トイレつまり3つの原因|すぐに解消するための簡単にできる対処法

2021.12.1

トイレつまり3つの原因|すぐに解消するための簡単にできる対処法

「トイレがつまった!」
「つまりを少し放置してみたけど改善されない…」

毎日使っているトイレがつまると困ってしまいますよね。少し様子をみようという方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、つまりの原因がトイレットペーパーだと明確にわかっていたとしても、放置して解消されるとは限りません。

トイレットペーパーの原料はパルプというものです。糸のような細かい繊維になっており、水にぬらすと繊維がほぐれるため、トイレに流してもつまらず流れてくれます。

しかしパルプの繊維は解けるのではなく、あくまでほぐれているだけです。

繊維がほぐれてつまりが徐々に流れることはありますが、水で分解されることはありません。そのため、放置し続ければ解消するということはないのです。

放置時間の目安は2〜3時間です。放置しすぎると悪臭水漏れの原因になるため、それ以上経っても解消されないときは、対策が必要です。

トイレつまりの原因はトイレットペーパー以外にも、異物のつまりや水圧不足、トイレの劣化など、さまざまなものが考えられます。

間違った対処法をしてしまうと、解決しない、症状が悪化するということとも考えられます。そのためトイレのつまりは原因ごとに正しい対処法をすることが大切です。

この記事ではトイレつまりの原因と、それぞれの対処法について解説しています。

なぜつまるのかを理解することで、つまりを予防するための方法についても知ることができます。現状に合わせた正しい対処法を知っておくことも、もしものときに安心です。

トイレがつまる3つの原因

トイレがつまる原因は、大きく3つに分けられます。

  • 流したものがつまっている
  • 水量や水圧が足りていない
  • トイレ自体が流れにくくなっている

トイレつまりの対処法は原因によって異なります。そのため、正しい原因を見つけることが大切です。

まずは3つの原因についてご紹介していきます。

【原因①】流したものがつまっている

トイレつまりの原因でもっとも多いのが、流したものがうまく流れずつまってしまうということです。

トイレの排水口の奥には「せき」という少し上がった部分があります。
これは便器内に水を溜め下水の逆流、悪臭や害虫が上がってきてしまうことを防ぐための重要な役割をしている部分です。

トイレットペーパーや排泄物は、トイレの排水口からせきを通り、配管から下水へと流れていきます。しかし、ここをうまく通ることができないとつまりにつながるのです。

トイレの構造

つまりには「流してよいものを大量に流している場合」「流してはいけないものを流している場合」があります。

≪流してよいもの≫
排泄物・トイレットペーパー・流せるお掃除シート・流せるペット用砂 など

≪流してはいけないもの≫
ティッシュペーパー・おむつ・ナプキン・食べ残し・嘔吐物
その他、過って落としてボールペンやおもちゃなど異物

トイレットペーパーや流せるお掃除シートなど、トイレに流して良いものでも一度で大量に流すとつまる原因となります

ティッシュペーパーはトイレットペーパーと違い、水に流せるように作られていません食べ残しや嘔吐物、ガムなどの小さな異物を流しても、つまる原因となることがあります。

【原因②】水量や水圧が足りていない

流したものに原因がなくてもつまるときは、流す水の量や強さが足りていないことが考えられます。
水量や水圧が足りなくなる理由としては、これらのことがあげられます。

  • 流すレバーを正常に使えていない
  • タンクの水が足りていない
  • 止水栓があまり開いていない

トイレを流すレバーには、「大」「小」があります。違いは流す水の量で、大のほうが水量は多く、一般的には大は大便用、小は小便用とされています。

しかし、トイレの種類によっては、小はトイレットペーパーを流すことに対応していないことがあります。

そのため、対応していない種類のトイレを使用しているときは、トイレットペーパーを使用する女性は常に大で流さないとつまりの原因となるということです。

どちらのタイプのトイレかを見分けるときは、小レバーをひねったときの水の流れ方をみてください。

・小レバーをひねっている間だけ水が流れているタイプ
 ⇒小でトイレットペーパーを流すことが対応できない

・小レバーをひねった瞬間一定の水量が流れ、その後レバーの感触が軽くなるタイプ
 ⇒小でトイレットペーパーを流すことができる

トイレのタンク内にペットボトルなどが入っていると、水量や水圧不足によるつまりの原因になります。ペットボトルなどを入れてタンクの水をかさ増しすることは手軽にできる節水方法ではありますが、おすすめはできません。

