鍵を紛失したら管理会社に連絡!賃貸での確認事項・交換の疑問まとめ

2021.4.30

鍵を紛失したら管理会社に連絡!賃貸での確認事項・交換の疑問まとめ

賃貸物件の鍵を紛失したら管理会社に連絡してみましょう。管理会社に連絡すれば、スペアキーを持ってきてくれたり、鍵開けをおこなってくれたりする場合があるからです。

しかし、一度も経験したことがなければ、いざ管理会社に連絡するといっても、「具体的にどのようなことを聞けばよいのかわからない……」と困ってしまうことでしょう。そうならないために、鍵紛失時に管理会社が何をしてくれる可能性があるのか、管理会社にどう連絡すればよいのか、知っておくとよいです。知識を深めておくことによって、いざという事態にも、焦らずに行動できるようにしてなります。

そこで本コラムでは、鍵を失くした際に管理会社に確認する事柄や鍵交換の注意点、交換費用や防犯性の高い鍵を選ぶコツなどをご紹介しています。コラムを最後まで読んで、鍵紛失の際の正しい行動を知りましょう。そうすることで、鍵紛失トラブルをスムーズに解決ができるはずです。

鍵を紛失!管理会社に確認しておくべきこと

ここでは、現在住んでいる賃貸物件の鍵を失くしてしまったときに、管理会社に確認すべきことをご紹介いたします。鍵紛失の際は管理会社に対応内容を聞いておくことで、スムーズに対処することができるでしょう。

【1】鍵開けはしてもらえるか


管理会社には、鍵開けをしてもらえるかどうかを聞くとよいでしょう。しかし管理会社の場合は、鍵開けをおこなっていないところもあるようです。もし鍵開けができないのであれば、鍵業者に連絡してみるとよいでしょう。鍵業者に連絡すると、到着してから15~30分程度で鍵開けをおこなってくれます。

【2】到着までの時間

鍵開けをおこなってくれる、スペアの鍵を持ってきてくれるということになった場合は、管理会社のスタッフがどれくらいの時間で到着するのかを把握しておきましょう。

とくに、管理会社がマンション・アパートから離れている場合や夜間の場合などは、都合通りにいかないこともあるので、必ず聞いておくようにしましょう。

到着までの時間を聞いておけば、ドアの前でずっと待ち続けるようなことをしないで済みます。近くにあるカフェやファミリーレストランで時間を潰すことも可能なのです。

【3】費用・支払いに関して

鍵開けをおこなう場合は、どれくらいの費用が必要になるのかを聞いておきましょう。また、料金はその場で支払うのか、後日支払うのかなど、支払い方法もあわせて聞いておくと、いきなり請求が来て慌ててしまうといったことにもならないでしょう。管理会社によっては、出張料金の支払いを求められることもあるため、事前にきちんと確認しておくとよいです。

【4】鍵開けに必要なもの

実際に鍵を開けてもらうときには、本当にその部屋の住人なのかどうかを確かめるため、本人確認をおこなうことがあります。そのため免許証など、身分が証明できるものを持っておくとスムーズに作業が進むでしょう。

管理会社と連絡が取れない!そんなときは

管理会社に電話をしてみても、連絡が取れないことがあります。とくに深夜帯など、時間が遅い場合は、管理会社につながらないことがあるでしょう。そのときは、24時間いつでも対応してくれる鍵業者に連絡してみましょう。

鍵業者に依頼したときの費用相場は、5,000~10,000円くらいです。しかし、時間帯によっては深夜料金や交通費などが発生することがあるため、連絡を取った鍵業者にすぐ依頼してしまうのではなく、「費用がいくらかかるのか」をきちんと確認しましょう。

ただし、鍵業者を呼んで対応してもらった場合は、次の日にでも管理会社へ報告するようにしましょう。勝手に鍵業者を呼んだことが後々知られてしまっては、何かしらのトラブルが発生するおそれもあります。最初は管理会社に連絡したけれど、電話がつながらなかったから自分で鍵業者を探して対応してもらったことをハッキリと伝えたほうが、安心です。

賃貸物件の鍵紛失|交換は勝手にしてもOK?

