ゴキブリを追い出す手軽な方法と状況別の対処法｜役立つ日用品も紹介

就寝する直前にゴキブリを見つけて、駆除しなければならなかったことはありませんか。さらにゴキブリがどこかへ隠れてしまうと駆除できるまで寝られないなんて人もいるでしょう。ゴキブリは素早く逃げ足も速いため、よく見失うことがあります。

ゴキブリを見失ったとき有効な対策や手段はどのようなものでしょうか。今回は、駆除の最中ゴキブリを見失ったときの対策法について取り上げます。

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まずは部屋のドアを閉めよう

部屋にゴキブリが発生したら、ドアを閉めましょう。ドアを閉めることでゴキブリが廊下や他の部屋に移動してしまうことを防ぐとともに、ゴキブリを見失ったというトラブルの対処ができます。他の場所へ移動してしまうと駆除の作業も大掛かりになってしまうため労力がかかりがちです。ドアを閉めてゴキブリが逃げないようにしたところで駆除作業に取り掛かりましょう。

そういった場合は、窓は開けておいてもよいでしょう。ゴキブリが外へ逃げ出す可能性があります。しかし夏などは他の害虫が入ってくる可能性もあるため、なるべく控えなければなりません。ゴキブリは逃げ足がとても速いため、駆除作業の途中で見失うことがあるのです。ゴキブリを見失ったときは、どこかの隙間に逃げ込んでしまったかもしれません。

ゴキブリが隙間に逃げてしまった場合の対処

ゴキブリが何かの隙間に逃げてしまったときまず考えたほうがよいのは、隙間からゴキブリを追い出すことです。小さな隙間にいるゴキブリを一生懸命駆除しようとしても、なかなか駆除できないことが多いです。

ゴキブリを駆除するには、隙間の外の大きな空間へ追い出してから駆除するとやりやすいです。ゴキブリを追い出す手段ですが、いくつか試しやすい方法がありますからご紹介します。

殺虫スプレー

隙間に殺虫スプレーをかけます。隙間に殺虫効果がある霧が溜まり、ゴキブリが隙間にいられなくなります。

長い棒など

トングや孫の手などの長い棒状のものでゴキブリを追い払う方法も有効です。

待ち伏せする

物理的に追い出すことができなかった場合、ジッと隙間の外で待っていましょう。時間が経ちゴキブリが出てきたら駆除するとよいです。

このようにして隙間から追い出すことが大切です。しかし、家具と壁の間など隙間の多い部屋だとゴキブリが逃げ込んだときに大変です。掃除の効率を考えた上でできるだけ小さな隙間を作らないことも重要です。追い出すことができたら通常の駆除の方法で大丈夫ですが、厄介なのが完全にゴキブリを見失ったときです。そのときはどう対策したらよいでしょうか。

完全に見失ったら罠を張ろう

ゴキブリがどこかの隙間に入ったときなど、見失った瞬間がわかれば対処はしやすいといえます。しかし、ゴキブリはとても移動するのが速く、完全にゴキブリを見失ったという状況もよくあります。探してみても見つからず、ゴキブリを見失ったときどうするかというと罠を仕掛けます。

市販のゴキブリ用罠

ゴキブリホイホイなど市販されているゴキブリ専用の罠を仕掛けましょう。ゴキブリをおびき寄せて仕留める仕組みになっています。

自作のゴキブリ用罠

ゴキブリ用の罠を自分で作ることができます。作り方は以下のようになります。

ホウ酸を使った罠

市販されている粉状のホウ酸を用意します。ホウ酸：小麦粉：粉砂糖＝1：1：1 この割合でまぜて放置します。

重曹を使った罠

ホウ酸よりも安く家庭にあることも多い重曹を使うのもおすすめです。ホウ酸より少し効果は低くなります。重曹と粉砂糖＝1：1 の割合で混ぜて放置します。

ゴキブリを見失ったときに罠を仕掛けることは有効です。これらの罠は一度だけでなくしばらく置いておけば部屋にいた別のゴキブリを仕留めることができる可能性もあります。常時置いておけるゴキブリ対策には罠を使ったものと、ゴキブリの嫌いなにおいを使ったものがあります。

ゴキブリの嫌いなにおいのするものを置いておくのも有効

ゴキブリは食べ物を探すときも嗅覚で判断するくらいにおいに敏感です。ゴキブリにはにおいの好き嫌いがあり、その特徴を利用することでゴキブリ対策をすることができます。ゴキブリが嫌いなにおいがするものを部屋に置いておくだけで、見失ったゴキブリを含めてゴキブリが寄り付きにくい部屋にすることができます。

セリ科のハーブ

セリ科のハーブのにおいはゴキブリが苦手としています。特にキャラウェイやクミンといったハーブは苦手です。ハーブは観賞用やインテリアとしても活用することができますからおすすめです。

アロマを焚く

アロマオイルの中にもゴキブリが苦手としているにおいがあります。それは、ローズマリー、ミント、ユーカリなどです。これらのアロマをゴキブリがいそうなキッチンや排水溝付近などで焚くとゴキブリに対する忌避性があります。

ゴキブリ駆除用品が無い場合は

ゴキブリの駆除用品が家にない場合は、家にあるものでゴキブリ対策をするのがおすすめです。家庭にありそうなものでゴキブリ駆除に使えるものはこちらです。

掃除用アルコール

掃除をするときにアルコールを使用している家庭では、アルコールを使ってゴキブリ駆除をすることができます。スプレー状のアルコールをゴキブリに直接吹きかけて動きを止める効果が期待できます。

レモン

ゴキブリは柑橘系のにおいが苦手であるため、レモンの果汁を使ったゴキブリ対策も可能です。スプレー用のボトルに水を入れ、レモンの果汁を10滴ほどたらします。これをゴキブリがいそうな場所に吹きかけておくとゴキブリを寄せ付けない香りを漂わせることができます。

タマネギ

タマネギは、ゴキブリが好きなにおいです。好きなにおいを使ってゴキブリをおびき寄せ、罠を作れます。ペットボトルを用意して上の3分の1程のあたりをカッターで切断します。キャップが付いている方をひっくり返し、切断した断面にはめこみます。
はめこんだら、誘い込んだゴキブリが出ていかないようサラダ油などを塗っておきましょう。完成した罠はゴキブリが寄り付きそうなところへ置いておくとよいです。

ゴキブリを見失ったということになる前にしっかり対策をすることが重要になります。

まとめ

ゴキブリの駆除は簡単ではありません。ゴキブリは移動する速度や反応する速度が速いためなかなか退治できないことが多いです。駆除する際中にはどこかの隙間に逃げ込んでしまい、駆除に時間がかかってしまうという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

ゴキブリを見失ったときはまず扉を閉めてできるだけ小さな空間で駆除作業をしましょう。そして隙間に入り込んでしまったゴキブリは追い出してから駆除するようにするのがおすすめです。
ゴキブリ対策は身近なものですることができます。ゴキブリ対策用にグッズや道具を購入しておくこともよいですが、家にあるもので対応することもできます。

しかしゴキブリの駆除作業がうまくいかなかったときや、ゴキブリ対策により退治できなかったときなどは業者に依頼するとゴキブリ駆除をしてくれます。専門の業者に相談してみるのもおすすめの方法の一つです。

ゴキブリ駆除を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ゴキブリ駆除」をご覧ください。

この記事の監修者　ナカザワ氏について

この記事の監修者

ナカザワ氏　NPC 総合害虫駆除

監修ジャンル：害獣　害虫

神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者（防第14721号）の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

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