障子は紙だけじゃない!障子紙をプラスチックにすれば破れない!!

2022.7.12

障子は紙だけじゃない!障子紙をプラスチックにすれば破れない!!

和室などでよく見られる障子は、日本では昔から窓や扉などの建具として使われてきた歴史があります。最近では、和室はもちろん、デザイン性があるものは洋室に取り入れている家も多くあるそうです。障子の特徴として、木枠に紙が貼りつけられていることが挙げられ、紙を貼りつけることで風や直射日光を和らげることができます。しかし紙は傷みやすいので適度なお手入れが必要になってきます。

そんな面倒くさいお手入れの手間を省く手段として、障子紙をプラスチックに変える方法が非常に有効的なのはご存知でしょうか。この記事では障子紙をプラスチック変えることに関してご紹介します。

プラスチック製の障子紙とは?そのメリットとデメリットは?

「障子紙にいっぱい穴が開いてみっともない……。」張り替える手間が面倒くさいことから、障子が破れていても取り換えない家庭もあるのではないでしょうか。たしかに、障子紙は障子を外して紙を貼る手間があるので張り替えるのがおっくうになってしまいます。

そんなときは一度張れば張り替える必要が減る「プラスチック製」を使うことをおすすめします。そんな障子紙をプラスチック製に張り替えるメリットとデメリットについてご紹介します。

プラスチック製のメリット

破れにくく耐水性がある

プラスチック製の障子紙は水を通さないので、雨や湿気などの水気を弾いてくれます。また、猫がひっかいたり、子供が穴を開ける心配もないので見栄えよく障子を保つことができます。

拭き掃除ができる

紙とは違い、汚れやホコリがついても濡れた雑巾などできれいにすることが可能です。取り換える手間がなく、きれいに障子が保てるのは嬉しいポイントのひとつです。

冷暖房が効きやすくなる

プラスチックは空気を外に逃がしにくいので、室内の冷暖房の効率が上がります。また、冷暖房の効率が上がることにより、節電にも繋がりやすくなるのもメリットです。

バリエーションがある

メーカーによってプラスチック製の障子紙に模様があるのもがあります。自分の趣味や家の雰囲気に合わせてデザインを選ぶことができるので、模様替えが好きな方にもおすすめです。

プラスチック製デメリット

通気性がない

プラスチックは風を通しにくい素材なので紙と比べて通気性が劣ってしまいます。適度な換気などの対処が必要になります。

少し高い

プラスチック製の障子紙は水を通さないので、雨や湿気などの水気を弾いてくれます。また、猫がひっかいたり、子供が穴を開ける心配もないので見栄えよく障子を保つことができます。

プラスチック製は障子紙より機能性があり、長く使えますが、その分紙より金額が割高になってしまいます。プラスチック紙を買うときは障子紙より金額が高いことを念頭に置いて購入しましょう。

プラスチック製の障子紙とは?そのメリットとデメリットは?

障子紙をプラスチック製のものに交換する際に必要な道具

プラスチック製の障子紙だけでは障子にプラスチックを貼ることはできません。障子紙からプラスチック製のものに交換するときは必要な道具を用意しましょう。貼り替えに必要な道具にはこんなものがあります。

必要な道具

プラスチックの障子紙

プラスチック製の障子紙に取り換えるときは、必ず準備しておきましょう。ホームセンターや通販などで気軽に購入できます。バリエーションもあるのでお好きな柄を選んでください。

専用両面テープ

これは障子紙をプラスチック製に変えるときに重要なアイテムのひとつです。プラスチック製の障子紙は、障子紙を貼り替える時に使うのりでは貼ることができません。専用両面テープは買い忘れないようにしましょう。

カッターやカッティング定規

障子に合う大きさにカットするために必要です。これがあれば自分の家の障子サイズに合ったプラスチック製の障子紙を貼ることができます。

プラスチック製の障子紙の貼り方

障子紙からプラスチック製の障子紙に貼り替えるときは以下の手順で張り替えを行いましょう。

張り替え手順

①障子紙を障子に仮止めして、障子のサイズに合った大きさに大まかに障子紙をカットしていきます。
②障子紙をカットしたら一度障子紙を除けて、障子に両面テープを貼っていきます。このときに両面テープの剥離紙をはがし忘れないように注意してください。
③テープをはがしたらたるみが出ないように障子紙を貼っていきます。貼り終わったら余白の障子紙をカッターできれいにカットしたら完成です。

完成したら障子を窓枠に取り付けましょう。取り付けたら機能的なプラスチック製の障子紙の機能を体感してみてください。


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プラスチック製の障子紙を剥がす場合は?

障子紙をプラスチック製のものに変えたものの、「自分には不向きだった」、「デザインがちょっと……。」と人によっては不満に思われる方もいるかもしれません。障子紙が剥がせるようにプラスチック製の障子紙も剥がせないことはないので、お手入れときや、元に戻したい場合のためにプラスチック製の障子紙を剥がす方法をご紹介します。

はがし方手順

プラスチック製の障子紙を貼るときに使った両面テープはのりとはちがい、粘着力が強いので無理にはがしてしまうと木枠を傷つけてしまう恐れがあります。剥がすときは丁寧に、焦らずはがすことを心がけましょう。

①プラスチック製をはがしやすくするためにドライヤーの温風を当てて、プラスチックを柔らかくします。
②柔らかくしたらやけどしないようにゆっくりとはがしていきましょう。焦ってはがしてしまうと木枠を傷つけてしまします。
③障子からプラスチック製の障子紙を取り外せたら、テープを取り除いて完了です。

まとめ

障子紙をプラスチック製に変えると障子紙で起こっていたデメリットを回避することができ、障子紙では得られなかった機能を得ることもできます。障子紙を使った見た目より、障子の機能性を重視したい方は障子を紙からプラスチック製に変えることをおすすめしますが、各家庭に合った障子紙の素材を選んで、自分が気に入るようにお部屋をカスタマイズしていくのがベストです。

「やっぱり紙に戻したい」と思われる場合は、手間はかかりますが元に戻すことも可能です。障子紙の交換や素材を変えることは気軽にできますので、一度障子紙をプラスチック製に張り替えて、プラスチック製の障子紙の機能を体験してみましょう。

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