鍵を紛失してしまったときには、最優先すべきことは開錠してもらうことでしょう。けれど、鍵を開けてもらっただけでは安心することは、早いといえます。なぜなら、紛失してしまった鍵を誰かが拾ってしまったおそれがあるからです。

鍵を紛失したときには、鍵の交換を考える人も多いことでしょう。鍵を新しいものに変えてしまえば、紛失した鍵を誰かが拾っていても安心できるからです。しかし、賃貸物件の場合、鍵開け同様、鍵の交換も勝手におこなってよいことではありません。

鍵の交換についても、正しいやり方を理解しておかなければ、大家や管理会社との間でトラブルが起きてしまうおそれがあります。ここでは、賃貸物件の鍵交換について、注意すべきことをご紹介します。

必ず大家・管理会社に許可を取ってから!


マンション・アパートの鍵の交換をおこなう際は、必ず初めに大家さんや管理会社の許可を取ることが必要になります。勝手に鍵の交換をおこなってしまうと、契約違反となってしまい、退去しなければならない状況になるおそれもあるため注意しましょう。

オートロック物件は鍵規則が厳しいところも

オートロックの物件の場合は、鍵規則が厳しく、物件よっては鍵交換や合鍵の作成を禁止しているところもあるようです。またオートロックの物件は、セキュリティの観点から、マンション全室の鍵を交換する必要がある場合もあります。後々大きなトラブルにならないためにも、鍵交換の際は事前に大家さんか管理会社に連絡をすることが重要です。

賃貸物件の鍵交換|費用は誰負担?

鍵交換をするときには、基本的に大家さんや管理会社の許可が必要なことがわかりました。鍵を紛失したら管理会社に連絡することが大事ですが、それでは鍵交換の費用は誰が負担すればよいのでしょうか。ここでは、鍵交換の費用や保険の適用などについてご紹介していきます。

紛失による交換は「借主負担」

賃貸物件の場合、鍵紛失による交換の費用負担は、現在マンション・アパートに住んでいる「借主」になります。しかし、火災保険や住居サポートなど、契約内容によっては補償がされることがあるため、契約書などで確認してみるとよいです。

火災保険は適用できる?

火災保険は、火災をはじめとする災害や自然災害によって、建物や家財などに損害が生じたときに補償をするための保険のことです。そんな火災保険の中には、生活トラブルを解消してくれるサービスをつけている場合があります。鍵交換や鍵トラブルなどに遭ったときには補償をしてくれることがあるため、火災保険に加入している方は一度確認してみるとよいでしょう。

住人サポートがある物件もある

賃貸物件によっては、入居者用の住人サポートをおこなっていることがあります。鍵交換や鍵紛失に対応している場合もあるので、エントランスに貼ってあるパンフレットを見てみることや、直接管理会社に問い合わせをして確認してみるとよいでしょう。

紛失後はなるべく早い鍵交換が理想的

鍵を失くしてしまうと、鍵を拾った人が悪意をもって部屋に侵入してくることが考えられます。このようなリスクをなくすためにも、鍵を失くした場合は、すぐに大家さんや管理会社の許可を取り、できるだけ早く鍵交換をすることが大事です。

また鍵交換の費用は、鍵の種類によっても異なってきますが、賃貸物件の場合はだいたい10,000円~20,000円前後であることが多いでしょう。オートロックの物件に住んでいる方の場合は、20,000円~40,000円前後とやや高くなっています。

防犯性能が高い鍵とは?選び方を知ろう

鍵を紛失して管理会社から鍵交換の許可が下りれば、より防犯性能が高い鍵に交換してみてもよいでしょう。セキュリティ対策をしっかりおこなうことによって、空き巣によるピッキング被害などを防げる可能性が高まります。ここでは、防犯性能が高い鍵を選ぶコツについてご紹介していくので、鍵交換の際にはぜひ参考にしてみてください。

【1】耐ピッキング性能

防犯性能が高い鍵とは?選び方を知ろう
ピッキングとは、鍵穴に針金などを差し込んで、無理やり開錠する行為のことをいいます。ピッキングは、今でもおこなわれているおもな侵入手口のひとつです。そのため、鍵交換の際には、ピッキングに強い鍵の種類を選ぶと安心でしょう。