【原因③】汚れの悪化や劣化が起きている

尿石が溜まると、トイレは流れにくくなります。

ニオイや黄ばみ、黒ズミなどの原因になる尿石は、トイレ掃除を怠ると、便器や配管にこびりついていきます。こびりついた尿石によって流れが悪くなり、つまりにつながるのです。

また、トイレのつまりは便器内だけでなく、排水管で発生することもあります。

排泄物を下水に流すための排水管は、20年前後が寿命といわれています。長年使い続けている古いトイレは、陥没などが原因で排水管が変形することがあり、そこからつまりを引き起こす場合があります。

便器を新しいものに交換しても、排水管が原因でつまりが発生したということも考えられるのです。

部品の故障や配管の劣化には、交換修理が必要です。早めに業者へ依頼しましょう。

【原因別】自分でできる正しい対処方法

トイレつまりには、大きく分けて3つの原因があります。そして、原因によって対処法が異なります

間違った対処法をしてもトイレのつまりは解消されず、場合によっては症状の悪化につながります。そのため、原因ごとに正しい対処法をおこなうことが大切です。

ここからは、原因別の対処法についてご紹介します。

【原因①:対処法】溶かす・流す・取り除く

流したものがうまく流れずつまりがおこった場合、なにがつまっているかによって対処法が異なります。流してよいものと流してはいけないものに分けてご紹介します。

≪流してよいもの≫
排泄物・トイレットペーパー・流せるお掃除シート・流せるペット用砂 など

≪流してはいけないもの≫
ティッシュペーパー・おむつ・ナプキン・食べ残し・嘔吐物
その他、過って落としてボールペンやおもちゃなど異物

流してもよいものは溶かすか水圧で押し流す

排泄物やトイレットペーパーなどがつまっている場合は、水圧をかけてつまりを動かしたり溶けやすくしたりしてつまりを解消します。

そのときに使える道具がラバーカップ真空式パイプクリーナーです。

ラバーカップは柄の先にゴム製のカップがついているもので、スッポンとも呼ばれています。カップを便器の排水口にあて、真空状態にして吸引することでつまりを解消します。

真空式パイプクリーナーはラバーカップより吸引力が強力なため、ラバーカップで対応できないときに効果的です。

道具

ラバーカップと真空式パイプクリーナーの使う手順はほとんど変わりません。使うときの手順をご紹介します。

1.止水栓を閉める
水漏れをおこさないよう止水栓を閉めます。

タンクがあるトイレの場合、止水栓はタンク後ろの床や壁にあります。タンクレストイレの場合、止水栓は便器の後ろ側に内蔵されています。カバーがされているため、外して確認してください。

2.便器内の水の量を調整する
ラバーカップや真空式パイプクリーナーは、ゴム部分が真空にならないと吸引する力がうまく入りません。そのため、水が足りない場合はゴム部分が隠れるくらいまで水を足しましょう。

もし、水が溢れるほど溜まっている場合は、バケツで取り除いてください。

3.ビニールシートで養生する
水が跳ねて床が汚れることを防ぐため、養生します。

ビニールシートやごみ袋に穴を開けて、そこからラバーカップの柄だけ外に出した状態で便器にかぶせてください。ビニールシートやごみ袋がなければ新聞紙などで床を覆っておきましょう。

4.排水口にゴム部分を密着させて押し引きする
排水口にゴム部分を密着させて、押し込み引っ張る作業を数回おこないます。真空式パイプクリーナーの場合はハンドルを押す、引き上げるという作業を繰り返してください。

