのか判断しましょう。
もし、のこぎりを使って本棚の解体作業をする場合は、のこぎりの扱いに十分気を付けてください。のこぎりや電動のこぎりは本棚を解体するには便利な道具ですが、正しく使うことができなければ本棚の解体は難しくなります。
本棚の解体や分別に不安がある方は、無理に自分で本棚の解体作業をおこなうのではなく、不用品回収業者に依頼することがおすすめです。不用品回収業者に依頼することで、運搬や分別の手間を軽くすることができます。
ただし、不用品回収業者によって料金やサービス内容は異なりますので、ご自身にあった不用品回収業者に依頼するようにしましょう。
不用品回収を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「不用品回収」をご覧ください。
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