たかが雨漏りと思っていたら・・・。実は危険な雨漏り被害4選!

2021.4.30

たかが雨漏りと思っていたら・・・。実は危険な雨漏り被害4選!

築年数の古い家に住んでいる人にとってありがちな悩みの種のひとつ に雨漏りというものがあります。
雨漏りに気づいたとしても、「古い家だし、雨漏りぐらいはしょうがないか」と仕方なく放置してはいませんか?

実は雨漏りする家というのはとっても危険で深刻なものなのです。

そもそも雨漏りってどうしておきるの?雨漏りはどうして危険なのか?などなど、あなたの疑問を解決していきます。

雨漏りが起きる原因は?

雨漏りする家にはどんな原因があるのでしょうか?主な原因は大きく分けて3つあります。

1つ目は強風や暴風雨や地震による屋根の破損です。物理的な衝撃によって屋根材がずれてしまったり、吹き飛ばされたり することで雨漏りが起こる場合があります。

雨漏りに気づいたとき、ここ数日で大きな雨や地震があったかどうかを思い出してみましょう。もしかしたらそれが原因かもしれません。

2つ目の原因は屋根の経年劣化です。築年数が古い物件の場合、屋根材の錆びや塗装の剥がれが原因でひびが入り、そこから雨漏りが起きてしまう場合です。

一般的な屋根の寿命はメンテナンスなしで20~30年といわれており、自宅の築年数が古い場合は経年劣化原因の雨漏りが考えられます。
そして3つめが施工不良による雨漏りのパターンです。自宅が新築にもかかわらず、雨漏りがする場合はこちらの可能性があります。

万が一雨漏りが起こった場合、家の築年数や最近起こった災害や雨などの条件などを考慮して、まずは原因を突き止めることが先決です。

雨漏りが起きる原因は?

雨の強さで雨漏りする、しないがあるのはなぜ?

普段の雨では雨漏りしないのに、強い雨が来たときだけ雨漏りする場合は要注意です。これから大きな雨漏りする家になってしまうというサインですので、早急に対処しましょう。

強い雨が来たときだけ雨漏りする理由は、コーキング材の劣化が挙げられます。コーキング材とは、壁などの建築物に使われる建築材の隙間に充填される材料のことで、防水性に優れています。

そのコーキング材が劣化し、ひび割れが発生するのですが、コーキング材は防水性が高いため、多少の雨であれば、ひび割れでも防水機能は保たれます。

ですが、大雨のような強い雨が降ってしまうと、コーキング材の防水機能も限界が来てしまいます。その隙間から雨水が入ってしまうことで、雨漏りが発生してしまうのです。

雨漏りが家に及ぼす被害4選

ここまでの説明で雨漏りする家の条件というものがおわかりいただけたと思います。
では、雨漏りが発生することでどのような被害が考えられるのかをチェックしてみましょう。

シミやカビの発生

雨漏りする家にとって初めて起こる被害がシミやカビの発生です。雨漏りの通り道から水が流れ込み、壁や天井などにシミができてしまいます。

また、シミが発生する影響で湿度が高まり、同時にカビが発生する可能性も高くなります。カビはシミから発生し、建築資材をエサとして取り込み、増殖していきます。

また、カビとともに「木材腐朽菌 」というもの が発生し、徐々に建物の柱や壁をむしばんでいき、もろくなってしまいます。

シロアリの発生

シミやカビの影響でもろくなった家は、シロアリの恰好のエサであり、繁殖しやすい環境になります。
シロアリは食欲旺盛で、家にとって重要な柱を容赦なく食らいつくし、気づかぬうちに家をぼろぼろにしていきます。

床が抜けそうな感じがする、建て付けが以前に比べて悪くなってきたなどの症状が出たら要注意です。もしかしたら、シロアリが繁殖している可能性があるのかもしれません。

ここまで来てしまうと事態は深刻なものになってきてしまいます。早めに雨漏り修理のプロやシロアリ駆除のプロ に相談してみましょう。

シロアリ被害については 過去コラム「シロアリの被害を画像で確認してみよう。こんな兆候があったら要注意 」などの記事でも取り上げています。こちらもぜひご覧ください。

鉄骨がサビてしまう

木造建築でなければ雨漏りはそこまで深刻ではないのか?という考えを持っている方もいるかもしれませんが、それは大きな落とし穴です。

湿気によって腐ってしまうのは木材だけではありません。鉄骨建築の場合は鉄骨のサビが原因による腐食が起こりえます。そのため、木材建築と同じように気を付ける必要があります。

漏電による火災などの被害

雨漏り被害の中で特に命の危険にかかわるのが漏電による被害です。

水は電気を通しやすいというのはよく聞く話だと思います。雨水が壁や天井 をつたって、家電製品が水浸しになってしまうと、漏電してしまう可能性があります。

漏電してしまうと、家電製品がダメになってしまうケースが考えられますが、最悪の場合、火災の原因となってしまい、家を失う危険性があります。

雨漏りが家に及ぼす被害4選

雨漏りは自分で修理できる?

応急処置的な方法ではありますが、雨漏りする家を自分で修理することは可能です。

ブルーシートを固定して雨水が入らないようにする、排水溝を掃除して水の通りをよくする、防水アルミテープやシリコンで破損場所を修復するなどの対策方法が考えられます。

ただし、これらの方法は危険が伴い、一時的な処置に過ぎないことを覚えておかなくてはなりません。確実に雨漏りの悩みを解決するためにも、雨漏り修理のプロに依頼することが重要です。

雨漏り修理をする場合の費用相場は

雨漏りする家を修理する場合にかかる料金の相場は建物の種類によって異なります。また、屋根の破損状況によっても変わってきます。

一軒家の相場は、既存の屋根を撤去して新しい屋根材に変える場合は30~300万円

棟板金という、屋根のてっぺんにある屋根を結合している部分の修復や、スレートとよばれる屋根の板の部分の修復の場合は大体の相場で30~100万円かかります

アパートやマンションの場合、相場は100~500万円前後になります。ただ、軽度の雨漏りであれば数十万程度で済む可能性もあります。

一軒家の相場に比べて、集合住宅のほうが修理する規模や手間の関係で一軒家よりも相場が高くなる傾向があるようです。

まとめ

最初の被害は雨漏りという小さな出来事かもしれませんが、気づかないうちに家がボロボロになっていき、最終的に取り返しのつかない事態になってしまう可能性があります。

それほど雨漏りする家というものは恐ろしいものなのです。ですが、早めのうちに気づいて適切な処置を行うことができれば修理の費用も安くなりますし、そこまで恐れる必要はありません。

たかが雨漏りと思って油断せず、雨漏りを発見したら早めに雨漏り修理のプロに依頼することが必要です。プロに頼めばしっかりと修理してくれますし、とても安心できると思いますよ。

雨漏り修理を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「雨漏り修理」をご覧ください。

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※状況によっては全体修理をおすすめする場合もございます。

雨漏りを放っておくと天井や屋根が腐り、被害が拡大することも。天井から音がしたり、シミがあるなら、できるだけ早くプロに相談して対策しましょう!

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