5.水を注いで流れるか確認する
ボコボコなどと音がしてきたら、水が流れだしたサインです。バケツで少しずつ水を注いで流れるか確認してください。

流れなければ再びラバーカップや真空式パイプクリーナーでの押し引きを繰り返します。流れるようになったら洗浄レバーを回して水を流し、作業終了です

ラバーカップの使い方

つまっている原因がトイレットペーパーや排泄物と明確に特定できるときであれば、40度~50度ほどのお湯をそそぐことも有効です。お湯をそそぐことで、固まっている部分がほぐれやすくなることがあります。

道具が必要ないため、手軽におこなえる方法です。

お湯は高い位置から排水口へ直接ゆっくりと流すようにしてください。

水が溜まった状態でお湯を注ぐとあふれ出てしまうおそれがあるため、すでに溜まっている水はバケツで取り出してからおこなってください。

注意:便器に熱湯を注いではいけません。
便器は陶器でできているため、熱湯をかけると便器にヒビが入るおそれがあります。ヒビが入ってしまうと水漏れの原因になり便器の交換が必要になってしまいます。

流せないものは道具を使って取り除く

大量に使ったティッシュペーパーやおむつ、嘔吐物などがつまっているときは、取り除いてください。押し流せたとしても、配管などで再びつまるおそれがあります。

つまりを取り除くときには、ワイヤー式トイレクリーナーを使用しましょう。

ワイヤー式トイレクリーナーは、ワイヤーの先端でつまっている部分を崩すことによりつまりを解消するものです。それだけではなく、ワイヤーの先端をひっかけるようにすることでつまりを取り除くことができます。

ワイヤー式トイレクリーナーを使用するときはラバーカップと同様、止水栓を閉め、ビニールシートで養生してから作業をおこなってください。

ワイヤーの先端を便器の排水口の奥に入れていきます。つまっている個所にぶつかったらハンドルを回し、つまりにひっかけて取り除いてください。

ワイヤー式トイレクリーナーの使い方

ただし、おもちゃやボールペンなどの固形物がつまっているときは、ワイヤー式トイレクリーナーでひっかけて取り除くことは難しいです。

無理に取り除こうとして逆に奥に押し込まれてしまうと、つまりが悪化してしまうおそれがあります。そのようなときは無理せず業者へ依頼しましょう。

【原因②:対処法】正しい水量と水圧で流す

水量や水圧不足でつまりが発生しているときの対処法をご紹介します。

バケツの水で水圧を加える

レバーの大小がうまく使えずつまってしまったときは、バケツで水を流し水圧を加えることで、つまりが解消することがあります。

バケツの水を使うときのポイントは2つあります。

  • 少し高めの位置から流すこと
  • 排水口に直接流すこと

便器内に溜まっている水は、なるべく抜いてから水を流してください。一度に大量の水を流すと水があふれ出てしまうおそれがあるため、ゆっくりと流すようにしましょう。

タンク内のペットボトルは取り除く

タンク内にかさ増しとしてペットボトルや瓶、レンガなどを入れている場合は取り除きます。

かさ増しとして入れていたものを取り外してレバーを回すと、流すために必要な標準水位までタンクに水が溜まります。

タンクにはボールタップや水位調整リング、浮玉など水位を調整するための部品があります。これらの部品が正常に動くことで、適切な量の水がタンクに溜まる仕組みです。

水が溜まったら、再びレバーを回して水を流しましょう。水量や水圧が不足しているだけであれば、適量の水を流すことで解消できます。

もし、かさ増しのものを取り除いても水量や水圧が不足しているときは、タンク内の部品の不具合が考えられます。

【原因③:対処法】尿石は重曹と酢で掃除をする

便器についた排泄物や尿石は、重曹を一緒に使うことが効果的です。

尿石は尿に含まれるカルシウムイオンが元となり発生するものです。尿石はアルカリ性の汚れのため、酸性の酢をかけることで中和されます。重曹と酢を混ぜることで発生する炭酸ガスによって、尿石が落ちやすくなるのです

重曹と酢の効果について、このように紹介されています。

時間が経った汚れは自然と尿の成分が分解されてアルカリ性に傾くので、酸性の酢水(酢原液を2~3倍の水で薄めたもの)のスプレーが汚れにもニオイにも効果的です。
酢には水中のカルシウムによる結晶性の汚れをゆるめる作用があるので、水垢のような頑固な汚れに有効です。

