トイレつまりには欠かせないグッズとして、ラバーカップが挙げられます。「ラバーカップ」と聞いて、ピンと浮かぶ方は意外と少ないかもしれませんね。実際、ラバーカップはさまざまな呼び方があります。
「スッポン」であったり、「ギュッポン」、「パフパフ」などと、使用するときの音の様子から、多くの別名が付けられています。そんなラバーカップには、サイズがあったり、形の種類があったりするのをご存知ですか?
いざトイレが詰まってしまい、ラバーカップを購入したいという時に、間違ったものを購入してしまっては、意味がありません。使用するトイレの様式であったり、排水口に使うのであればそのサイズも気にする必要があるのです。
今回は、そんなラバーカップの種類について、ご紹介します。正しい使用方法も知り、トイレつまりが起きてしまった際に、有効に使いましょう。
目次
あまり知られていないラバーカップの種類のこと
ラバーカップといわれて、多くの方が思い浮かべるのが、ゴム部分がドーム型で、中が空洞になっているものかと思います。
実は、ラバーカップには、和式用と洋式用があります。洋式トイレに使用するものと、和式トイレに使用するものでは、ゴム部分の形が少し異なるのです。それぞれ、排水部分の形にしっかりフィットするようになっています。
和式用は、多くの方が思い浮かべるであろう、ゴム部分がドーム型になっていて、中は空洞のものです。この和式用は、キッチンや洗面所などの排水溝にも使用することができます。
一方、洋式用は、ゴム部分は和式用のようにドーム型になっていますが、中は空洞ではなく、先端が少し出っ張った形をしています。ひと目で、和式用と洋式用の違いはわかりますが、どちらがどのような様式に合っているものなのかを知っておくと便利です。
近年は、多くのご自宅のトイレが洋式になったことから、洋式用のラバーカップが多く販売されています。また、洋式用のラバーカップの中でも、和式にも対応できる商品もたくさんあります。また、ラバーカップは、サイズもさまざまです。そのため、自分の自宅にあったものを選ぶ必要があるのです。

ラバーカップはサイズもいろいろなものが
ラバーカップを使用する際、最も大切なのは、その排水口をラバーカップのゴム部分が完全に覆うことができるかという点です。完全に覆うことができないと圧力をかけることができず、役目を果たしてくれません。
ラバーカップは、サイズもさまざまです。また、必ずしもサイズが大きいものを購入すればよいという訳でもありません。大きすぎても排水口を覆うことができないこともあります。大切なのは、適切なサイズものを購入するということです。
商品によっては、ゴム部分が変えられるというものもあります。柄は変えず、ゴム部分の交換があることで、使用できる箇所の幅が広がります。トイレで使用したものを、キッチンなどに使いたくないという方は多いでしょう。
キッチンなどの排水口にも使いたいという方は、1本で清潔に使用できるものもあることを知っておくとよいでしょう。
ラバーカップの正しい使用方法について
ラバーカップにサイズや種類があることは知ったけれど、正しい使い方がわからないという方もいらっしゃるでしょう。改めて、ラバーカップはどのように使うものなのか確認しておきましょう。
多くのご家庭は洋式トイレであるため、ここでは洋式トイレでのラバーカップの使い方をご紹介します。
まず、新聞紙や雑巾などで、トイレの床や壁を覆います。ラバーカップを使用する時は、どうしても水が飛び跳ねる可能性があります。トイレが詰まってしまった状態で使用するのならば、汚物が完全に流れ切っていないため、水も汚れていたりしますよね。
あとで拭いたりする必要がないように、あらかじめ覆っておくとあとで楽になります。トイレが詰まったことによる水位は、通常になるように調節しておきましょう。
もうひとつ大切なのが、大きなゴミ袋を用意することです。大きなゴミ袋を1枚のビニールとなるように、袋の横と底を切ります。大きな1枚のビニールとなったら、その中心にラバーカップの柄が通るほどの穴を開けます。その穴に絵を通し、便器を覆うようにビニールをかぶせましょう。
そうすることで、水のはねを根本的に防ぐことができます。ここまでできたら、いよいよラバーカップを使ってつまりを解消します。
コツは、ゆっくりと押し込んで、勢いよく引っ張ることです。これを何度か繰り返してください。そうすると、音を立てたりして水位が減ります。水位が減ったら、つまりが解消した合図です。
つまりが解消したら、すぐにレバーを引いて水を流すのではなく、しばらくはやかんやバケツで水を調節し、流れることを確認しましょう。

いろいろなラバーカップをご紹介!おすすめのラバーカップ3選
ラバーカップにサイズや種類があること、またラバーカップの使い方を知ったところで、おすすめのラバーカップをご紹介します。現在はほとんどのご家庭が洋式トイレであるため、洋式用を中心にご紹介します。
①【オーエ】洋式用 トイレのつまりとり
オーエの洋式用ラバーカップは、ケース付きで、かつ軽量にこだわっています。サイズ展開が2種類販売されており、ご自宅のトイレに応じて変えることができます。
価格もお手頃で、手に取りやすいこともポイントです。また、あらかじめケースが付いていることで、すっきりと収納することもできます。軽量でありながら、しっかりとつまりを解消してくれます。
さらに、柄の長さは女性でも使いやすいように、力が伝わりやすい長さになっているのです。洋式用の出っ張り部分をゴムの内部に押し込めば、和式用や排水口のつまりとりとしても使うことができます。
②【山崎産業】デイリークリーン ラバーカップ 洋式大
山崎産業のラバーカップも、気軽に手に取れる価格です。こちらは、3種類あり、こちらで紹介している洋式用の大きいサイズもののほかに、洋式用で小さいサイズ、さらには和式用の大きいサイズものがあります。
山崎産業は、清掃に関する商品を、家庭用から業務用まで幅広く取り揃えているメーカーです。多くの方からの信頼を得ているメーカーだからこそ、根強い支持を集めています。
サイズや種類の異なるものが3種類販売されているため、ご自宅での用途に合ったものを選ぶことができます。
③【SANEI】真空式パイプクリーナー
三栄の真空式パイプクリーナーは、見た目はラバーカップとは大きく異なります。真空ポンプを使って、トイレのつまりを解消するものです。原理は同じですが、シンク式ポンプにすることで、商品上部についているレバーを上げ下げするだけでよいため、力の弱い女性でもひとりで行うことができます。
また、このひとつの商品に、ラバー部分が2種類付いています。ラバー部分を交換することによって、洋式トイレだけでなく、台所や浴室、洗面所などさまざまな排水口に対応できるのです。
まとめ
ラバーカップで大切なのは、ゆっくり、そしてしっかりと押し込んで、一気に引っ張ることです。それを何度か繰り返すことで、つまりを解消することができます。
ラバーカップには、サイズや種類があり、使用箇所によってぴったり合うものを使用することが大切です。特に、洋式トイレに使用する際には、ゴム部分がドーム型の内部に出っ張りがある、洋式用を選びましょう。
また、ご紹介した商品のなかには、従来のラバーカップの使用法とは違うものもありますので、その商品ごとの説明をお読みくださいね。もし、ラバーカップを何度か試してみてもつまりが解消しない場合は、尿石など、排水口にこびりついてしまっているものが原因の可能性があります。
ラバーカップでトイレつまりが解消しなかったら、違う方法を試してたり、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「水漏れ修理・トイレつまり工事」をご覧ください。
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