水道の蛇口がゆるいときの水漏れ原因と修理方法！シングルレバー他

蛇口がゆるいときは、蛇口の種類を確認することから始めましょう。なぜなら蛇口がゆるくなる原因は、その種類によって異なるからです。そして蛇口の種類と原因が判明した場合は、正しい対処法を施す必要があります。ただし、原因によっては業者に依頼しなければならないものもあるでしょう。

そこでこのコラムでは、蛇口の種類やゆるみの原因、その修理方法についてご紹介します。修理は自分でおこなう場合もありますが、業者に依頼する場合もあるので、その両方について詳しく見ていきましょう。

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まずは蛇口の種類を特定しよう！

蛇口がゆるいときにおこなう作業の第一段階として、蛇口の種類を特定することが挙げられます。使用している蛇口がどのタイプに当てはまるのか確認して、原因を突き止めましょう。

種類①単水栓

単水栓は、1つの液体しか出すことのできないものを指します。液体と記しましたが、一般的な家庭では水が該当するでしょう。温度を変えることはできず、水圧のみ変更することができます。

種類②ハンドル混合水栓

2つのハンドルによって、2つの液体を混合して排出することのできる蛇口の種類です。一般的な家庭では、ハンドルの1つが水、もう1つがお湯に割り当てられています。そのため、単水栓と違って温度調節をすることが可能です。

種類③シングルレバー混合水栓

シングルレバー混合水栓は混合水栓であるため、できることはハンドル混合水栓と変わりません。ただし、2つのハンドルの代わりにレバーが1つ取り付けられています。そのレバーを左右に動かすことで温度を、上下に動かすことで水圧を調節することが可能です。

「単水栓」や「ハンドル混合水栓」の蛇口がゆるいときの修理方法

単水栓とハンドル混合水栓は、どちらもハンドルによって水の調節をおこなっているため、その内部構造が似ています。そして蛇口がゆるい原因は、主に「スピンドル」と「コマ」という部品の不具合に絞ることが可能です。そのため、それらを交換するための修理方法について見ていきましょう。

準備するもの

準備するものは、基本的に以下で挙げるものです。ただし、蛇口のメーカーや商品によってはほかにも必要なものがあるかもしれないので、取扱説明書やメーカーのHPを確認するとよいでしょう。

・新しいスピンドルとコマ（サイズの合ったもの）
・モンキーレンチ
・プラスドライバー
・マイナスドライバー

修理の流れ

ゆるんだ蛇口の大まかな修理手順は以下のとおりです。誤った手順でおこなうと漏水やゆるみの悪化につながるので、丁寧に作業をおこなうようにしましょう。また、部品を解体するため、流れてしまわないように栓をしておくことをおすすめします。

「シングルレバー混合水栓」の蛇口がゆるいときの修理方法

シングル混合水栓の蛇口がゆるい原因には、「ナットのゆるみ」「台座のビスのゆるみ」と「本体を固定するビスのゆるみ」の3つが考えられます。そのうち台座のビスのゆるみは、自分で修理することが非常に困難であるため、業者に依頼するようにしましょう。

そして本体を固定するビスが原因であれば、本体に付いているものを六角レンチで閉めなおすだけで直すことができます。しかしナットのゆるみに関しては、正しい修理方法を知らなければ解消することが難しいといえるでしょう。そのため、以下では「なっとのゆるみ」に対する修理方法について述べていきます。

準備するもの

ナットを交換する必要がない場合、新しい部品は不要です。そのため、必要な道具はモンキーレンチだけになります。ただし、蛇口の構造にはメーカーによって細かな違いがあるため、修理の際には取扱説明書などを参照するようにしてください。

修理の流れ

修理はシンクの下でおこないます。大まかな構造が把握できたら、以下の手順に沿って作業をおこないましょう。シンク下は配管が通っているため、作業の際に破損させてしまわないように注意が必要です。また、作業自体は簡単なものですが、締め付けすぎたり別の部品をいじったりしないようにしましょう。

自分でできる作業は以上になります。商品によっては特別な処置が必要になることもあるため、蛇口のゆるみが再発する場合は業者に依頼するようにしてください。

蛇口がゆるいときの修理を依頼すると費用はいくらかかる？

蛇口がゆるいときの修理を業者に依頼するのであれば、その費用が気になるのではないでしょうか。そこでここでは、水に関するトラブルを請け負う業者の費用相場について見ていきます。

部品の交換にかかる費用

部品が破損している場合は、その部品を交換するだけで蛇口のゆるみを解消することができます。そのため部品にもよりますが、5,000円～10,000円程度で請け負う業者が多いようです。

蛇口の交換にかかる費用

蛇口を交換する場合は、蛇口自体の料金が部品より高くなります。そのため、部品交換より費用が高額になるといえるでしょう。こちらも蛇口の種類によりますが、30,000円前後が相場になります。

追加で費用がかかることも

業者に依頼すると、サービス内容などにより追加料金を請求されることがあります。そうした費用の誤差が心配な方は、見積りをとるようにしましょう。すべての料金をあらかじめ確認できるため、納得して作業を依頼することができます。

また、相場からかけ離れた費用を請求してくる悪徳業者も存在するため、複数の業者を比較できる相見積りをおこなうこともおすすめです。

まとめ

蛇口がゆるい原因は、蛇口の種類によって異なります。そのため蛇口に異変を感じたら、まず蛇口の種類を確認するようにしましょう。また、ゆるみの原因によっては自分で修理することが可能です。

そのため、正確な原因の突き止めと正しい対処法の実行が重要になるでしょう。しかし、蛇口のゆるみは自分で直すことができないこともあります。そのため自分で直せないと感じたら、迷わず業者に依頼するようにしてください。

プロの業者であれば、蛇口の不具合を悪化させることなく、最適な対応をしてくれるでしょう。また、信頼できる業者を選ぶには、相見積りをとることがおすすめです。弊社では、無料で相見積りをおこなっているので、業者選びで困っている方はぜひご利用ください。