(引用:kufura)

使用量
  • 重曹:カップ1/4
  • 酢 :カップ1/2
  1. 排水口から重曹をふりかける
  2. その上から巣を流す
  3. 30分ほど放置する
  4. 40度ほどのお湯を流す

作業をおこなうときは換気扇をつけるなど、しっかりと換気をしましょう。暖房便座や温水洗浄便座を使用されている方は、あらかじめ便器の電源コードを抜いてください

水が流れずつまっているトイレに使用すると、炭酸ガスがあふれ出てしまうおそれがあります。便器に溜まっている水は、バケツなどで取り除いてから使用してください。

自分で解決できない!そんなときは早めの業者依頼を

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そんなときは、早めの業者依頼がおすすめです。

つまりはトイレだけではなく、タンクや排水管の問題で起きていることも多いです。

排水管が破損変形している状態でトイレを使い続けると、つまりが起きるだけでなく、水が逆流してくることがあります。

タンクや排水管の故障・劣化は、自分で直すことは難しいです。原因がわからない、自分での対応が難しいと感じたときは、無理せず業者へ点検や修理を依頼しましょう。

異音や異臭があるときはトイレがつまる兆候

つまりは突然起きるときと、徐々に起きるときがあります。徐々につまるときには兆候としておこる症状があるため、該当の症状が起きたときは注意が必要です。

つまりの兆候となる症状
  • 水の流れが悪い
  • 水位が上昇する
  • 異音がする
  • 異臭がする

水の流れが悪い、水位が上昇するなどの症状は、トイレがつまる兆候として一般的に多いものです。それだけでなく、コポコポなどと異音がすることもつまりの兆候です。

普段より流れが悪く、それと合わせて異音がするときは、つまりによって空気が押し上げられていることにより異音が発生しているということが考えられます。

ニオイや害虫が下水から上がってこないよう、便器には水が溜まっています。そのため、異臭がするときはつまりによって水がうまく溜められないことや、排泄物がうまく流れず引っかかっていることがあります。

兆候となるこれらの症状が続く場合は、業者へ点検を依頼したほうが賢明です。

つまりを予防するための日常での注意点

つまりを再び発生させないために日頃できる注意点をまとめました。

つまり予防の注意点
  • トイレットペーパーを一度に大量に流さない
  • 流せるものでも規定の量を守って流す
  • 排泄物・トイレットペーパー以外は流さない
  • レバーの大小を正しく使う
  • 尿石が溜まらないよう、こまめに掃除をおこなう

トイレットペーパーを多く使ったときは、つまらないよう複数回に分けて流すなどの工夫をするとよいでしょう。

流せるお掃除シート、猫砂など流せるものでも、たくさん使用したときは、分けて流すか可燃ゴミとして処分してください。

使用量について推奨しているメーカーもあります。つまりを予防するため、目安として役立ててください。

≪トイレに流す目安量≫

トイレットペーパー
TOTO HP参照
・大洗浄(大便時)
トイレットペーパー(シングル)10mまで、ダブル:5mまで
・小洗浄(小便時)
トイレットペーパー(シングル)3mまで、ダブル:1.5mまで
お掃除シート
エリエールHP参照
1枚ずつ大の水量で流してください。
トイレに流せる猫砂
ペティオHP参照
1回に流す量は約100ml以下にしてください。
猫砂を流す際は必ず「大」で流してください。
水洗浄化水槽が設置されている地域ではトイレに流さないでください。

まとめ

トイレのつまりはトイレットペーパーや排泄物だけでなく、嘔吐物や固形物のつまり、水量や水圧不足など、さまざまな原因があります。

解消するためには、原因に合わせた対処法をおこなうことが大切です。自分で対処できる場合もありますので、ご紹介した方法を参考に対応してみてください。

しかし、流したものに問題がなくても、タンクや排水管などでつまりや劣化が起きていれば、トイレがつまってしまいます。

もし、自分で対処しても直らないときや原因がわからないときは、無理せず業者へ依頼したほうが賢明です。

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