
服を整理してたくさんの服を処分することになったけれど、そのとき空いた衣装ケースはどうしていますか。次に服を入れるまで取っておくという人もいるかもしれませんが、衣装ケースは大きな備品ですし、お部屋の中に置いたままにしておいても邪魔になってしまいます。新しく買うとしてもそう高い値段にはならないため、衣装ケースもいっそのこと処分してみてはいかがでしょうか。
衣装ケースの処分には複数の段取りがあり、手段もさまざまです。あなたにとってどう処分するのが最適なのか、その最適な処分の仕方はどのような手順なのかをご紹介します。
ただし、先に言っておくと素材や大きさによって処分方法が変わってくるため、ここまで聞いて「面倒そう」と思った人は不用品回収業者にお願いしたほうが早いです。
電話一本で申し込めば回収・処分までまとめて終わらせてくれるため、自分で処分方法を調べずに済みますよ。衣装ケース以外にも不要なものがあれば一緒に持っていってくれるため、「古い衣類ごと処分したい」という人にもぴったりです。
お住まいの地域に対応した最安業者は、一目で料金を見比べられるくらしのマーケットで探すのがおすすめですよ。
目次
衣装ケースは処分じゃなくて支援もできる!
使わなくなったとしても、ゴミとして出すのはもったいない……と思っていませんか? 壊れてしまっていては当然ゴミになりますが、そうでなければ捨てる前に「寄付」、すなわち支援するという形で衣装ケースを処分することもできます。
電話を入れ引き取りの希望日時を伝え、不要な衣装ケースを梱包する。あとは、支援団体から連絡を受けた運送会社が引き取りに来てくれます。これだけで、大きな社会支援となります。この機会に支援活動に参加してみるというのも、よいのではないでしょうか。
またこうした寄付の際、衣装ケースの中にものを入れてもかまいません。一緒にいれた不用品もまた、海外への支援になるのです。そのため衣装ケース以外にも送れそうなものがないか探してみてはいかがでしょうか。衣装ケース以外で寄付できる物品の例としては、古着、ぬいぐるみ、食器類などがあります。
海外への寄付は上記の通り支援団体がおこなっていますが、料金が発生する場合も多いです。衣装ケースの大きさによって変動しますが、約2,000円~4,000円が相場だといわれています。しかし、手間や時間はそれほどかかりませんので検討してみてはいかがでしょうか。
衣装ケースの処分は素材を確認しよう!
衣装ケースを処分する手段として、寄付や譲渡、売却などを選ばなかった場合は捨てることになると思いますが、廃棄するのであれば素材を一度確認してみてください。自治体のゴミの区分に従うために、確認しておかなければなりません。
・金属製
強度と防水性が高い点がメリットの素材です。しかし、すぐにサビてしまうなどの大きなデメリットがあるため、今ではほとんど見られない傾向にあります。
・木製
通気性がよくケースそのものが害虫にやられにくいというメリットを持つ反面、重量があり、移動させる際は困難というデメリットを持ちます。
・段ボール製(クラフト)
なんといっても軽くて扱いやすい、不要になれば簡単にゴミとして出すことができるなどがメリットです。デメリットは湿気に弱い、虫が湧く、などがあります。
・布・不織布製
段ボール製と同じで軽くて扱いやすいものです。通気性も良く洗濯ができることに加え、防虫効果がある生地で作られているものもあります。しかし、強度がなく積み上げることができません。
・プラスチック製
現在最も流通している衣装ケースが、この素材のものです。自由に成型できるプラスチックの特徴から形やサイズが多様で、軽いために移動・レイアウトがしやすいなどがメリットです。デメリットは通気性の悪さ、強度のなさがあげられます。
最近ではプラスチック製の衣装ケースが多く普及しています。ただ迷うのは、このプラスチックの衣装ケースは何ゴミか、ということでしょう。
プラスチック製の衣装ケースは不燃ゴミ?粗大ゴミ?
プラスチック製の衣装ケースの処分の際、ゴミの区分は自治体によってさまざまです。しかし、最初に大きさに注目することで、粗大ゴミであるかそうでないかが判断できます。
粗大ゴミとして出す場合
まずは自治体の粗大ゴミ回収窓口に連絡をしましょう。そのあと、コンビニなどでリサイクル券を購入し、ゴミとして出す衣装ケースにはりつけたうえで、指定された回収日時にゴミ捨て場に出してください。
可燃ゴミ、不燃ゴミとして出す場合
大きさをはかり、粗大ゴミとしてではなく可燃ゴミか不燃ゴミとして区分されていれば、そのまま出しても構いません。が、粗大ゴミとして出さないといけない大きさでも、なんとかして可燃ゴミか不燃ゴミとして出したいという方は、解体するという手段を選んではいかがでしょう。
解体作業はのこぎりなどで切断してもらえればオーケーです。切断を終えたあと、袋に詰めてゴミとして出しましょう。しかし、決まった大きさより小さくしなければならないため、しっかりと自治体の規定を調べてから作業に移りましょう。
プラスチック製品が可燃ゴミ・不燃ゴミかは自治体によって異なります。なお資源ゴミとしてプラスチックを回収している自治体でも対象は容器包装で、製品本体である衣装ケースは対象外となるので注意してください。
衣装ケースの処分を早くしたいときには
時間をかけたくないという方は、業者に電話しましょう。しかし、業者へ依頼するといっても、業者選びに手を抜いてはいけません。業者選びをおこなう際に最低限見ておく点は、回収料金と、回収の日時指定ができるかの二つです。
業者に依頼したあとの回収までの手順は以下の通りになります。
①電話で回収相談を持ち掛ける
②業者が依頼主に見積もりを出す
③依頼主がその見積もりに納得したうえで契約
④依頼主の指定した日時に業者が回収に向かう
⑤衣装ケースを回収
不用品回収業者に依頼する場合のメリットとして、まず自分の要望通りに衣装ケースを処分することができる点です。回収の日時指定のほかに、日中忙しい方のための夜間回収サービスがある場合があり、非常に便利です。もちろんどれだけ大きい衣装ケースでも回収してくれます。
また別のメリットとして、衣装ケース以外にも処分したいものがあれば引き取ってもらえる点です。衣装ケースを処分する機会を利用して、お掃除をより完全なものにしてみてはいかがでしょう。
不用品回収業者を探すときは、料金を一目で見比べられるくらしのマーケットを使えば費用を抑えられる可能性が高いですよ。
まとめ
収納には便利に使える衣装ケースも、処分となると一苦労です。ゴミとして扱うのであれば、自治体の規定に従って破棄を進めていきましょう。処分する衣装ケースの数が多かったり、とても大きなものだったり、時間が惜しいという方は、不用品回収業者に依頼してみてはいかがでしょうか。あとは工夫次第で、処分できる品目が多くなっていくという点も、気をつけながら進めてみてください。
不用品回収を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「不用品回収」をご覧ください。
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