
「普通に起動するけれど、なんだかパソコンが不調な気がする……」パソコンを日々使っていると、そういうこともありますよね。
パソコンの不調は、症状によってはほんの少しの工夫で直せる可能性があります。ただ、その症状が大きな故障の前触れであることも考えられるので要注意です。
パソコンが不調なときによくある症状と、簡単にできる対処法をまとめました。毎日パソコンを使う方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
こんな不調が出たら故障かも?
パソコンの不調は軽いものから重いものまでさまざまですが、もし以下のような症状が見られたら、故障かその前触れかもしれません。
ディスプレイに異常がある
ディスプレイが故障した場合多くみられるのが、画面に何も映らなくなるという症状です。映ったとしても画面に線が入ったりすることもあります。
ただ、この症状はディスプレイにつなげるケーブルが抜けていたり、うまく接続されていなかっただけという可能性もあるので、まずは配線をチェックしてみてください。
ハードディスクに異常がある
ファイルをコピーしようとしてもできなかったり、エラーメッセージが何度も出る場合は、ハードディスクが故障している可能性があります。読み込みに極端に時間がかかったり、読み込み中に固まってしまうというのも、ハードディスクの故障で起こる症状です。
また「ガリガリ」「ブーン」「キーン」などの異音がするときも、ハードディスクの故障を疑ったほうがよいかもしれません。ハードディスクに問題があると「カリカリ」という通常の作動音でない異音を立てることがあります。
データが失われるおそれがあるので、正常に動くうちにバックアップを取っておきましょう。
CPUに異常がある
CPUとは、パソコンの頭脳にあたる部分です。パソコンの性能を決定するパーツで、通常ならめったに故障することはありません。しかしパソコンの電源を入れていつまでたっても起動しないときや、起動中に固まってしまうなどの場合は、CPUが故障しているおそれがあります。
また、パソコンを使っている最中に突然電源が落ちるという場合は、CPUが熱暴走を起こしているかもしれません。ほこりが溜まると冷却ファンが動かなくなることがあるので、CPUの冷却ファンが正常に動いているかチェックしてみましょう。
パソコンの状態を『信頼性モニター』で確認
信頼性モニターとは
インストールされたプログラムや、アプリケーションがエラーを起こしたことを記録し、安定性を10段階に分けてグラフで表示します。
パソコンが不調なときは、信頼性モニターのグラフを確認してみてください。安定性が低い日の記録を見て、原因を探ることができます。
原因が特定できたら、不具合がみられるプログラムを再度インストールし直したり、バックアップを利用して、不具合が発生する前の状態に戻すという使い方ができます。
ただ、これは大まかなエラーの概要を表すだけで、具体的な解決策が出されるわけではありません。パソコンに詳しいプロなら解決できるかもしれませんが、素人の場合は自己で解決することは難しいようです。
最も簡単な対処方法『再起動』
画面が固まったり速度が遅くなったりする、よくあるパソコンの不調なら、再起動をすることによって解決できることが多いようです。他にも、フリーズしてしまったり、USBを挿してもうまく反応しないなどの症状がみられたら、一度再起動をしてみましょう。
再起動をするということは、電源を入れたままパソコンをリフレッシュさせるという状態です。長時間作業をしている場合は、定期的に再起動することでメモリがクリアになり、処理速度が上がる場合が多くあります。パソコンを一度すっきりさせるということですね。
試しておくべき方法4選
パソコンに不調が見られると「故障かな?」と焦ってしまいますが、まずは落ち着いて、自分でできる対処法を試してみましょう。
パソコンのケースを開けてみる
ケースの中にほこりが溜まると、冷却ファンがうまく動かなくなり、パソコンが熱暴走を起こして、起動時に何度もフリーズしてしまうということがあります。また、冷却が十分でないと処理速度落ちて使いにくくなるということも考えられます。
ケースを開けて、内部を傷つけないようエアスプレーなどのパソコン専用の道具を使い、定期的に掃除しましょう。
デフラグしてみる
同じパソコンを長年使っていると、気づかないうちにデータがバラバラに蓄積されていることがあります。デフラグというツールを使えば、蓄積されたデータが整理されるので、パソコンの処理速度が格段に上がる可能性があります。
ただし、頻繁に行うとハードディスクドライブの負担になるので、月に1~2回くらいにしましょう。
ウイルスをチェックしてみる
パソコンがウイルスに感染すると重くなり、動作しにくくなることがあります。ウイルスに感染していないか、チェックしてみましょう。
また、セキュリティ対策は常に万全にしておくことが大切です。
ソフトをいくつも立ち上げすぎない
処理速度が遅い原因の一つに、パソコンの性能を超えたソフトをいくつも立ち上げてしまっていることが考えられます。パソコンに負荷をかけないためにも、使っていないソフトはまめに閉じるようにしましょう。
このとき、重くてソフトが閉じられなくなってしまった場合は、「Ctrl+alt+delete」を同時に押してタスクマネージャーを呼び出しましょう。使用しないソフトを選択して、強制的に終了させてください。
まとめ
日ごろからパソコンを使っている方は、多少パソコンが不調でも冷静に対応できるかもしれません。しかし慣れていないと、どうしても慌ててしまいますよね。
しかし慣れている方でも、再起動やデータの整理をしたところで不調を直すことができない場合もあります。パソコンは精密機器なので、ある程度の対処法を試しても直らなかったときは、無理せずパソコン修理のプロに相談してみましょう。
パソコン修理を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「パソコン修理」をご覧ください。
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