鍵には、ピッキング耐性を表す数字が書かれています。そのため、できるだけピッキング耐性が高い鍵を選ぶようにするとよいでしょう。

【2】耐サムターン回し性能

サムターン回しとは、ドアの外側からドリルなどを使って穴をあけて、サムターンと呼ばれるつまみの部分を回転させて開錠する侵入手口のことをいいます。サムターン回しも、現在日本で広くおこなわれている不法侵入手口のひとつです。

サムターン耐性については、サムターン回しが5分以内にできた場合は「なし」、5分以上かかった場合は「あり」という表記がされています。また、サムターン回しを対策するためには、サムターンにサムターンガードを取り付けることや補助錠を設置することが挙げられます。

【3】耐鍵壊し性能

耐鍵壊し性能は、ピッキング耐性と同じく、数字で表されていることが多いです。鍵穴を壊すのに要した時間が、「5分未満」「5分以上」「10分以上」といった3段階で表記されています。防犯性の高い鍵を選ぶ際には、耐鍵壊し性能が「10分以上」のタイプにするとよいでしょう。

【4】理論鍵違い数

鍵の防犯性は、鍵のパターン数によって決まるといっても過言ではありません。鍵の違い数はメーカーや種類によって異なるため、鍵のパターンが多いものを選択するとよいでしょう。鍵のパターンが多いほど、ピッキングなど不正解除に時間がかかり、防犯性能が高くなります。

難しいと思ったら「CPマーク」つきを選ぼう

鍵の防犯性能を確認しても、よくわからない場合は、「CPマーク」がついているかを確認するとよいでしょう。「CPマーク」は、警察庁や民間団体などが協力しておこなわれる官民合同会議で、厳しい試験に合格したタイプだけにつけられるマークです。そのため「CPマーク」がついているものを選ぶと、高い防犯性をもった鍵に交換することができるでしょう。

しかし鍵は選択肢が多いため、「どの鍵を選べばいいんだろう……」とお悩みになる方もいるでしょう。そんなときは、ぜひ業者に相談してみることをおすすめします。

弊社では、全国のさまざまな業者と連携して、お客様に合った業者をご紹介しております。24時間年中無休で稼働しているコールセンターでは、いつでも全国から寄せられる鍵のご相談に対応させていただいております。ご紹介できる鍵業者が豊富だからこそ、あらゆる鍵のトラブルに対応することが可能ですので、一度お気軽にお電話をしてみてください。

まとめ

賃貸物件の鍵の紛失時には管理会社に連絡するようにしましょう。また、管理会社のスタッフには、鍵開けは可能かどうか・到着時間・支払い方法・鍵開けに必要なものなどを聞いておくと、スムーズに作業をおこなってくれるはずです。

鍵交換は勝手におこなわずに、必ず大家さんか管理会社の許可を取ってからするようにしましょう。勝手に鍵交換をしてしまうと、軽や違反になってしまうことがあるので注意が必要です。

鍵交換をする際は、できるだけ防犯性の高い鍵を選ぶとよいでしょう。近年でもピッキング被害やサムターン回しなどによる空き巣被害があるようです。どの種類の鍵を選べばよいかわからない方は、鍵業者に相談してみるとよいでしょう。

弊社は、優良な鍵業者と連携しているので、お困りの際にはすぐに対応可能です。まずはお電話をお待ちしております。

鍵トラブルを迅速に解決!

到着までにかかる時間 最短5

※対応エリアや加盟店によって変わります

あらゆる鍵トラブルをスピーディーに解決! 全国各エリアに多数の加盟店がいるから到着が早い!24時間受付対応だから深夜・早朝でもすぐに駆け付けます!

『生活110番』では、
お住いの地域で人気のプロを探せます

家の玄関、ビル・シャッター、バイク・車、金庫など、あらゆる鍵トラブルをお任せください。

鍵開け・交換・修理 7,700円~
鍵開け・交換・修理のおすすめ業者を見る

関連記事カテゴリ一覧

鍵開け・交換・修理の記事アクセスランキング

鍵開け・交換・修理の最新記事

カテゴリ別記事⼀覧