
鍵を紛失してしまったときは焦ってしまうものですが、そんなときは冷静になって自分がどこで鍵を見失ったのか、鍵をよく置き忘れてしまいがちな場所を探すようにしましょう。
それでも見つからない場合は、業者さんにお願いして鍵の解錠をしてもらう必要があります。その際にかかる費用と鍵のトラブルがあった後の適切な対処法を今回は説明していきます。

同じ意味の「解錠」と「開錠」。違いは手段
「解錠」と「開錠」、どちらも読み方は「かいじょう」ですが、二つとも鍵を開けることを意味する言葉ですが、その方法が全く違うのです。
鍵の解錠は鍵を壊さずに開けるとこを意味しており、それに対して開錠は手段を問わず壊してでも鍵を開けることを意味します。そのため開錠はどちらかというと災害時などの鍵を壊してでもなんとかしなければならないような場合に使うことが多いようです。
鍵を紛失してしまったようなトラブルの際は鍵を壊さずに開ける解錠で作業を行いますが、場合によっては開錠しなければ鍵を開けることができないようなケースもあるようです。そのためどういった手法で鍵を開けるのかあらかじめ業者さんに聞いておくのがよいでしょう。
ドアなどの解錠を依頼する前に確認すること
鍵を紛失した場合に、鍵の解錠を業者さんに依頼する前に本当に鍵を紛失したのかを確認しましょう。まず冷静になって前日からの自分の行動を振り返りながら探すことが重要です。
鍵は意外と思わぬところに置きっぱなしにしがちです。よく鍵を置いたまま忘れてしまいがちな場所をいくつか紹介します。
玄関
鍵を保管する場所でも特に多いのが玄関です。帰った時下駄箱の上などに放ったまま忘れてた、なんてこともないとはいいきれません。そのため鍵をなくした場合はまず玄関周辺を探すと見つかるかもしれません
衣服のポケット
荷物がふさがっていたりすると鍵を服のポケットにしまいがちです。ポケットにしまい込んだまま忘れていて次の日などに外出する際、「カギがない!」なんていうパターンはありがちではないでしょうか。
慌てて準備をしている時は鍵をポケットに入れたことすら忘れて鍵がないと探しているようなこともありえます。まずは自分の身に着けている衣服、昨日着ていた衣服まで念入りに探しましょう。
駅
定期券などをポケットから取り出す際に鍵が落ちてしまうなんてこともよくあります。通勤、帰宅ラッシュの時は特に駅が混みあいます。そのため落したことにすら気づかないケースもあるのです。
また駅構内だけでなく電車内でも後ろポケットなどに財布などと一緒に入れていると何かのひょうしに落ちてしまい、気づかないまま電車を降りてしまうなんてこともあるかもしれません。
気づいたらすぐに駅員さん鍵の落とし物がないか聞いてみましょう。電車内で落とした場合は乗っている電車の時刻と何行きの電車の何両目かをきめ細かく伝えることで迅速な対応をしてもらえます。
車の中
車の中は非常に狭く死角が多いです。そのため座席シートの下やすき間などに落ちている可能性もあります。
特に自宅の鍵と車の鍵を分けて管理しているような方は車の中に落ちているようなパターンも考えられるので一度探してみましょう。
鍵解錠の費用相場
自宅の鍵や車、金庫などそれぞれの鍵の解錠にかかる大体の費用相場をまとめました。
自宅の鍵
鍵を紛失した際などの鍵の解錠や鍵の故障、トラブルが起きている場合は大体8,000円~からが相場となっています。
ディンプルキーなどのピッキング対策が行なわれている防犯性の強い鍵ですとやはり少し値段が上がるようで1,0000円~からとなっています。
車・バイクの鍵
一般的な国産車ですと鍵がギザギザになっているタイプのものの場合は大体8,000円から行っています。またウェーブキーといった少し特殊な形をしているものですと値段が上がり、大体12,000円~となっています。
輸入車や高級車ですとやはり鍵の解錠にも手間がかかるようで値段が上がり、大体14,000円から行われています。
バイクの場合はヘルメットを入れるメットインの開錠は大体8,000円~から行われています。ただ、バイクの種類によっては新たに鍵を作成しなければならないこともあるようでその際、鍵の作成費用が大体12,000円~から行われています。
金庫の鍵
家庭用のダイヤル式の金庫でダイヤルの番号がわからない場合の解錠は大体12,000円~行われています。鍵がなくてダイヤルの番号が分かる場合は同様に12,000円ほどかかります。
鍵もなくダイヤル番号もわからない場合はやはり少し高くなり18,000円かかります。
玄関ドアなどの鍵を紛失した場合の行動
どうにも鍵が見つからない場合は、鍵の解錠を業者にお願いする前に警察に遺失届(いしつとどけ)を出しましょう。遺失届を出す際は近くの交番でも構いません。運がよければなくした鍵が交番に届いていることもあります。そのため鍵を落した場合は必ず連絡するようにしましょう。
遺失届を出す際、どのあたりで鍵を見失ったのかを詳しく説明できると手続きもスムーズにいきます。遺失届を出してからすぐに鍵が見つかることもあれば何ヵ月かかかってしまうこともあります。
また落してしまった鍵は何者かに合鍵などを作られている可能性もあるので、できるだけ長くは使わず鍵交換するようにしましょう。
まとめ
鍵の解錠をするには業者さんにお願いしなくてはなりません。本当に鍵を紛失したのか、それすらあいまいなことが多いと思います。そのため鍵を紛失したらまず自分の身の回りから前日までたどってどこで鍵を見失ったのかを思い出し、鍵を探しましょう。
それでも見つからない場合は鍵の解錠を業者さんにお願いする必要がありますが、念のために警察に遺失届をだしておくことが重要です。その際鍵が見つかっても何者かに合鍵を作られている可能性もありますので、鍵交換をしておくことをおすすめします。
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