猫にドアノブを開けさせない!ドアノブの縦付けや引き戸の対策方法!

2022.10.21

猫にドアノブを開けさせない!ドアノブの縦付けや引き戸の対策方法!

今も昔も、犬や猫などのペットは人気がありますね。皆さんのなかにもご自宅でペットを飼っているという方は多いと思います。一般社団法人ペットフード協会の発表によると、平成29年度の「全国犬猫飼育実態調査」では、調査開始以来はじめて猫の推定飼育数が犬の数を上回ったとのこと。

猫を飼っているご家庭では、基本的に家の中で飼っておられると思います。しかし猫はとても賢く優れた身体能力をもっているため、簡単にドアを開けて脱走してしまう可能性があります。さらに猫を入れたくない部屋にまで侵入されて、大切な書類やお気に入りのアイテムがボロボロになる……なんてこともおきるかもしれません。

そこで今回は猫の脱走対策に焦点をあて、猫にドアノブを開けさせないための対策や、引き戸の場合の対策方法について、分かりやすくご紹介していきます。「家で飼っている猫が何度も脱走して困っている」とか「これから猫を飼ってみたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

猫に効果テキメンだったドアノブの縦付けとは

優れた身体能力ですぐに脱走してしまう猫に、効果テキメンなのが「ドアノブの縦付け」だといわれています。近ごろではSNSなどで口コミが広がり、ドアノブを縦付けに変更するDIYも人気です。

猫

ドアノブを縦付けにした使用感

「猫にドアノブを開けさせないためなら!」と、ドアノブを縦付けにする場合は、その使用感も気になるところですよね。実際にドアノブを縦付けにしてみると、やはり最初は違和感を感じると思います。

私たちが日ごろ見慣れている一般的なドアノブは横付けになっているわけですから、多少の違和感は仕方のないことです。しかし、それも数日経てば慣れてくるはずです。

次に肝心な操作性ですが、人間にとってはレバーの向きが横から縦になっただけのことなので、とくに大きな支障はありません。正しく取り付けしてあれば、通常時と同じくスムーズに動きます。

ドアノブを縦付けしても問題ないの?構造とやり方について

猫にドアノブを開けさせないための対策とはいえ、本来は「横付け」が基本のドアノブを、勝手に「縦付け」に変更しても大丈夫なのかな?と不安に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし結論からいうと、とくに問題はありません。ここではドアノブの構造と、縦付けのやり方についてみていきましょう。

【ドアノブの構造】

ドアノブは主に「室内側のドアノブ・室外側のドアノブ・座金(回り止めプレート)・ネジ・ラッチボルト・ラッチの箱受け・ラッチの受け皿」などのパーツで構成されています。そしてドアノブは、ドアに開けられた穴に座金やドアノブを差し込み、ネジでとめる方法で取り付けられます。

ドアノブには「レバーハンドル」や「握り玉」など、形状の異なるものが存在しますが、いずれも上下にレバーを動かすか、握り玉を回転させるといった動作に連動して、ラッチボルトが出たり引っ込んだりする仕組みでドアが開閉します。

【ドアノブの向きを変える方法】

(1)ドアを開け、ドアの側面(ラッチボルトが付いている部分)からドアノブをみる

(2)室内側のドアノブの根もとにネジが1本付いているのを確認する

(3)プラスドライバーを用いてドアノブの根もとに付いているネジを1本外す

(4)室内側のドアノブを手前に引いて外す

(5)室外側のドアノブも手前に引いて外す

(6)室内側と室外側のドアノブを、両方とも縦向きに差し込む

(7)プラスドライバーを用いてドアノブの根もとにネジを取り付ければ完了

ドアノブを縦付けしても問題ないの?構造とやり方について

うち、引き戸なんだけど…ドアの種類は変えられる?猫の脱走を防ぐには

ここまで猫にドアノブを開けさせないための対策についてご紹介してきましたが「引き戸」のお部屋もあると思います。引き戸の場合、猫はほんの少しの隙間から脱走してしまうことでしょう。

そんなとき、猫の脱走を防ぐためにドアの種類を変えることはできるのでしょうか?実は引き戸そのものを別のドアに変えるようなことをしなくても、既設の引き戸にほんのひと手間加えるだけで猫の脱走を防ぐのに効果的なものがあるのです。そちらをご紹介いたします。

【引き戸ストッパー】

丸喜金属本社 引き戸用ストッパー(反動を止めます)ステンレス製

上記の引き戸ストッパーは、引き戸をはめ込む「鴨居」の上部にビス1本で取り付けることができる優れモノです。この引き戸ストッパーを取り付けることにより、引き戸の跳ね返りが防止されます。また、猫の力では簡単に開閉できなくなるため脱走対策には非常に効果的です。

まとめ

ここまで猫の脱走対策に焦点をあて、猫にドアノブを開けさせないための対策や、引き戸の場合の対策方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?ドアノブの向きを横付けから縦付けにする作業はそれほど難しくはないと思います。さらに引き戸の場合でも、引き戸ストッパーを鴨居に取り付けるだけで簡単に対策することができます。

もしも猫の脱走対策に悩んでおられるようでしたら、これを機にドアノブの縦付けや引き戸ストッパーの取り付けにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

一方でドアノブのDIYは、失敗するとドアの調子が悪くなるおそれがあり、かえって高くついてしまうということも考えられます。さらに作業にかかる時間や手間を考えると「プロの業者に頼みたい」と思われる方も多いことでしょう。そんなときは無理せず、信頼できる業者に相談することをおすすめします。

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